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トップホームズが子育て世代の皆さんに一戸建てをお勧めする理由

家を建てようと考えはじめた子育て世代の皆さんは、今日からプランを練りはじめましょう

家を建てたい。
そう考えはじめて、工務店を訪れるのは、だいたい、何歳ぐらいの方が多いでしょうか。
伴侶とめぐりあい、結婚するそのスタートから新築一戸建てに住みたいという方、子どもが思春期に入り、「個室がほしい」と主張しはじめた世代の方、子どもたちが独立して、夫婦ふたりの老後を充実させたいと願う熟年世代の方、様々だと思います。

一戸建てを建てる適齢期は?

私たちトップホームズでは、「子どもが生まれて、また幼いうち」、ご主人の年齢でいえば35歳前後ぐらいが、一戸建てを考えるちょうどいいタイミングだと考えています。つまり、いわゆる子育て世代のご家族です。
子どもという要素は、家づくりに大いに関係があります。たとえば、子どもの人数と性別は、建てようと思う家の間取りを左右することになります。同性の子どもが2人か3人なら、「大きな子ども部屋をひとつ」という間取りもあり得ますが、男の子と女の子の両方がいれば、やはり別々の部屋が必要になってきます。そういった計画も、子どもが生まれてからのほうが立てやすいということができるでしょう。

賃貸の集合住宅での子育て、とくに小さなお子さんを育てる場合は、多くのご夫婦が、様々なことに気を使っていると思います。
とりわけ階下に住んでいる住人に対して、「うるさく音をたてないようにしよう」という気がねをされている方が多いでしょう。小さな子どもは、ぴょんぴょんと飛び跳ねたり、走り回るなど元気いっぱいです。すぐに転んでは大きな声で泣くのも、小さな子どもにとっては、成長するための「仕事」なのですから、その音や声に気を遣わなくてはならないのは、親としてつらいことです。
同じ理由で、動物が好きなのに、ペットを飼うことにもためらいを感じている方も多いこごと思います。外で飼うような大型犬はもちろんのこと、室内犬や猫であっても「ペット不可」というアパートやマンションはたくさんあります(もちろん、動物が好きではない方もいらっしゃるのですから、それはやむをえないことではありますが)。
一戸建てに住むことになれば、そんな気遣いからは解放されます。
誰に気がねすることもなく、家の中で元気に飛び跳ね、みんなで大声で笑ったり、庭でどろんこになったり、のびのびと暮らすことができるようになるでしょう。
もちろん、ペットも自由に飼えます。毎日の散歩や、餌やりなどを通して、子どもたちも多くのことを学んでくれるはずです。

子どもが小学校に入学してから家を建てることにすると、新居への引っ越しにともなって転校するか、それを避けるために同じ学区域内で家を建てる土地を購入するかを選ばなくてはならないことになります。
転校しても、あっという間に新しい環境になじむ子どももいますが、なかなか新しい友達をつくることができず、つらい思いをするような子もいます。また、同じ学区域内に土地を見つけることができるかは運も左右しますので、家を建てる範囲はおのずと限定されてしまうことになります。
どちらを選ぶのにしても、デメリットがあるのです。

こう考えると、いちばん上の子どもが学齢に達する前に、家を建てるのがベストということになるのです。

「家族の幸せな時間」は、限られています

山梨をはじめ、地方に住んでいるご家族なら、多くの子どもは、18歳になると、進学のために家を出て行ってしまうことになります。
地元の大学に通ったとしても、22歳になれば就職するのですから、子どもと過ごせる時間には限りがあります。
いよいよ子どもたちが自立する時期が近づくと、あらためて、一緒に過ごした時間があっという間のことだったと感じられることでしょう。
「もっと一緒に遊びたかった」「話しておきたいことが、まだまだたくさんあるのに」。
そんな感慨をもたれることでしょう。

子育て世代に皆様に家を建てることを勧めるのは、少しでも早く家を建てて、家族一緒に「幸せな時間」を享受してほしいと思っています。

引っ越しまでのスケジュールを建てましょう

それでは、具体的には、小学校の入学式が4月なので、3月中に引っ越せればいいと言えるでしょうか。
ちょっと待ってください。
就学までに数週間しかないような時点での引っ越しだと、家の中はまだ荷物でゴチャゴチャ、近所の様子もまだわかりませんし、もちろん友達もまだできていない、という状況です。そんな環境で、さらに小学校という未知の世界に入っていくのは、結構大変ではないでしょうか。
まずは、新しい家になじむための時間が必要です。
そうした時間の中で、近所を歩き回り、公園や広場を見つける余裕も出てきます。学校までの道順も覚えなければなりません。一緒に投稿してくれるような友達ができれば、なお安心できます。
そんなことを考えると、子どもの生活が落ち着くまでには、少なくとも2か月が3か月をみておいたほうがいいでしょう。人見知りをしてしまう子なら、もっと時間がかかることもあるでしょう。
引っ越しは、できれば就学の前年のうちにすませておくことをお勧めします。

これは結婚と同時に新居に入りたいという場合も同じなのですが、「〇月までに家を建てて新しい生活を始めたい」という決まった予定がある場合は、逆算してスケジュールを管理することが必要になってきます。
「入居したい日」からさかのぼって、

  1. 引き渡しはこの日まで
  2. 家の完成はこの日まで
  3. 着工はこの日まで
  4. 工務店の契約はこの日まで

とスケジュールを立てていくわけです。

家を建てるための時間は、どんな家を建てるかということによって、異なります。大まかな目安としては、木造2階建ての場合で3か月ぐらいと考えればいいでしょう。
ただし、地盤の状態や、外壁・内壁に何を使うかなど、いろいろな要因で工期が変わります。天候にも左右されます。検査機関に確認申請を提出したり、外部機関の検査を受けたりということもありますから、そういった期間も見ておく必要があります。
まずは工務店を選ばなくてはいけませんし、土地を探したり、住宅ローンを申し込んだり、と、やることは山積みなのです。

子どもが小学校に入学するまでに新居に落ち着き、幸せな家族の生活をスタートさせたいと考えるなら、あまり時間はありません。
家を建てようかなと考えてみた今日から、さっそくプランを練り始めましょう。

家を建てようと考えはじめた子育て世代の皆さんは、今日からプランを練りはじめましょう まとめ

家を建てるための適齢期は、子育ての最中、子どもが小学校にあがる前の時期です。
それでなくても、人生のうちでは忙しい時期ではありますが、賃貸住宅での気を遣う暮らしが、一戸建てに住むことによって、きっと豊かななものになるでしょう。
子どもたちと過ごせる時間は思っているよりもずっと短いものです。学齢期の前に新居での生活をスタートして、幸せな家族の時間を少しでも享受しましょう。
就学前といっても、前の月までに引っ越すのではなく、新しい家での生活は余裕をもってスタートさせる必要があります。
家ができるまでには3か月ほどかかりますが、場合によっては時間のかかることもあります。家づくりには余裕をもつことが大切なのです。
あまりゆっくりとはしていられません。
家づくりを考えはじめた今日から、さっそく家づくりのプランを立てはじめましょう

