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誰もが初心者!山梨での家づくりはここから始めよう

誰もが初心者!山梨での家づくりはここから始めよう

今まで漠然とイメージしてきた家づくりが、だんだんとはっきりした形になってきたから、モデルハウスやイベントなどに参加して実物を見たりしたい!でも、そういうところって、一度行ったら強引に営業されそうで怖い、という具合に尻込みしている方、結構たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
家づくりって何から始めればいいのか、誰に相談すればいいかもわからない、そんな方のために、一人あたりの受注数全国1位、”行列ができる工務店”の栄冠をいただいた工務店トップホームズとして、家づくりのスタートはどのように切ればいいか、ということをお教えしましょう。

何のために新築一戸建てを建てるのかをよく考えて、資金計画を立てましょう

まずは資金計画です。家を手持ちの現金で購入する、という方はほとんどいないと思います。ご両親などから資金援助などがあるという方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は住宅ローンを検討することになるでしょう。
援助なども含めて、この全体の資金計画を誤ってしまうと、幸せで豊かになるはずの新居での生活が、住宅ローンを払うために様々な節約を強いられる苦しいものになってしまうかもしれません。
家づくりのスタートはここから 山梨県の工務店トップホームズの[幸せ家づくり標準ガイド]にも書きましたが、次の給料日やボーナスまで我慢するというぐらいならまだしも、そんな生活が何十年も続くようなことになっては、人生そのものの選択を誤ってしまうことになります。資金計画はそれほど大事なのです。
覚えておいていただきたいのですが、家を買うことそのものを目的と勘違いしないようにしましょう。あくまでも、家を建てた後の生活をより豊かにする、ということが家を買うことの目的だということを忘れないでください。
トップホームズは、安易な値引きをしません。その代わり「住宅価格を安くする智恵」をお施主様に提供しています。値引きされた住宅には、より安い建築資材や設備で済ませる必要があったり、職人さんにしわ寄せがいき、工事を手抜きしたり、短時間で終わらせようとしてしまったり、簡単に値引きできるということは、元から余分な利益をふっかけている可能性があったり、その工務店が経営状況が信頼できないことがあります。高い家を建てることも素晴らしいことかもしれませんが、ご家族が本当に幸せに暮らしていくためには、無理な資金計画は禁物なのです。
家を建てた後のライフプランまで考えてくれないような住宅営業マンなど、もってのほかです。情報を集め、生活の方針を立て、しっかりとした資金計画を立てて、間違っても、予算ぎりぎりの家を買わされることのないように強く心に決めましょう。
私たちは、豊富なお客様の実例を知っていますので、資金計画についてもプロフェッショナルです。「大切な「資金計画」だから、私たち工務店に相談してください」という記事をご覧ください。

信頼できる住宅工務店をパートナーに選びましょう

たいていの人にとって、家を建てるということは一生に何度もあることではありません。ほとんどの人が初心者です。
「こんな家に住んでみたいな」という漠然とした夢はあっても、それが正しいのか、それを実現するためにはどうすればいいのかわからないことと思います。
無駄な出費は極力抑えて、それでも夢の実現のために妥協することなく、家族みんなの生活に合った家づくりを行うためには、それを実現してくれる家づくりのパートナーを選ぶことがとても重要です。
あなたが思い描いた夢について、きちんとした提案をしてくれる工務店を選びましょう。
「社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」」を参考に、いい工務店を選んでください。
理想の家の形は、家族ごとに異なります。さらに、家族の中でも様々な異なる思いをみんなが持っています。
これも、[幸せ家づくり標準ガイド]に書きましたが、こうした夢を、どうすれば実現できるか、親身になって一緒に考えてくれる工務店こそ、あなたが頼りにするにふさわしいパートナーです。
いきなり工務店を訪ねるのは抵抗がある、という場合は、その会社が開催している住宅見学会やモデルハウス見学会を訪ねてみましょう。
見学会で、その工務店が建てた家を五感で感じてみましょう。
見学会の際は、「工務店として、現場見学会に参加する方にチェックしていただきたいこと」という記事をぜひ参考になさってください。
一度見学会に行っただけで、強引な営業をかけてくるような工務店は、信用できないところも多いです。信頼できる工務店なら、見学会などに参加しただけでは、しつこく営業してきたりはしません。もししつこい営業マンがいたら、「もう困らない!工務店の営業マンの断り方」という記事を参考にしてください。
私たちトップホームズも、毎月定期的に山梨で住宅見学会を開催していますので、ぜひおいでください。土日以外でも対応可能な予約見学会でしたら、ご都合に合わせてご覧いただけます。

