ログハウスでは不可能なデザインが可能な理由。
ログハウス建築にあたって、設計の指針となるのが、丸太組構法技術基準というもので、建設省が昭和61年に告示したものです。
「この基準を満たした設計であれば安全である」という一種の安全基準ですが、普通のログハウスはその構造体の強度を維持するために、窓の大きさや数などを自由に決めることができません。
例えば、地震などが起きた際にも耐えられるよう、「どの位耐力壁をつくらなければならない」
「強度を確保するために、窓はいくつでこの大きさまで」など、様々な制約があります。
当然一般の建築にも制約はありますが、ログハウスの場合、その制約が特に厳しいのです。
また、ログハウスでは、基本的に完全な2階建てを作ることはできません。
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厳密には、認定を受けないと2階建てが作れないのです。)
こうした、構造上の安全基準をクリアするために、比較的単調な形でしか作れないのです。例えば、全体的に丸みを帯びたデザインなどを実現するといったことは、通常のログハウスでは不可能です。
その点、通常の在来工法を利用したスーパーログハウスなら、既に十分に強度が保たれているため、窓の大きさや場所、デザインなど、通常の住宅を建てるときと同じように自由に決めることができます。
また、建物の一部に8角形や12角形の丸みを帯びたデザインを取り入れたいといった要望や、光を十分に取り入れられるようにと大きな窓を設置したりといった自由な設計が可能です。
内装や部屋割りも自由自在。もうあきらめなくて良いんです!
スーパーログハウスは、普通の住宅を建てる建築方式ですので、お客様のどのようなご希望にも沿うことが出来ます。例えば、
・子ども部屋だけはクロス張りにしたい。
・ピアノや楽器の練習をしたいので、防音設計にしたい
・リビングはみんなが集まれるように大空間にしたい
といった、普通のログハウスでは絶対不可能な自由設計が可能になります。ログハウスにすることであきらめていた部屋割りや内装の自由度も、スーパーログハウスが全て解決できるのです。
また、
・重圧感を持たせたいから、外壁用の材木は厚みのある材木を使って欲しい
・コストを抑えたいので、比較的薄めの材木を使って欲しい
・明るい色合いの家にしたいので、ライトな色の材木を使って欲しい
など、好みや要望・予算に合わせて柔軟に対応することができます。
その他、通常のログハウスは構造上、規格品サイズのユニットバスなどが納まらないことがありますが、在来工法で建てるスーパーログハウスなら、どんなユニットバスやシステムキッチンでもピッタリと納めることができ、そういった心配は一切無用です。