大切な「資金計画」だから、私たち工務店に相談してください

大切だな「資金計画」は、私たち工務店に相談してください

最初にすることは、土地探しでもモデルルーム見学でもありません

マイホームを建てよう!と決心したあなたは、まず最初に何をされるでしょうか。
「とにかく土地を見にかなくちゃ。地面がないと家は建たないんだから」
そう考える方もいらっしゃるでしょう。
「どんな家にするか、モデルルームを見にいってみよう!」
という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、最初にすべきことはそれらではありません。
誰もが初心者!山梨での家づくりはここから始めよう」にも書きましたが、それは、「予算を決めること」です。

家は、多くの方にとって一生のうちに何度も買うことがないであろう、とても大きな買い物です。
その家を建てるお金を、現金でお支払いをされる方はほとんどいらっしゃらないと思います。
大切にためた貯金を頭金にしたり、ご親族の方に援助していただいたりという違いはあるかもしれませんが、たいていの場合は、住宅ローンを利用されることになるのではないでしょうか。
家を建てるための資金面のことを考えることは、非常に大切です。
貯蓄や現在の収入などからローンの返済額を割り出し、家の建築にどれくらいのお金をかけてもいいのか、冷静に判断することが必要なのです。

「豪華な家」は家族を不幸にする、かもしれません

ここでちょっと想像してみてください。

ローン支払いのためにお父さんは残業つづき。お母さんもパートを掛け持ちで、子どもはいつもひとりぼっち。お母さんが夜もパートに出るので、用意した晩ご飯を電子レンジで温めて、テレビを見ながらこどもだけで食べているような家が、幸せだと言えるでしょうか。

逆に、無理のない金額で建てた家なら、どうでしょうか。
無理なローンを組んでいないので、お母さんの夜のパートもなし。毎日家族そろって会話をしながら晩ご飯を食べています。
「お母さん、今日ね、幼稚園の先生にほめられたんだよ!」
「ねえ、お父さん、今度の日曜日には公園に連れてってよ!」
「ぼく、ディズニーランドに行きたいなあ!」
こんな楽しい会話を交わしながらの食卓を囲む生活と、子どもがひとりぼっちで食事をしている生活とでは、どちらが幸せだと思われますか。

ここで絶対におぼえておいてほしいのは、「幸せは豪華な家がつくるものではない」ということです。
豪華で大きな家ほどいい家で、そこに住む人が必ず幸せになれるというようなことはありません。
もちろん、今住んでいる家にないような最先端の設備や、広い空間などに憧れたり、映画などで見るようなスタイリッシュなインテリアを見て羨ましいと思ってしまうこともあるでしょう。
でも、お金の余裕と時間の余裕、そして家族がそろって、はじめて幸せな家族になることができるのです。「家族が幸せになれる家」には、ある程度の経済的なゆとりと、時間のゆとりも大切な要素です。
週に一度は家族で外食ができる、月に一度は家族でレジャーを楽しめる、そんな暮らしの余力を、必ずもっていください。
理想や夢にしがみついて、無理に豪華な家を建てても、家族は幸せにはなれません。

私たちが予算をかけなくてもいい家を作れる理由

予算をかけるほどいい家ができる、と思っている人があまりにも多いようです。
これは間違いです。
ほとんどの住宅メーカーは、カタログや宣伝費、中間業者に対するマージンなど、実際に家づくりにかかる経費以外のところで、かなりの経費をかけています。
それを支払っているのは、その会社と契約して、実際に家を建てるお客様たちです。家を建てない多くの人の分の経費まで支払っているのです。
こうした経費をすべて削減すれば、安くていい家を建てることが可能になります。

ちなみに、私たちトップホームズは、「山梨で一番安くていい家を建てている会社」と呼ばれています。
経費の削減もさることながら、職人さんなどの関係業者さんに対する支払いも、山梨県で一番安いのです。弊社の仲間に入るのは、じつは50人に一人の難関をくぐり抜けなければならないのですが、そんな選りすぐりの職人さんたちが、相当安い額で仕事をしてくださっているわけです。
そんなことが可能になるのも、職人さんのひとりひとりが、お客様を幸せにしたいと心から願ってくれているからです。「お金では得られない喜び」を、職人さんが心から理解してくださっているからなのです(いい家を建てるには、そのような職人さんと出会うことが必要だということを「契約前に「いい大工さんのいる工務店」を見つけるには?」という記事でも書いていますので、ぜひご覧ください)。
こうした関係業者さんの協力もあって、弊社は山梨県でナンバーワンの安くていい家を建てる会社になれたのです。

一生に不幸にしないために

それでも、実際には、「家を建てるなんて、一生に一度のことだから」と無理をしてしまう人が、あとをたちません。
「もっと歳をとってしまったら無理はできなくなってしまうから」
などと、今だから無理をできると言わんばかりの人もいます。
でも、年齢にかかわりなく、多くの人にとって、家は一生に一軒、一生に一度の大きな買い物なのです。
自動車などであれば多少無理をしても、死活問題にまで発展することはないかもしれませんが、家となると別です。
たった一度、無理をして建てた家が、あなたの死活問題になるのかもしれないのです。
一生に一度だから無理をするのではなく、一生に一度だから、絶対に無理をしてはいけないのです。無理をすれば、そのあとの一生が不幸になってしまうからです。
繰り返して言います。
絶対に無理は禁物です。
家を建てることがゴールなのではなく、家を建ててからがスタートなのです。

家を建てる資金のために無理はしない。でも無駄は減らして貯金しよう

いくら家を建てたいからといって、生活をあまりに切りつめるようなことは考えないでください。
せっかく家ができても、切りつめによるマイナスがあるために、「幸せ感」がなくなってしまうかもしれないからです。
ですから、私たちは、あまり「節約」をお勧めすることはしません。
でも、日々の暮らしをちょっと見まわしてみて、無駄に払っているようなものはないかということは、ぜひチェックしてみてください。
あまり読まないような雑誌や新聞は、この機会に購読をやめることを考えてみましょう。
健康やダイエットにはよくないと思いつつ、スナック菓子や飲み物の類をついつい買ってしまっていませんか?毎日ジュース1本でも月に約5千円、2本なら約1万円も使っていることになりますから、これを節約するだけでも効果は大きいです。同じ飲み物でもスーパーで安く買うことができますし、水筒などを活用するのもいいでしょう。
ランチ代も結構大きいです。ワンコインでも500円はかかりますから月1万円になります。最近では冷凍食品もかなりおいしくなっているので、がんばってお弁当を作りましょう。
携帯電話で長電話が多いようなら、それに対応した契約プランに変えましょう。LINEなどの無料通話を利用するのもいいでしょう。
こうして小さな節約なお金をローン返済に回すということではなく、貯金しておけば、必ず何かのときに役に立つことでしょう。

大切だと断言できる「資金計画」だから、私たち工務店に相談してください まとめ

無理な資金計画になっていないか、その借り入れ額で、ご家族が本当に幸せに暮らしていくことができるのか、私たちは、多くの実例から冷静に判断してアドバイスできます。
ぜひ、私たちプロフェッショナルを頼ってください。自分たちの人生だから、と遠慮されることはまったくありません。
家づくりのお手伝いをさせていただくということは、家を建てられる方が幸せな人生を送るためのお手伝いをさせていただくということでもあると思っています。
ただ単にご相談いただくだけでも、自分たちのもっている経験や知見、力量を発揮できることになるので、ただただそれがうれしいことなのです。
ご家族みんなが幸せになれる、最高の家づくりに成功されるよう、精一杯のご支援をさせていただきます。
資金計画の立て方については、家族が幸せになれる資金計画はこうして立てるという記事に詳しく書きましたので、ぜひ参考にしてください。

私たち工務店が考える「家族が幸せになれる家」の法則

私たち工務店が考える「家族が幸せになれる家」の法則

私たちトップホームズは、「家族が幸せになれる家」をこの山梨で建てていただきたいと思っています。
「幸せになれる家」は、単なる一戸建てではありません。その中で「幸せな家族」が暮らしていてこそ、「幸せになれる家」は完成します。
そのためには、家族が互いに信頼しあい、強いきずなで結ばれていることが必要でしょう。
言葉にしてしまうと、なんだかちょっと難しそうに聞こえてしまうかもしれません。
でも、「幸せな家族」になるには、何か特別な取り決めや約束ごとが必要というわけではなく、ごく何気ない日々の積み重ねこそが大切なのです。
その最たるものは、家族のコミュニケーションではないでしょうか。

これから建てる家について、ご家族の意見を聞いていますか?