都道府県別工務店住宅見学会カレンダーというWebサイトで、全国の住宅見学会の開催情報を探すことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

なかなかタイミングが合わないような場合は、工務店から資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか。トップホームズへの資料請求はこちらから行えます。どんなご質問でもお答えさしあげます。お返事もメールでいたしますので、訪問や押売りの心配もございません。「こんなことは?」と思ったら、まずはお気軽にメールしてみてください。やみくもに見学会に申し込んで参加しても、息切れしてしまいますので、まずは資料請求をして、ある程度工務店を絞りこむというのも、お勧めできる工務店選びのコツです。

わからないことは工務店に聞きましょう

家にはたくさんの種類があり、そこにたくさんの選択肢が生まれます。
木造と鉄骨のどちらがいいのかといったことに始まり、イメージだけでいっても、モダンにしたいか、シンプルにしたいか、レトロな感じがいいのか、ナチュラルを目指したいのか、かなり細かく分かれています。外壁や屋根ひとつとっても、モルタルか、サイディングか、タイルか、和洋どちらの瓦か、それとも金属瓦か、カラーベストか、といった具合です。これらすべてにおいて、工法・建て方・間取りなども種類やデザインを自由に選べるのですから、かなり多くの可能性と選択肢があります。それぞれには良いところや悪いところがあり、それを踏まえて家づくりを進めていくことが大事です。
ですので、お施主様として、家づくりのことをある程度勉強することも大事です。もちろん、わからないことがあれば、私たち工務店に聞いていただくだけで構いません。材質の個性や性格、弱点など、単に一般的なことをわかりやすく説明するだけではなく、お施主様のケースに即して、家族構成やライフプランに合わせた親身な提案をさせていただきます。
私たちトップホームズの施工事例はこちらからご覧いただけます。お気に召した家があれば、何でもご相談ください。

誰もが初心者!新築一戸建ての「家づくりはここから始めよう」 まとめ

今回は、家づくりに向かってスタートを切るためのポイントを紹介しました。
こうして家づくりに着手したら、家の大きさと形を決め、収納も含めて間取りを考え、外観など家の仕様やインテリアを決め、そしていよいよ着工と、考えることがたくさん出てきます(間取りについては、ぜひこちらの記事をお読みください)。
しかし、最初の一歩を踏み出さなければ、夢は夢のまま実現することはありません。これから取り組んでいく一生に一度の家づくり、ぜひ後悔しないものにしてください。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
家づくりに役立つ記事を他にも掲載しておりますので、ぜひ下のリストからお読みください。

家づくりの豆知識 知ってびっくり、身近な建築由来の言葉たち

知ってびっくり、家づくりにも役立つ建築由来の言葉たち
じつは、私たちの暮らしの中で使われる言葉の中には、建築用語が語源のものが結構たくさんあります。この「結構」という言葉自体も、あとでご紹介しますが、建築用語に由来しているといわれます。
「住まい」は人の生活には欠かせないものです。住まいに関する建築用語から様々な言葉やことわざ、慣用句が生まれたのも、そういう意味では不思議なことではないかもしれませんね。
ここではそんな言葉をまとめてみました。家づくりが始まり、職人さんなどとお話しする機会に、これらの豆知識を知っていると、感心してもらえるかもしれません。
家づくりが始まったら、「大工さんの仕事のジャマになるのでは?」などと心配せず、毎日でも現場に足を運んでもらいたいところです。
お施主様に現場に来ていただきたい日と、見るべきポイントについては、「注文建築の建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?」という記事をぜひご覧ください。

身近な「建築由来の言葉」を知って、山梨での家づくりに役立てよう!

