ログハウスは、実は暖かくない。
一般的なログハウスは冬暖かくて夏涼しい、高気密・高断熱仕様ではありません。
「ログハウスは温かい」というイメージをもたれている方が多いのですが、実は全く逆なのです。
あまり大きな声では言えませんが、ログハウスに住み始めてから、「ログハウスは温かい」というイメージが、自分の勝手な思い込みだったことに気がつく方が本当に多いのです。
確かに、ログハウスには暖炉や木のぬくもりなど、温かさをイメージさせるものが多くあります。
しかし、先にお話したとおり、ログハウスにはセトリングという問題が必ず起こります。
そのため、ログハウス建築の際には、ドアや窓などの部分に、わざと隙間をあけて作ることになります。
その結果、家に気密性は失われ、窓枠や玄関などから隙間風が入り込んだりすることがあります。もちろん、断熱材などを利用して断熱対策は行いますが、もともと外壁そのものに隙間が空いているわけですから、断熱効果にも限界があります。
壁材そのものの断熱性能を同じ厚みで比べた場合には、スーパーログハウスに標準の断熱材を1.0とすると杉やヒノキの無垢材は0.32となり隙間を考えなかったとしても1/3以下の断熱性能なのです。
気候のいい地域に建てるログハウスであれば問題は少ないですが、暖房が欠かせない寒い季節や、クーラーが必要な暑い時期などは、通常の住宅以上に光熱費がかさむ事を覚悟しなければなりません。
その点、スーパーログハウスなら冬暖かくて夏涼しい高気密・高断熱仕様だから寒さ暑さに対する心配はいりません。