当たり前のことなのですが、家を建てるのは、ご主人様おひとりの意思ではないと思います。
子育て世代のご家族にとって、家づくりは、もちろん奥様、そしてお子さんたちなどご家族みんなの問題でもあります。
家を建てることについて、ご家族それぞれは、どのような意見をもっているでしょうか。
ご家族全員に意見を聞いてみたことはありますか?
家というのは、そこで暮らす人の気持ちに大きく影響するものです。どんな時間をそこで過ごしたいのかという、家に求めるイメージは、人によって大きく異なります。
年齢や立場が変われば、きっと意見も様々に変わることと思います。
たとえば周囲の環境が大切か、交通の便はどの程度重要か、安らげてほっとできるような空間を重視するのか、家事のしやすさを重視するのか、家族のコミュニケーションをどのように考えるか、今の暮らしの不便さを解消できる設備は必要か、など、いろいろなポイントがあることでしょう。家族によって、そのどれを重視するかということはきっと違うと思います。
また、新しい家を建てるなら、と様々な夢を家族ひとりひとりが膨らませることでしょう。
なかなか意見がまとまらず、何度も話し合われることになるかもしれません。

家族の意見が食い違ってしまったら、話し合いの場所を変えてみる

家族で意見が食い違ってしまい、平行線になってしまったり、なかなか話が進まなくなってしまったようなときは、どうすればいいでしょうか。
そんなときには、ちょっと場所を変え、また違った気分で話し合いをしてみてはいかがでそうか。
たとえば、「そのうち行ってみようね」と話していた近場の温泉に一泊してみたり、ドライブしてみたりするのも、おすすめです。
たまには夫婦だけで温泉に一泊して、いいお湯につかったあとで、おいしいお刺身をつつきながらちょっとお酒を飲んで、新しい家での暮らしについて話し合ってみたら、いつもとは違った結論が出たりするかもしれません。
もしくは、休日に、子どもも含めて家族みんなでドライブを楽しんでみではどうでしょう。澄んだきれいな空気の中で、それまではあまり出てこなかったような意見を聞くことができるかもしれません。
こうして話し合いの場所を変えることによって、普段はなかなか話せなかったような、いろいろな思いを素直に話すことができたり、もやもやと考えていたようなことを、すっきりと整理できたりすることもあるでしょう。
家族でそんな体験をできたことも、後になってみれば、きっとすてきな思い出となることと思います。

「今の不便ノート」を作るところから始めてみよう

それでも話し合いがうまく進まなかった場合のために、ひとつヒントを紹介させてください。

それは、いい家を建てるには、順番があるということです。
いい家と感じるためには、豪華な設備をつけたりすることではなく、今の暮らしで日々不便だと思っていることを改善することです。
たとえば、「今の家はいつも玄関に物がいっぱいで、散らかっていていらいらするし、お客様が来たときに恥ずかしい」といった悩みがありませんか?それは玄関回りに収納場所が少ないということですよね。
つまり、いろんなことを、具体的な暮らしの中から考えていくのです。
私たち工務店は、住宅に関するプロフェッショナルですが、それでも、お客様に太刀打ちできないことがあります。それは、お客様ごとの実際の「生活」です。
それぞれの生活については、そのご家族にしかわからないものです。
ですから、その生活の中で、どんなところを改善したいのかを考えていただきたいのです。

お勧めしている方法は、不便なことを重点的に意識するようにして、まずは1週間生活してみることです。
1週間は生活のひとつのサイクルですから、不便を感じていることを具体的に発見することができます。
これをノートに書き出していくのです。

  • キッチンに収納がないのでいつも散らかっている
  • 玄関が狭く収納がないので、靴や子どもの物が散らかっている
  • パパの喫煙場所がなく、寒い冬でも外に出て煙草を吸っている

そんなひとつひとつの「不便」がリスト化されていきます。

「マイホームを建てよう!」というだけでは「どんな間取りにするか?」「広さはどれくらいがいいか?」という具体的なことはなかなか決まりません。
パートナーとして適切な工務店を選んだら、担当者と一緒に、じっくりと、「家族が幸せになれる家」の青写真を描いていきましょう。
そのとき、1階の間取りはどうしようか、2階には何部屋つくるか、などということを最初から考える必要はないのです。そこは、むしろ、私たち工務店というプロに任せていただきたい部分です。
それより大事なのは、そこで、「今の生活で不便を感じている部分を伝えること」なのです。

豪華な家よりも、不便が解消された家

いい家を建てるには順番があります。いい設備を付けるよりも、まず、不便なところを改善することのほうが先なのです。
実際に住んでから「いい家だな」と感じるためには、豪華であることより、不便が改善されてたということが重要なのです。

たとえば、
「うちのトイレはひとつしかないから、朝の通勤・通学が重なる時間帯に、しょっちゅう混みあって困ってしまう」
「買い物に行って買ってきた食材を入れる場所が足りないから、いつも台所が散らかってしまっている」
というような不便があったとしましょう。
その不便をあまり意識せずに、トイレは1つだけでキッチンの収納も不足している、でも設備だけは豪華な家を建てたとしたら、その家のご家族は、はたしてそれをいい家と感じるでしょうか?
きっと、感じないはずです。
それより、標準品であっても、トイレが二つあって混みあうようなこともなく、スーパーで買ってきた食材をちゃんとしまう収納棚がキッチンにあって片づけられる家のほうが、いい家と感じられるはずです。
不便な点を改善した後で、まだ予算的に余裕があるなら、いろいろな夢や、理想の生活をイメージした項目を考えるのもいいでしょう。
「骨董品を飾るスペースがほしい」
「小さくてもいいから書斎がほしい」
「子どもと鬼ごっこできるくらいのリビングが夢」
「いつかグランドピアノを置きたい」
そんな、新しい家でやってみたいこと、ほしいスペースを、ご家族ひとりひとりの意見を聞いてみましょう。
多すぎて、工務店の担当者に伝えきれないと思ったら、夢をリストにしておくといいでしょう。
気に入った写真を雑誌などから切り抜いて集めておくのも、いい方法です。
外観や室内のインテリア等だけではなく、暮らしぶりを表現したものであれば、なおいいでしょう。

そうしてノートに自由にやりたいことをつづっていけば、それまではぼんやりしていた「幸せになれる家」のイメージが、徐々にはっきりしてくることと思います。
こうしたノートや切り抜きなどは、工務店の担当者にとって、とても役立つものになります。お客様が何を求めているのか、より具体的にわかるからです。
それを実現して形を与えていくことが、私たち工務店の仕事なのです。

家族が幸せになるために必要なこと

家族が幸せにまとまるためには、互いに信頼しあうことが大切です。
必要なのは、毎日積み重ねていくコミュニケーションと、小さな心がけです。
ひとつひとつはささやかなことであり、ささやかであるために、つい忘れがちになってしまうかもしれません。
小さなことの積み重ねというのは、実は結構難しいでもあります。でも、それをするかしないかで、人の人生は大きく変わってきてしまうのです。
家族みんなで幸せになれるように、最高の家づくりをしていきましょう。

契約前に「いい大工さんのいる工務店」を見つけるには?

