材木の見きわめ方や木材の性質を知る技術は、本当に大切なことです。すべての材種についての強度、性質、有効な使用場所等というものが違うのです。それを瞬時に判断ができるレベルの技術を身につけています。
山梨のトップホームズは木材の見きわめや性質を瞬時に判断できる
『材木の見きわめ方や木材の性質を知る技術』についても本当に大切なことだと考えております。
桧、欅、ヒバ、杉、栂、松、など建築には様々な材種の木材が使用されます。すべての材種についての強度、性質、有効な使用場所等というものが違うのです。
それを瞬時に判断ができるレベルの技術を身につけています。弊社社長を含め歴代の棟梁たちは、目をつむったまま、木をなめただけでも、匂いを嗅いだだけでも材種を判断できる基準まで訓練し自分のものにしているのです。
(主な木材の特徴については「木造住宅は“木のプロ”である住宅工務店にお任せください」という記事をご覧ください)
そのすぐれた技術を使い木材の性質を生かした場所に理想的な寸法の木材を使用しているのです。
数十年前までは地元の山から木を伐り、数年寝かし自然乾燥させてから製材(柱や梁などの寸法に切断)して、家を建てました。
現在ではコストの面からもそのように家を建てる方などほとんどいませんが、そんな時代の歴代の棟梁からも、その時代の材木の見分け方など、代々語り継がれているのです。 木の性質を知ることによって、良い家をつくることができます。
木材は大きく分けると『針葉樹と広葉樹』の2つに分かれます。これは葉の形で分類されていますが、針葉樹は広葉樹より軽く加工しやすいのが特徴です。針葉樹の代表的なものは杉や檜です。
真っすぐに伸びる樹種が多いのです。そして柔らかいので加工がしやすい。その特徴から建築木材として多く使われているのです。
硬くて重い広葉樹は、強く腐りにくい性質からケヤキなどは大黒柱などにも使われます。 木材の特徴は、針葉樹と広葉樹と言った分類だけでなく、材種、または産地、材齢でも一本一本違ってくるのです。
ちなみに、一家の主のことをなぜ大黒柱というのか、ご存知ですか? 気になる方は「知ってびっくり、一戸建てを建てるときに役立つ建築由来の言葉たち」という記事を読んでみてください。
立ち木のときに樹芯側に近かった面を『木裏』樹皮側を『木表』と言います。木材は乾燥していくと木表側(樹皮側)に反る特徴があるのです。
この製材した段階で起きる変形には「曲り」「反り」「捩れ」があり、このような木の性質を知ることがいい家をつくるためには大切になるのです。
建てたそのときではなく、将来に渡って木材がどう変化し、建物にどのような影響を与えるのかを的確に判断できなければならないのです。どの木材をどこに使うか。この目を持っているか、持っていないかが家づくりにおいて本当に大切なことなのです。
また、木裏 (樹芯側)は木表(樹皮側)よりも木目が悪く逆目(表面が悪い)になりやすいため、直接触れる部分にはあまり使いません。逆に木表は節が少なく木目もきれいで、削ると表面に光沢があるので床材やカウンターの天板にも用いることができるのです。
同じ木でもいろんな特徴があるので、長所や短所をうまく生かすことが本当に大事なのです。