“細部まで丁寧”が転じた「几帳面(きちょうめん)」

「几帳(きちょう)」というのは、平安時代以降、公家の邸宅に使われていた間仕切りの一種です。几帳の柱の表面は丸く面取りされており、両側に刻み目が入った細工が施されていました。本来、その細工のことを「几帳面」といいます。宮大工の技に通じる職人の技術が感じられますね。細部まで丁寧に仕上げられていることから、転じて、「きちんとしたさま」を表すようになりました。
「彼女は几帳面な女性なので、仕事がよくできる」
「私の父は会社では几帳面で、定年退職するまで一度も遅刻をしたことがなかった」
「うちの現場監督は几帳面な男でして、毎朝8時には現場前の道路を掃き掃除しています」
というような文章で使われます。
私たちトップホームズも、代々伝わる職人の技を大切にしています。

家を建てる主役はやっぱり女性?「大黒柱」

大黒柱とは、伝統的な民家建築において、建物の中央に位置する柱のことですが、その語源には諸説あります。七福神の大黒天にちなむという説、大黒柱が台所のある土間に立っていることが多いことから来ています(大黒天は台所に祀られます)。古く朝廷の「大極殿柱(だいごくでんばしら)」から来ているという説などがあります。
大黒柱は、地震が多い日本の暮らしをカバーする知恵のひとつです。
1本1本独立した柱は、左右に揺れず上下に動くように、貫(ぬき)と呼ばれる横木に差し込まれるようにしてつながっています(柱に穴をあけて差しこまれているだけ)。それではさすがに家全体の重量を支えることはできないので、最も太い心柱に全部の梁をかけ、家の上屋の重みを支えるようにしたのです。
この最も太い柱をが転じて家の象徴となり、それを支える人のことを指すようになりました。普通は、家計を稼いでくる男性のことを指すことが多いのですが、台所に祀られる大黒天から来ているとすると、もともとは、台所を守る女性のことを指していたのかもしれませんね。私たち工務店でも、家づくりのお話を進める際には奥様のご意見は最重要なものとして尊重しています。
「彼は、妻と3人の娘を抱える主人にして、一家の大黒柱でもある」
「母子家庭だった我が家では、工場で働く母が一家の大黒柱だった」
「一家の大黒柱である彼は、家族のために毎日一生懸命に仕事をしている」
というような文章で使われます。
トップホームズは確かな目で木材を選びます」という記事でも紹介したように、木の性質を知りぬいているトップホームズでは、良い家をつくるために、硬くて重く、強く腐りにくいケヤキなどを大黒柱に使っています。

二つのものをつなぎとめる「子はかすがい」

子どもがいなければ崩壊してしまうかもしれない家族を例えた言葉で、子どもに対する愛情が夫婦としての縁をつなぎとめてくれるという意味です。
かすがいは「鎹」という難しい字を書きますが、2本の木材をつなぎ合わせる時に打ち込む大きな釘のことです。コの字型をしており、ちょうど巨大なホチキスの針のようなものです。鎹は二つのものをつなぎとめるものから上記のような意味が生まれました。
「あの夫婦は子供がいるから何とか持っているようなもんだ、子はかすがいだよ」
「お隣さん、子どもが生まれてから夫婦喧嘩が減ったみたいだね。子はかすがいって本当だね」
というように使います。
子育て世代の皆様のご家庭では、そんなことはないと思いますが、理想の家を建てるには、お子様にとってどのような環境が必要か、お子様自身のご意見がどうかということも大切な要素のひとつです。家族みんなで話し合って、理想の家づくりを目指してください。