契約前に「いい大工さんのいる工務店」を見つける方法

せっかくいい工務店と出会えても、実際に家を建ててくれるのは大工さん。いい大工さんに出会えなければ、満足のいく家はできないでしょう。
でも、いい大工さんというのは、どんな人でしょうか。そして、いい大工さんはどこに行けば会えるでしょうか。
今日は、契約後に後悔しないように、事前に大工さんを見きわめるコツをご紹介しますね。

いい大工さんは、技術では見分けられません

いい大工さんの条件とは、何だと思いますか。
技術力!とお答えになった方。たしかにおっしゃるとおりです。
でも、実際に、技術力でいい大工さんかどうかを見きわめられるかというと、そう簡単な話ではなくなります。
というのも、今の一般住宅の建て方では、技術の差はほとんど表に出ることはないからです。それに、工務店が仕事を任せると決めた大工さんは、そもそも、家一軒をひとりで建てられるくらいの技術があると認められているような人ですから、多少の差はあるかもしれませんが、しっかりと仕事をしさえすれば、ちゃんとした家を仕上げることができるでしょう。

とはいえ、実際のことをお話しすると、お客様には見えないところで、私たちプロが見れば、「雑だなあ」と思ってしまうような現場というのはあるものです。
技術はちゃんとあるのに、どうしてそういうことが起こるのでしょうか?

お客様への思いの強さが大工さんの質を決める

雑な家づくりと丁寧な家づくりという違いが生まれてしまうのは、ひとえに、「お客様に喜んでほしい」というその大工さんの思いが、どれくらい強いかということの差だと思います。

たとえば、仕上げ材を取りつけるのに、10個のうち9個を上手に付けられる大工さんと、7個しか付けられない大工さんでは、どちらがいいでしょうか。
じつは、それだけでは判断できません。
お客さんへの思いが強い大工さんなら、失敗した3個を必ずやり直すでしょう。でもそうでない大工さんなら、たとえ9個成功していても、残りの1個を「これくらいならいいや」とそのままにしてしまう可能性があるのです。
それが、丁寧な家づくりと雑な家づくりの差を生んでいるのです。

つまり、いい大工さんに出会うには、お客様への思いの強さを見きわめることが大切なのです。

契約前に、いい大工さんがいるかどうかを確かめたい!

ここでひとつ問題があります。
お客様は、家づくりを任せようと思っている工務店に、いい大工さんがいるかどうかをどうやって知ることができるでしょうか。
実際の家づくりが始まり、現場で大工さんと顔を合わせるようになるのは、工務店の契約が済んだ着工日の前後になります。ましてや、大工さんの仕事ぶりを見てから、やっぱりその工務店との契約を取り消す、というようなことは基本的にはできません。時すでに遅し、というわけです。
でも、心配することはありません。ちゃんと契約前に大工さんの良し悪しを見抜く方法はあるのです。

それには、工務店や、その工務店の営業マンの考え方や態度から、その工務店が家づくりを任せる大工さんの質を推し量るのです。
いい家というのは、お客様・工務店・大工さんの3者の思いが一致して、はじめてできあがるものです。
この3者の関係に注目して、工務店と大工さんがもっているお客様への思いが一致しているか、工務店と大工さんとの間に信頼関係が築かれているかということを、営業マンに質問することによって確かめましょう。

質問でチェック!大工さんと工務店の信頼関係

いい大工さんがいる工務店かどうかを確かめるためには、こんな質問を営業マンに投げかけてみるのがいいでしょう。

Q1 御社には、どういうきっかけでいらっしゃるお客様が多いのですか?

この質問のベストアンサーは、「うちは、口コミでいらっしゃる方がほとんどですね」というものです。すべてがうまくいっていることを表していますので、この言葉が出てきたら最高です。
お施主様が、工務店と大工さんの両方に満足していなければ、いい評判は広まることはないでしょう。もしその答えが本当なら、その工務店には、お客様からの手紙や声などが届いているはずです。その証拠も見せてもらいましょう。

Q2 大工さんの採用基準は何ですか?

その工務店が、お客様に喜んでもらいたいという大工さんの気持ちを重視しているかどうかを見るための質問です。
経験や技術力以上に、人柄や仕事のやりがいをきちんと確認している工務店には、いい職人さんが集まってくるものです。

Q3 どんな大工さんが多いのですか?

漠然とした抽象的な質問ですが、実はこれが一番重要な質問です。

「一生懸命な大工さんが多いですね。うちは、大工さんがいいから、お客様に選んでいただいています」

というように、大工さんへの感謝の気持ちが表れていれば、その工務店と大工さんの関係は良好だと見ていいでしょう。
工務店と大工さんとは、言ってみれば、互いに「鏡」のような存在で、工務店が大工さんを大切にしていれば、大工さんもそれに応えて、その工務店のために尽くそうと頑張るものです。逆に、大工さんをぞんざいに扱うような工務店に対しては、大工さんもそれなりの仕事しかしてくれません。
上のような感謝の言葉を、大工さんがいないところでも口にしてくれたとすれば、その営業マンの気持ちは本物と思ってもいいでしょう。

「私は営業なので、大工さんのことまではちょっと……」

などと言葉を濁すような営業マンだったら、それはちょっと要注意です。
お客様への思いをきちんと共有できていれば、お互いのことがわからないはずはないのですから。

Q4 御社では、大工さんは何年ぐらい勤めているのですか?

答えとして、1、2年ということでも構いません。でも、一番長い人でも1、2年ということだと、大工さんが居ついていないということになりますから、その工務店と大工さんの関係は良好とはいえないでしょう。

この質問をするときは、先に、「大工さんは全部で何人ぐらいいますか?」と聞きましょう。工務店側としては、大工さんがちゃんと居ついているという印象を与えたいと思うでしょうから、年数の長いような大工さんしか教えてくれないかもしれません。全部で何人の大工さんがいて、何年ぐらい働いている人が多いのか、正確な情報を聞き出すようにしましょう。

Q5 今から現場を見てみたいのですが……

大工さんを信頼している会社なら、こんな希望を出しても嫌がらずに、いつでも現場を見てくれるはずです。
お客様との打ち合わせに大工さんが参加したり、現場での細かな仕様決めを大工さんの裁量に任せている会社は、お互いに気持ちよく仕事ができていると考えていいでしょう。

この質問に、「えっ、今からですか。今はちょっと……」と難色を示すようなら、もしかしたら、大工さんに対する不信の念をもっているからかもしれません。

無事に現場を見学することができたら、ぜひ今度は大工さんに、「心がけていることは何ですか?」と聞いてみてください。

「会社から納期厳守と言われていますから、やっぱり仕事の早さですかね」

というように、意識が工務店のほうに向いていて、しかもきつく管理されているような口ぶりだったら、注意したほうがいいでしょう。
しゃべり慣れていなくて、口数が少なくても、「お客様に喜んでもらいたい」という姿勢が見えるようであれば、その大工さんは間違いありません。