妻をあやめたトンデモ棟梁の逸話が残る「建前」

「表向きの方針」「都合の悪いところをとりつくろった表現」のことを「本音」に対する「建前」といいますね。建前は真面目でも、本音は不純であれば、そのギャップが大きいほど人は面白がります。
木造建築で、基礎の上に柱、梁、旨などの主な骨格をくみ上げること、そしてそのときに行う儀式を「建前の儀式」といいます。主要な骨組みである「建前の儀式」が済めば、どのような家が建つのかがわかるため、基本方針や表向きの方針を指す言葉に転じたといわれます。
建前の儀式については民間に言い伝えられる、こんな逸話があります。
ある高名な棟梁が、玄関の柱が短いというミスに気づいたのですが、すでに建前の前夜のこと、もう直す時間はありませんでした。責任をとって死ぬことも考えた棟梁でしたが、棟梁の妻がその部分を升で補うという名案を思いついたため、無事に建前を済ませることができました。しかし棟梁は、その秘密が発覚することを恐れて、なんと妻を殺してしまいます。妻を弔うために棟に飾られたのが、女の七つ道具である口紅・白粉・櫛・かんざし・鏡・かつら・こうがいだったとのことです。まさに建前にこだわったために妻を殺してしまったことから、都合の悪いことをとりつくろった「建前」という言葉が生まれたといいます。
「日本人は建前は話しても、本音はなかなか明かさない」と言われます。建前は、「空気を読む」「忖度する」といった日本人独特の処世術に根ざしており、とくに外国人には理解しにくいようです。

弓矢4本から来ている、「束の間」

「束(つか)」というのは長さの単位で、弓矢4本分の長さで、指4本でひと握り分ほどの短い幅を指します。これが転じて、時間の短さを表す言葉として使われるようになりました。建築でも、短い柱のことを「束」といいます。
「束の間の夢」「束の間も忘れない」などというように使いますね。
私たちトップホームズは、お客様の幸せのことを束の間も忘れたことはありません。

今でも建築図面に書いてある?「いの一番」

最近ではあまり使われなくなった言葉ですが、「いの一番」というのは、一番最初にする、という意味です。
「いの一番」とは、家を建てるときに最初に柱を建てる位置のことを指します。柱の配置は「番付」というもので決められていますが、横方向はい・ろ・は…で、縦方向は一・二・三…となっています。基礎ができて最初に柱を立てるのは、「い」の「一番」。そこで最初の掛け声が、「いの一番」なのです。
「基礎コースは、基本をかためるための内容なので、いの一番に受けていただきたいものです」
「待望の松風呂が完成したら、いの一番に夫婦でつかりたい」
というように使います。
ぜひ一戸建て建築の現場を訪れて、い・ろ・は…、一・二・三…と採番された建築図面を見せてもらってください。

商人の見栄から来た「うだつが上がらない」

「うだつ」は「卯達」と書きますが、昔、隣家との境に設けられた袖壁のことです。ひしめき合って建っていた町は火事になると燃え広がってしまいますので、それを防ぐために、卯達を防火壁として立てるようになったのです。この防火という本来の目的以外に、次第に装飾として流行りはじめ、とくに商人たちが競い合って豪華な卯達を建てるようになったことから、「なかなか出世しない」「地位が上がらない」「生活が向上しない」「ぱっとしない」さまを、「うだつが上がらない」と表現するようになりました。
「もう20年も働いているのに、ほとんど給料も上がらず、役職もつかず、うだつが上がらない」
「いつまでたってもうだつが上がらず、独身のままだ」
「うだつが上がらないから、いつも生活に困っている」
などというように使います。

住宅建築にも大切な、「らちがあかない」の「らち」

「埒(らち)」というのは、囲いや仕切りのことです。もとは主に馬場の周囲に設けた柵のことを言いました。馬を走らせて勝負を競う「競べ馬」の際に、この柵が開くまで競技が始まらないことから、なかなか思うようにものごとが進まず、途中で止まっているような状態のことを「らちがあかない」というようになりました。
「電話では、埒があかない」
「押し問答が繰り返されて、いっこうに埒があかない」
というように使います。
ほかにも「埒」を使ったものに「不埒(ふらち)」という言葉があります。これは柵がない、つまり法や道徳にはずれており、道理がないという意味で、「不埒な行い」などというように使います。家づくりにおいては、守るべき「埒」(法や道徳)が数多くあります。私たちトップホームズも、工務店としてそれらをしっかり守って皆さんの家づくりをサポートしていきたいと思います。

お施主様の「満足」につながる言葉、「結構」

元は漢語で、建造物の構造、組み立て、構成を意味する言葉でした。日本に輸入された際に「計画」「もくろみ」といった意味で用いられるようになり、さらにその計画を「みごとだ」「立派だ」と評価する用法が生まれたことから、言葉としての意味が拡大し、今では「満足できる状態であるさま」を表すようになりました。工務店として私たちが目指しているのも、お施主様の「結構」という言葉です。
断りの言葉として、「もう結構です」という言い方がありますが、これは意外と最近生まれた用法です。「十分満足しているから、もうこれ以上は必要ありません」といった丁寧なニュアンスが元になっています。
「結構おいしい」というように副詞表現として用いられることもありますが、この場合は、「十分とは言えないが、思っていたよりも満足できる」というような意味になります。

混ぜて練って叩くから、「たたき上げ」

「たたき」は「叩き」ではなく、「三和土(たたき)」が語源です。これは「敲き土」の略語で、三種類の材料(赤土・砂利などに消石灰とにがり)を混ぜて練り、叩きかためることから「三和土」と書かれるようになりました。
現在の三和土は、コンクリートで仕上げられていますが、もともとは、長崎の天川土、愛知県三河の三州土、京都深草の深草土などといった「敲き土」に石灰や水を加えて塗り、叩きかためて作られていました。この叩き方が生半可だと良い土間にならないといわれたことから、下積み時代の苦労を経て一人前になることを「たたきあげ」というようになりました。叩き方ひとつにも、家づくりの職人の技が光っている様子が伺える言葉ですね。

夏に建てる蔵はNG?「ぼんくら」

語源には諸説ありますが、そのひとつは「盆蔵」から来ているというものです。土蔵というものは空気が乾燥している冬に建てるのが普通で、夏に建ててしまうと、土の表面ばかり乾燥して平均的に乾かず、役に立たない土蔵になってしまうと言われます。つまり「盆の時期」に建てられた蔵が使いものにならないことから、ダメな人のことを「盆蔵」というようになったというものです。

せっかくのデザインを台なしにする「羽目をはずす」

「羽目(はめ)」とは、建物に平らに張られた板張りのことです。せっかくきれいに張られた「羽目をはずす」と、建築としての意匠が台なしになってしまいます。このことから、調子に乗って度を超すようなふるまいを「羽目をはずす」というようになりました。外壁にかぎらず、新しい家のインテリアデザインは、台なしにならないように注意して使いたいものですね。
現代では、「昨夜はつい飲みすぎて、羽目をはずしてしまった」などというように使いますね。

山梨での家づくりにも役立つ豆知識 まとめ

いかがでしたか。
このほかにも、「段取り」「棚上げ」「縄張り」「畳みかける」「縁を切る」「仕切る」「落とし込む」「適材適所」「根回し」「釘を刺す」など、本当にたくさんの住まいの言葉が、現代の日本で普通に使われています。
言葉の語源をたずねることは楽しいものですが、まさに目からウロコが落ちてしまいますね。
職人さんたちの働きぶりがわかる言葉もたくさんあるので、よく知っていると、家づくりの勉強にもなりますよ!