契約前に「いい大工さんのいる工務店」を見つける方法 まとめ

いかがでしょうか。
今回は、いい大工さんの見分け方、そしてそんないい大工さんのいる工務店を見つける方法について紹介してみました。
他の記事(「社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」」、「家づくりの成功・失敗を分ける「現場監督の良し悪し」とは?」、「営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法」など)にも書いているように、大工さんを見きわめるポイントもやはり人柄であり、お客様のほうを向いているかということです。
営業マン、現場監督、大工さん、設計担当、そして他のスタッフみんなの力を一致団結させ、そこにお施主様も加わって、強力なチームワークのもとに、家づくりは進められていきます。
ぜひ、いい大工さんのいる工務店を見つけて、後悔のない家づくりをしてくださいね。
実際の家を見て、イメージを言葉で伝えられるようになろう」という記事でもご紹介していますが、私たちトップホームズ毎月開催している見学会には、当社自慢の職人さんが参加しています。ぜひ直接話して、いい大工さんかどうかを見きわめてください。

また、これは山梨だけではなく、全国的な傾向ですが、職人さんは年々減少している傾向にあります。そこにもってきて、いわゆる「オリンピック需要」や、消費税増税前の「駆け込み需要」のために、このところ、職人さんはどこでも不足しているのです。
こんなときは、多少難あり訳ありの職人さんでも、引く手あまたの状態です。当然、そんな職人さんがお客様にあたってしまう可能性も高くなります。

増税を理由に契約を急かしてくるような営業マンも多いと思いますが、だからといって、決して焦ってはいけません。
駆け込みが落ち着けば、難ありの職人さんはきっと姿を消し、いい職人さんの比率が高まることになるはずです。それまで待ったほうが、お施主様にとっては得策になるでしょう。
消費税分がもったいないと思われるかもしれませんが、実際には、増税後は値引きするつもりの会社も多いと思います。金額的に増税前が得だとは必ずしも言えませんよ。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
家づくりに役立つ記事を他にも掲載しておりますので、ぜひ下のリストからお読みください。

営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法

営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法

「一見すると親切そうに見える工務店」が実は危ない

誰もが初心者!山梨での家づくりはここから始めよう」でもご紹介したように、家づくりを成功させるための条件は、まずお客様の幸せを心から願ってくれるような工務店と出会うことです。
ところが、残念なことに、世の中には「お客様の幸せ」をモットーに掲げながらも、実際には、自分たちの都合や利益を優先させているような工務店もあるのです。
「売りたい」という気持ちでいっぱいの工務店は、その“欲”を悟られないように、一見すると親身な態度や、豊富な知識など、信頼を得るためのテクニックを身につけています。

さらに危険なのは、自分でもそうとは気づいていないにもかかわらず、同じように「売りたい」という気持ちでいっぱいの工務店です。
こうした業者は、良かれということで、たしかにあれば便利だけれど高額な設備を勧めてきたりします。お施主様の側では、高い買い物になっているのですが、勧めてくれた親切な態度は認めざるを得ないので、あとで失敗だと思っても、しょうがないと思ってしまうようなことがあるのです。

こうした「一見親切そうだけど、実は『売りたい』工務店」を見抜くには、一体どうすればいいのでしょうか。

営業マンが自分でも気づかない「無意識」に注目しましょう

人間の心には、本人が意識している領域と、無意識の領域のふたつがあります。
この「意識」と「無意識」の領域の比率は、なんと「3:97」だといわれています。圧倒的に無意識の領域のほうが大きいのです。つまり、人間の行動には、どうしても、97%の「無意識」が表れてしまうということです。
いくら表面上をとりつくろうとしても、その行動を冷静に観察してみれば、必ずどこかに「無意識」のボロが出ているはずです。それを見抜くことが、いい工務店を見分けるためのポイントです。

たとえば、こんな宣伝文句をご覧になったことがあるのではないでしょうか。

「お客様の家を1円でも安くするために、当社ではモデルハウスを持ちません」

ほとんどの会社は、こうした意気込みにウソはついていないと思います。でも、その「1円」の重みをどこまでわかって言っているのか、ということは工務店によって差があります。
本当にお客様のために経費を削減しようと思っている工務店では、紙1枚だって無駄にしません。コピーを失敗したら当然裏面を使いますし、その際にも「この紙を捨ててしまったら、その分、お客様の家が高くなってしまうんだ」と意識するものです。そんな姿勢こそ、本当の「お客様のため」です。
「紙1枚」とか「1円」というような最小の単位の重さを知る人の金銭感覚というものは、言葉の端々にも表れるものです。
お客様がオプションの装備をつけるかどうか迷っているようなときに、

「プラス3万円で便利になるのですから、これはお得ですよ」

と営業マンが勧めてきたら、なんとなく違和感をおぼえる方が多いのではないでしょうか。
「ずいぶんと軽くいってくれるなあ。3万円って、それなりの金額じゃないのか」
そんな印象になるはずです。
こんなとき、「1円」の重みを知っている営業マンなら、

「これはたしかに便利ですけれども、値段も3万円します。大丈夫ですか?」

というように、お客様の心中を察するような言葉が出てくるはずです。
ただ「心配しているふり」なら、なんとなく薄っぺらいので、すぐわかるでしょう。
日常の行いが垣間見える、こんなちょっとした言葉に注意してみましょう。

いい工務店の営業マンを見抜ける、簡単な方法

山梨で注文住宅を建てようと思っているあなたが、工務店が開催している見学会を訪れたとします。
現地で迎えてくれた営業マンがこんな言葉をかけてきたら、どう思いますか?

「いらっしゃいませ。弊社のことはご存じでしたか?うちは断熱材が売りでして……」

正直、この営業は“アウト”です。
お客様の幸せを実現しようと思っているなら、そのお客様が何を望んでいるのかを知らなければならないはずです。
ですから、最初のひとことは、「質問」にならなければおかしいのです。

「いらっしゃいませ。何か今のお住まいでお悩みになっていることがあるのですか?」
「ええ、実はちょっと断熱性が……」
「ああ、それなら、弊社の○○はお勧めですよ」

これもダメな例です。
先ほどのものよりは、ちょっとましになりましたが、すぐに商品の説明に入ってしまいました。
売りたい気持ちが強い営業マンは、なるべく早く自社の説明に入ろうとしてしまうので、その点を注意して観察してみてください。

お客様の幸せな暮らしをイメージするためには、もっともっと多くの質問が必要になります。その営業マンが自社の説明を始める前に、どれだけ多くの質問を自分からしてくれるか。これが、いい工務店の営業マンを見抜くためのひとつの目安なのです。

「断るスキ」をつくってくれているかどうか

自然素材、太陽光発電などは、今どきの家づくりの流行です。でも、どんな商品もいいことばかりではありません。
自然素材でも無垢材なら、有害物質の心配がないかわりに、価格が高かったり、乾燥による割れなどが生じやすいというデメリットがありますし、太陽光発電には、売電収入というメリットの反面、初期費用が高く、パワーコンディショナーなどの電気機器の交換費用もかかることや、売電価格も年々下がっているといったデメリットの側面があります。
このように、商品を説明するときに、メリットだけではなく、そのデメリットもきちんと伝えているかどうか、ということも、いい営業マンを見抜くための重要なチェックポイントです。
私たちの場合などは、むしろ、最初にデメリットのほうから説明するようにしています。なぜなら、メリットについては、お客様自身がすでにご存じであることが多いからです。

大切なのは、お客様が最終的に決断をするために必要な知識を十分にもっていただくことです。ですから、迷っているお客様がいても、助言はしますが、先入観を植えつけてしまうような説明の仕方は、注意して避けるようにしています。

もうひとつ、いい営業マンの見抜き方を紹介しましょう。
できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方」にも書きましたが、その営業マンが商品の説明をするときに、「断りやすい状況」をつくってくれているかどうか、ということを見るのです。

「いろいろ考えて、やっぱり要らないと決めたんだけど、なんだか言いづらい……」

お客様がそんなふうに感じてしまったとしたら、その工務店は「売りたい」気持ちでいっぱいになっていて、断るスキをつくってくれていないということかもしれません。そんな場合は、「営業マン断る方法」という記事を参考にしてみてください。

他社の製品を頭ごなしに否定するような会社は、もってのほかです。
ときには、ろくにその商品のことを知らないのに、「ああ、あれはあまり良くないって評判ですよ」などという営業マンがいます。そんな工務店はあまり信頼できないでしょう。「売りたい」人というのは、とかく他者を否定したがるものなのです。

「現場を見たい」と言ってみる方法

いい工務店と出会うためのひとつの方法は、その会社が主催している見学会を訪れることですが、それ以外にも、建築が進行している現場を見るという方法があります。実は、最近、「進行中の現場を見てみたい」と希望されるお客様は増えているのです。
ところが、「現場を見たい」という希望を出しても、

「いやー、ちょっと今、ちょうど見ていただける現場がなくて……」

そんなふうに、工務店にかわされてしまって、希をかなえてくれない工務店もあるかもしれません。
そこで、まず最初に、「今、どのへんで建てられているのですか?」と聞るところから始めましょう。
工務店側では、多くの物件を扱っていることを印象づけようとして、「○○市と○○町、あとは○○市と……」などと教えてくれるでしょう。そこで初めて、
「では、○○市と○○町の物件を見学したいのですが」
とお願いすればいいのです。
このやり方で聞いてみて、渋るようでしたら、その工務店は残念ながら不合格です。
良心的な工務店なら、

「現場に大工さんがいるかどうかだけ確認させてください。もしいたら、今行ってくださって大丈夫です」

などと、即時に対応してくれるでしょう。

「直感」を大切にしてください

説明をひととおり聞いて、質問にもすらすらと答えてくれたし、こちらの気持ちによりそってくれている感じもあった。だから自分で納得して決めたはずなのに……何か、ひっかかるものがある。

そんな経験があるお客様が、意外とたくさんいらっしゃるようです。
その直感は、ぜひ大切にしてください。
そんなふうに感じられたとしたら、それはあなたのどこかに、まだ納得できていない部分があるからなのです。

当たり前のことですが、お客様は家づくりに関しては初心者です。専門的な知識をお持ちではないので、自分がどこに引っかかっているのかということを明らかにするのは、難しいでしょう。それをいいことに、その営業マンはあなたをうまく言いくるめているのかもしれないのです。

「もう決まったことだし、はっきりした理由もないのに、もう一度説明してくださいなんて、ちょっと言いづらいなあ……」

そんな遠慮をする必要はまったくありません。
もし本当に質問することができなかったり、再度説明を聞いても、まだモヤモヤするようだったら、セカンドオピニオンを求めて、他の工務店に聞いてみるのもいいでしょう。

お客様の直感は、意外と頼りになるものです。
家づくりの知識ももちろん大切ですが、ぜひその直感を大事にして、いい工務店を見つけてください。

営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法 まとめ

いかがでしたか。
いい工務店を見分けるためのチェックポイントとしては、

  • お客様にたくさん質問をするか?
  • デメリットもきちんと伝えてくれるか?
  • 断りやすい状況をつくってくれるか?
  • 言動に本当らしさが感じられるか?
  • あなたの「直感」は「待て」と言っていないか?

ということになります。

「お客様の幸せのために一生懸命尽くします!」
どこかで聞いたような言葉を聞いて、「どうせ建前でしょ?」と思う人はたくさんいることでしょう。
残念ながら、数多くある工務店の中には、本音と建て前を使い分けている会社も実際にあります。でも、本当に心からそのように思い、行動している工務店もたくさんあるのです。
耳ざわりのいい言葉に惑わされることなく、山梨で家を建てたいと思われるならば、ぜひ今回ご紹介した方法を使って、営業マンの本音を見抜き、あなたの夢を叶える家づくりの良きパートナーとして、信頼できる工務店を選んでください。
本記事と合わせ、「できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方」も参考にされることをお勧めします。
また、「幸せになれる家」を任せられる工務店や営業マンの見分け方という記事もぜひ参考になさってください。

トップホームズでは、毎月の見学会土日でもゆっくり見学できる予約見学会無料相談など、お客様のために多くの窓口を設けております。どの窓口からでも結構ですので、ぜひお気軽にご相談いただき、私たちの会社をご覧になってください。

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できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方

できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方

見学会で社員や職人さんの人柄も見きわめ、建てた一戸建ても見た上で、信頼できる工務店と契約。何度も営業マンと打ち合わせをして、マイホームで叶えたい夢を伝えたはずなのに、できあがってみたら、なぜか思い描いたのとは違っていた……。
そこまでの悲劇はあまりないかもしれませんが、せっかくできた家に、なんとなく不満を感じてしまう人はたくさんいます。実は、欲しかったものをすべて詰めこんだだけでは、快適で幸せな家はできないのです。新しい家に本当に必要なものは何かを見つめ、その「思い」を営業マンに伝えることが必要です。
家を建てるお施主様たちが、ついつい見落としがちになってしまうポイントを、山梨の老舗工務店の立場から、考えてみました。

あわてて進めず、じっくりと流れを把握してください

多くのお施主様が犯しがちな誤りとして、営業マンのことを気に入り、この工務店は信頼できると思ったら、すぐに家づくりを進めようとしてしまうことが挙げられます。
いくら信頼できそうといっても、相手は売る側です。早々と契約の意思を見せてしまうと、もしかしたら、相手の都合のいいように家づくりを進められてしまうかもしれません。
家づくりの「契約」は、後戻りのできないポイントです。一生に一度の大きな買い物になるのですから、あわてずじっくりと検討を進め、後悔のない結論を出すようにしましょう。
「たぶん、この工務店で建てることになるだろうな」と心の中で思っていても、最初のうちは、今のところ情報収集をしているだけという態度でお付き合いをしていきましょう。
誠意のある工務店なら、話を進めるうちに、ちゃんと「断りやすい状況」をつくってくれるはずです。
「決断されるのはお客様です。納得されるまで、ゆっくりと考えてください」
そんなふうに申し出てくれる工務店なら、付き合いやすいですよね。
営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法」を参考に、信頼できる工務店をきちんと見分けましょう。
逆に、断りにくくなってしまったようなときは、「もう困らない!工務店の営業マンの断り方」という記事を参考にしてみてください。