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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現代の一戸建てにも引き継がれる、驚くべき宮大工の技術とは

継承者の少ない宮大工とは

宮大工は、主に神社や仏閣などの伝統建築を手がける職人のことです。「宮大工」の「宮」とは、神社や仏閣を「お宮さん」と呼んでいたことに由来しています。
その歴史は、はるか飛鳥時代に飛鳥寺を建てた僧侶に遡ることができるといわれています。あの聖徳太子も、この僧侶から教えを受けて法隆寺を建立したとのことです。

宮大工の技術・技法は、長い時代をかけて、師匠から弟子へ口伝で継承されてきました。宮大工はかつては日本全国に数百人いたと言われますが、現代では正統に継承している方は100人ほどしかいないそうです。人数が少ないため、各地の文化財を渡り歩いて修理をしており、そのことから「渡り大工」とも呼ばれています。

日本古来の住宅に使われていた木組み工法とは

地震の多い日本では、古くより、神社や仏閣などの建築物は「木組み工法」で建てられてきました。木組み工法とは、釘や補強金物を使わずに、木自体に切り込みなどを施し、はめ合わせていく工法のことです。神社や仏閣などのがっしりした骨組みはこの木組み工法によるものです。

宮大工は、この木組みの技術を習得しています。宮大工は使用する木材をすべて手作業で加工します(これを「手刻み」といいます)。手刻みによる「継手」「仕口」といった技術によって、木材を強固に組み上げていきます。その加工のために使用する道具類も、すべて職人自身が作ります。
こういった作業には、「木を読む」ための技術が必要になります。木の生育常態やそれぞれの木の性質を読み、どういう用途に適すのかを判断します。木の個性を見抜き、性質にふさわしい刻みを入れることで、木の本来の力を最大限に引き出しているのです。棟梁が綿密に木の性質を読みながら、接合部分だけではなく、長さや断面、見え方などのバランスを考えてその材に適した材配置を行っていきます。そして、材を押さえ込んだり、材を跳ねだしたり、差したり、抜いたり、締め込んだりという判断を的確にしていきます。

工務店の住宅建築にも活きている、精巧きわまりない木組み工法の手法

「継手」は、材木の長さを増すために材を継ぎ足すときに使われる手法で、土台や桁に用いられる「腰掛鎌継ぎ」や、土台や桁、小屋梁等で使われる「台持ち継ぎ」、その他「追掛け大栓継ぎ」「腰入れ目違い鎌継ぎ」「大栓継ぎ」など、複雑な種類があり、それを駆使するためには、正確に木を加工する技術が必要です。完成品からは、どのように組み合わせたかはわからないくらい精巧な技術です。その細工の緻密さと複雑さは驚くべきものです。

「仕口」は、2つ以上の材を角度をもって接合させる手法です。土台と柱とのつなぎ目、梁と桁とのつなぎ目などを組むときに使われます。「兜蟻掛け」「大入れ蟻掛け」などがあります。

宮大工は垂直・水平・斜めに複雑に組み合う木材の接合部分を「曲尺」という道具ひとつで巧みに造り上げていきます。これが「規矩術(きくじゅつ)」と呼ばれる方法で、経験や言い伝えによる工匠間の秘伝であったとされています。

規矩術は高度に洗練されている技術です。屋根に反りをつけたり、垂木を放射状に展開したりといった驚くほど美しい曲線を実現できるのです。三角関数や微積分、平方根なども応用されたものと言われ、円や六角、八角なども自在に作れます。機械やコンピュータがどんなに発達しても、寺院や数寄屋建築には必須の技法であり、 現在の建築工学から見てもまったく遜色のない、世界に誇れる日本の建築技術です。

木を知りつくした宮大工の技が光る、山梨県の工務店トップホームズ

機械で一律に加工せず、人の目と手を生かした手刻みにこだわる宮大工の工法は、木を知っているからこそ成り立ちます。木は、どんなに乾燥した材であっても、時間が経過すると、「動いて」しまいます。継手や仕口といった手法は、そうした木の性質を踏まえたうえで考え出されたものです。
継手や仕口の手法、そして規矩術といった宮大工の技術には、先人たちが長い時間をかけて試行錯誤を繰り返し、培ってきた伝統の技や智恵が生きているのです。