いよいよ工務店を決めたら、その日から家が完成するまでの流れを、きちんと説明してもらいましょう。
大まかな流れと、各段階でのポイントを頭の中に入れておけば、直前になってあわててあたふたと準備しなければならなくなるようなことを防ぐことができますし、うっかりミスの元を減らすことができます。
たいていの営業マンは、とくに要求しなくても、そうした流れを説明してくれると思いますが、もし説明がなかった場合には、自分から必ず聞いてみてください。

決断を他人任せにしないでください

理想の家の完成図を想像しながら、設備のことなどの細かい点をひとつひとつ決めていく作業は、慣れていないと、疲れてしまうかもしれませんね。
「いっそのこと、経験豊富な営業マンに決めてほしい」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
だからといって、営業マンが「こちらがお勧めですよ」と言った途端に、自分で考えるのをやめて「じゃあそれで!」と決めてしまうのは、危険です。
決断するのは、あくまでもお施主様でなければなりません。

どんなに経験豊富な営業マンであっても、新しい家で、お施主様のご家族がどのような暮らしで理想をかなえるのか、それを具体的に想像することにかけては、お施主様にはとうていかないません。
ですから、どんなに迷ってしまったとしても、自分で考えて決断すること以外に、理想の家に近づけるための最善の方法はないのです。
迷って判断ができないからといって、プロとして間違いのない選択を営業マンに委ねたつもりが、実際の暮らしや理想にマッチしていない選択になってしまったために、納得のいかない家になってしまうことは、珍しくありません。

「どちらがいいか?」という質問に、営業マンは正解を出すことはできませんが、お施主様が判断するための材料を提供することはできます。性能等、数値で表せるような資料はもちろん、過去にどれくらいのお客様がそれを選んだか、またどのようにそれを使っているか、といったことなら、データなども提示することができます。
ぜひ、営業マンのアドバイスを参考に、後悔のない選択をしてください。

「家への思い」を伝え、間取りはプロに任せてください

では、希望の間取りを具体的な形にするのも、お施主様の作業なのでしょうか?
いいえ、これは工務店の仕事です。
お客様は、どんな生活をしたいか、どんな幸せを思い描いているかということを営業マンに伝えるだけで結構です。

  • リビングには家族全員がゆったりくつろげる大きなソファを置きたい
  • その横には子どもが積み木で遊べるぐらいのスペースがほしい
  • 来客が来たときには、リビングから庭にも気軽に出られるようにしたい

などなど、そんなイメージを気ままに語っていただくだけでいいのです。
お客様が抱いているイメージを、私たち工務店が設計図に落とし込んでいきます。

中には「リビングは何畳ほど欲しいですか?」などとお客様に聞く営業マンがいますが、こうした質問は、行き違いの原因になります。
「そうだね、15畳ぐらいかな」とお客様が答えたとしても、実際には、15畳の暮らしを想像できていないことが多いのです。
できあがってみて、初めて、
「うーん、たしかに15畳あって、ソファも置いたし、子どもが遊ぶスペースもあるけど、配置が悪くて、なんだか窮屈で休まらないなあ」
なとどいう不満を覚えることになってしまうこともあり得るのです。

新しい家での暮らしを想像しながら、「使い勝手のいい一戸建ての間取りのための10のポイント」などを参考に、自分で間取り図を描いてみましょう。それはきっと楽しい作業になるはずです。でも、その場合も、間取り図だけではなく、具体的な暮らしのイメージを必ず「言葉」で説明しましょう。
その言葉を道しるべにして、プロフェッショナルは、お客様の間取り図を実現可能なものへとブラッシュアップさせていくのです。

解決したい不満は何か、リストにしてみましょう

家ができあがった後になってから、
「開放感のある明るい吹き抜けもつくったし、リビングの床は無垢材にしたし、家をつくる前に憧れていたものはほとんど叶えたのに、なぜか、満足感がいまひとつ」
という感想をもつお客様もいます。
そうなってしまった原因として考えられるのは、「憧れよりももっと大切なこと」を営業マンに伝えていなかった、ということではないでしょうか。

人間の心理というものには、「欲しかったものを手に入れること」よりも、「不満を解消すること」のほうが、満足感に結びつきやすいという特徴があります。
欲しかったものを手に入れたことによる喜びは、一時的には大きなものですが、慣れてくるにしたがって次第に薄れていってしまいます。これに対して、以前の暮らしの中で感じてきた不具合が解決したことの喜びは、長く続くのです。

家づくりの計画を始める前に、ぜひ試していただきたいことがあります。
工務店として、現場見学会に参加する方にチェックしていただきたいこと」という記事にも書きましたが、それは、今お住まいになっている家で「不満に感じていること」を、ひとつひとつ確認しながら、1週間ほど普段通りに生活してみるということです。
仕事や家事に忙しい平日、家でゆったりとくつろぐ休日の両方について、不便だと感じることをすべてリストにして書きとめておきましょう。
「見学会でチェックしてほしいこと」の記事では、そのリストを見学会に持参してチェックしてみましょう、ということをアドバイスさせていただきました。今度は、工務店にはそのリストを渡して、「こんな不便を感じないようにしたい」とだけ告げれば、それだけでも、きっと満足できる家ができあがるはずです。それに加えて、いくつかの憧れを叶えることができれば、さらに幸せを感じられる家が完成することでしょう。

伝言リレーにならないように、全員集合で思いを共有してください

思い通りの家にならなかった原因で特に多いのは、営業マンに伝えた内容が、設計士や職人さんたちにうまく伝わっていなかったというものです。
これを防ぐには、外壁の色や、キッチンのグレード等の仕様決めまで、きっちりと営業マンと話を詰めておくことです。
また、営業マンから設計担当者、現場監督への引継ぎは、お施主様自身も含めた、四者が顔を合わせた同席の場で行うことも必要です。
こうした防止策を講じておけば、勘違いや連絡ミスなどを極力避けることができます。
工事が始まると、お客様が話す相手は現場監督だけになってしまいます(このあたりのことは、「家づくりの成功・失敗を分ける「現場監督の良し悪し」とは?」という記事を読んでください)。営業マンから現場監督への引継ぎでは、必ずこの「四者引継ぎ」を実施して、伝言ミスを防いでください。

これは極論かもしれませんが、設計、現場監督、そして大工の知識がある営業マンに任せれば、まず間違いはないでしょう。そこまで何でも兼ね備えた営業マンを見つけることは、難しいかもしれませんが、小さな工務店には、意外と、建築士のスキルをもった営業マンがいたり、大工経験のある営業マンがいたりすることがあります。指名できるなら、そうした営業マンにお願いすれば、伝言ミスによる失敗の可能性はかなり低くできるでしょう。

後回しは双方にとって負担になる

工事が進み、だんだんと家が形になっていく中で、「やっぱりここに窓が欲しい」「洗面台をグレードアップしたい」というように、変更を頼みたくなることはしばしば出てきます。変更したいというお施主様の気持ちそのものは、仕方のないことではありますが、よくよく伺ってみると、「じつは最初の時点で、どちらにするか迷っていた」というようなケースもあるようです。決めることを後回しにして、とりあえず決めておくという姿勢は、家づくりには禁物です。
たとえそれが小さな変更であっても、予定に入っていなかった作業が発生するわけですから、現場の作業はどうしても滞ってしまいます。それが積み重なれば、全体の工期にも影響が出てしまいます。お施主様が予想しているよりも大きな金銭的負担になってしまうこともあるのです。

もちろん、だからといって、お客様が変更したいというお申し出をしているのを、業者側がとりあわなくていいという理由にはなりません。もし変更したくなっても、気おくれせずにそれを伝えてください。もともとの状況のの中でそれが可能なのか等をよく相談の上、きっちちと対応してもらうのがいいでしょう。

できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方 まとめ

思い通りの家をつくるには、パートナーとして信頼できる工務店と出会うことが大前提です。
デメリットがあったら隠さずにきちんとそれを伝えてくれて、その中で、最大限、要望に応えてくれるような良心的な工務店を選んでください。
営業マンとより良いコミュニケーションの保つことで、あなたの夢を叶えてくれる家ができることをお祈りしています。

トップホームズではお客様の個別の予約ご相談を承っております。もちろんお金はかかりません。ご納得いただけるまで、何度でもできます。
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家づくりの成功・失敗を分ける「現場監督の良し悪し」とは?