1854年創業のトップホームズは現社長の外川秀之が5代目として宮大工の技術を継承しています。受け継がれた宮大工の建築技術を融合し、社寺はもちろん、一般住宅や別荘建築に生かしていきたい考え、『宮大工の技術で建てるスーパーログハウス』『団塊世代の古民家風平家』『子育て世代の幸せ住宅』などを開発し、多くの施工実績を残しています。
寺社建築の施工事例も、白山神社拝殿、富士御室浅間神社拝殿、妙法寺本堂、如来寺本堂、浅間神社々務所、白山神社手水舎、達磨堂(六角堂)、白山神社々務所、如来寺手水舎、河口湖水天宮など、山梨県・長野県に多数あります。
山梨県の皆様の家を建てるのは、そんなトップホームズが”心”と”技術”で選んだ職人たちです。

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木造住宅は“木のプロ”である住宅工務店にお任せください

木造住宅は“木のプロフェッショナル”にお任せください

日本の家屋といえば、やはりメインは木造住宅です。木造住宅は費用が安い、断熱性・吸湿性が高い、リラックス効果を生み出すなどたくさんのメリットがありますが、デメリットがあるというイメージをもっている人も多いかもしれません。
でも、信頼できる工務店を見きわめることができれば、そんなデメリットを感じずに安心して家づくりを行うことができます。

一戸建てを建ててくれる信頼できる職人を見きわめよう

木造住宅は火事や地震に弱い?

木造住宅は鉄筋コンクリート構造の住宅に比べて火災や地震に弱いというイメージがあります。
しかし、木材は一定の厚み、太さがあれば、木材の表面が炭化することで内部まで燃焼しないという性質があります。つまり、万が一の火災の際に、避難するまでの時間を稼ぐことができるという特徴があるのです。
また、外装に防火サイディングや軒天材、防火戸を用いることで、耐火性を高めることができます。
また、軽くて強い木材の特性は地震にも柔軟に対応し、高い耐久性を発揮します。
地震の振動は建物の重さに比例するため、鉄やコンクリートに比べて軽い木造は、揺れが一番少ないというメリットもあります。
木材の耐久性の秘密は、曲げの力に強いということです。地震などの大きな力を受けたときも、ある程度変形しながら同じ状態に復元するという性質があるのです。
こういった木造の性能を最大限に発揮するためには、新築時の地盤調査や地盤補強、建築後の定期メンテナンスを欠かさないことが大事ですが、そもそも、木材の性質を熟知しているプロフェッショナルに施工を依頼するのが一番です。私たちトップホームズは、宮大工の技を継承してきたことによる、木材を選ぶ確かな眼をもっています。

たとえば、トップホームズでは120mmのスジカイを使っています。
スジカイは、地震に耐えるために柱と柱の間に斜めに入れる材のことです。
建築基準法では、スジカイの寸法は最低でも幅90mmと定められています。
しかし、90mmあっても、長い間に木は痩せていきますので、たいていの場合、10年後、15年後には90mmを下回ってしまいます。105cm以上ある材を使えば、木が痩せても90mm以下になることはありませんが、私たちのように120mmのスジカイを使えば、90mm以下になってしまうような心配はまったく要りません。
こういったことを実感していただくには、現場を見ていただくのが一番です。詳しくは「注文建築の建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?」という記事をご覧ください。

木材を扱うプロとしての住宅工務店に頼みたい

木材は、どうしても反りや割れなど、品質的にばらつきが生じてしまいます。
また、木造住宅は、材木を現場で組み上げて建築しますので、職人の腕や施工会社の品質管理体制によっても影響されます。
高い技術と倫理観を持ち、信頼できる工務店を見きわめることが重要になります。
創業1854年、宮大工の伝統技術を受け継ぐトップホームズは、木造に関するプロフェッショナルです。木材選びから施工まで、安心してお任せいただくことができます。

国土交通省が発表している木造住宅の平均寿命は30~80年程度となっており、木造住宅は寿命が短いというイメージをもっている人もいらっしゃいますが、日本の歴史的建造物はすべて木造であり、大事にしてメンテナンスをきちんと行えば、何百年もの長い期間住むことができます。設計の段階で、メンテナンスしやすい住宅構造を実現するなど、ここでもやはり経験豊かで信頼できる職人ならではの技術が必要になります。

木造住宅に特有の悩みとしては、シロアリなどの害虫被害がありますが、木造建築のプロフェッショナルはこうしたことについてもすべて対策の答えを持っています。定期的な防蟻点検、薬剤散布などのメンテナンス、万一侵食が発覚したときの修復対応などのアフターメンテナンスも万全です。

トップホームズの木材の選び方

木造住宅のプロフェッショナルである工務店に任せれば、最良の木材を職人が選んでくれますが、ときには予算に合わせて意見を求められることがあるかもしれません。施主として、木材の特徴についても少し知識をもっておきましょう。

ヒノキ(桧)

ヒノキは香りがよく、高価な木材の一つです。心材の耐久性が高く、長期の水湿に耐えることができます。柱、土台、大引き、根太、化粧梁、大黒柱、内装のフローリング材、壁材、天井材、建具、浴室の内装材として使用されます。ヒノキを使った施工事例はこちらです。

ヒバ(桧葉)

ヒバは、耐水性があり湿気にも強く、虫、木材腐朽菌に強いことから、土台や通し柱などの構造材や軒廻り、浴室、濡縁、ベランダなどに適しています。

スギ(杉)

日本人に最も親しみ深い木材です。木と言えば真っ先にスギの木を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
スギは、柱・梁・母屋・桁・垂木・貫・下地板等の構造関係から障子や襖・雨戸等の建具類、天井板、外壁、床材まで、ほとんどの用途に使用されています。流通する数も多く、比較的安価な木材です。

アカマツ(赤松)

アカマツは松脂を多く含み、水湿に強いという特徴があります。梁、根太、土台、板類、土木用材、防腐枕木など、幅広く用いられています。木目が鮮明であることから、造作材としてもよく使用されます。

クリ(栗)

クリは、耐久性・耐水性に優れ、虫の害にも強いことから、土台の材料として活用されてきました。硬質なため、割れやすいというデメリットがありますので、加工する段階の「乾燥」には職人の技術が必要です。塗装を施すことによって木目が美しく出ることから、家具などにも多く利用されています。

“木のプロ”である住宅工務店として

家づくりは、多くの方にとって一生に一度の大きなイベントです。そして一生のうちの多くの時間を過ごすのも、自分が住む家です。
木造住宅は経験が豊富で確かな技術をもった職人がいるトップホームズにお任せください。山梨県で豊富な施工実績をもつ私たちは、建築後のメンテナンスも親身に行って、お施主様の大切な一戸建てを守ります。

 
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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卓球の平野美宇ちゃんの母さんから著書を頂きました

こんにちは。社長の外川です。
今、卓球で大注目の平野美宇選手。そのご家族の家を弊社で家を建てさせて頂きました。
平野美宇選手のお母様である平野真理子様が著書を出版し、お手紙と一緒にわざわざ私に届けてくれました。お母様のサイン入りです。


まだ読みはじめですが、アスリートを育てることができた想いや考え方だけではなく、母としての愛情、子育ての大切なことなど、親としてもとても勉強になる本です。
平野様のお人柄もそのまま感じることができるとても素晴らしい本です。

いろんな立場の人に読んで頂ければ、いろんなヒントが見つかるはずです。
是非皆さんも読んでみて下さい。
私達は、これからも平野美宇選手を応援していきます。皆さんも応援宜しくお願いします。

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