家づくりの成功・失敗を分ける「現場監督の良し悪し」とは?

山梨に家を建てようと決め、信頼できる工務店を選ぶことができた。いい営業マン、いい職人さんたちにも出会うことができた。よし!これでいい家が建てられるぞ——!
ちょっと待ってください。じつは、まだそれは早合点なのです。

営業マンと職人さんの間には、現場を仕切る「現場監督」という存在があります。
この現場監督、お施主様との接点も多いのに、意外と知られていないかもしれませんね。
じつは、ストレスなく、いい家づくりをできるかどうかは、この現場監督の力量次第と言ってもいいほど重要な存在なのです。
今回は、この現場監督が果たす役割、いい現場監督の見分け方を紹介しましょう。
現場監督と上手に付き合えば、家づくりはグーンと楽になりますよ!

現場監督って何をする人なの?

現場監督というと、資材を運んだり、大工さんの手助けをするのが仕事だと思っていらっしゃる方もいるようです。実際に現場を訪れてみると、そうした作業をしている姿も見ることができるので、つい勘違いしてしまうのも無理はないのですが、こういった仕事は、本来の現場監督の仕事ではありません。

現場監督とは、その現場の一切を取り仕切る、現場の最高責任者です。
現場監督の仕事は、大きく分けると、二つあります。

ひとつは、「現場のチェック」です。
必要な搬入品はすべて揃っているか、工期に遅れは生じていないか、安全は確保されているか、設計図通りに仕上がっているか、といった現場の状態をつねに確認するのが現場監督の仕事です。また、検査書類を確認・整理したり、追加工事の施工資料を揃えたり、金額を提示したりといったデスクワークも行います。

もうひとつの仕事は、お客様と職人さんをつなぐ「仲介」です。
それまでは、お施主様が質問したり相談したりする相手は、営業マンでした。でも、家づくりの工事が始まると、お施主様の相手をするのは現場監督に替わります。熟慮の末に変更したいことが出てきたような場合は、現場監督にそれを伝えていただくことになります。
実際に工事が始まってみると、さまざまなことを検討しつくしたはずの設計図であっても、なんらかの変更点が必ず出てきてしまうものです。そうした際に、お客様の要望を聞きとって、職人さんに伝えるのが現場監督の仕事なのです。

そんな伝言ゲームをしなくても、お客様が直接職人に伝えればいいのでは?と思ってしまうかもしれまえんね。でも、ほとんどのお客様は建築に関しては素人です。また、職人さんの側も、話を聞くプロではありません。うまく間を仲介して、現実的な解決策を提示するには、現場監督という存在が必要になってきます。お客様と職人さんとの間で認識がずれてしまっていると、誤った解決策のまま家づくりが進んでしまうことになりかねません。そこで、現場監督がお客様の要望を正確に聞き取り、建築のプロとしての言葉で、職人さんに伝えていくわけです。

もちろん、お客様が要望したことをすべて鵜呑みにして進めるということではありません。いただいた要望よりももっとリーズナブルな方法、より適切な方法がある場合には、逆に、それをひとつの選択肢としてお客様に提案したりすることもあります。

安くていい家は、こうした現場監督の配慮があって、初めて実現することができるのです。
トップホームズの現場監督の現場日記ブログはこちらからご覧いただけます。それぞれの人となりを感じていただけると幸いです。
工務店トップホームズ監督たちの山梨県現場日記ブログ

職人さんから信頼され、職人さんを大切にするのが「いい現場監督」

いい現場監督は、職人さんたちから信頼され、大切にされています。
建築という仕事は、大勢の職人さんたちの協働作業ですから、現場作業をスムーズに進めるためには、なんといってもチームワークの良さが不可欠です。
現場監督は、現場に常駐して職人さんの働きを見張っているわけではありません。チェックすべきポイントを押さえたら、あとはプロフェッショナルである職人さんたちにお任せします。お客様と職人さんが直接話をすることはないと書きましたが、内容にもよっては、現場監督の判断で、お客様と職人さんが直接打ち合わせをしていただくこともあります。もちろん、その内容は職人さんから現場監督に事後報告してもらいます。
こうしたことから、「この人のために一生懸命やりたい」「この人に余計な負担をかけたくない」と職人さんに思ってもらえるような現場監督ほど、現場の作業はスムーズに進み、しかも仕事も丁寧になります。

現場監督は、ひとつの現場の専属ではなく、たいていの場合、複数の現場を掛け持ちしています。職人さんたちが現場監督を信頼し、協力してくれるからこそ、どの現場にも均等に力を注ぐことができるのです。

そういった現場監督の役割、仕事を知ってみると、最初にイメージしていた「現場で職人さんに頼まれて材料運びをしている現場監督」という姿は、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。そういう仕事をしているということは、職人さんから信頼されているどころか、もしかしたら少し軽く見られてしまっているのかもしれないからです。だとしたら、本来彼が果たすべき現場監督の仕事がおろそかになってしまっている可能性があります。現場のチームワークがうまく働いていないのかもしれないわけです。

職人さんに大切にされているということは、裏を返せば、現場監督のほうも、職人さんを大切にしているということになります。
じつは、それができていない現場監督や工務店が、結構たくさんあるのです。
「お客様第一」というモットーを掲げているからと安心していると、職人さんに対しては、まったくの下請け作業員の扱いで、一段低く職人さんを見ているような工務店もあります。
そんな現場で、職人さんたちが気持ちよく働くことができるでしょうか。

まず現場監督が、職人さんに対して尊敬と感謝の気持ちをもつということが、良いチームワークにつながり、いい家を建てるための一番大切なことなのです。

現場監督は「お客様の味方」

「いい現場監督」のもうひとつの条件は、お客様の目線を持っているということです。
現場監督の仕事のひとつは、お客様と職人さんをつなぐ「仲介」と書きましたが、このとき、現場監督が職人さんよりの立場に立ってしまうと、お客様の気持ちは置き去りになってしまいます。建築について素人なのはお客様だけですから、ふたりのプロが互いに味方しあってしまっては、お客様は何も言えなくなってしまうでしょう。

たとえば、建物の強度を上げるための金具が、柱に曲がって取り付けられていたとします。多少曲がって金具が付いていても、実は問題ないのですが、お客様はそんなことはわかりませんから、もしかしたら、それが気になってしまうかもしれません。
「あの金具、曲がって付いているように見えるんですけど、あれで強度のほうは大丈夫なんでしょうか?」
こんな質問をされるかもしれません。
ところが、この質問に対して現場監督が、
「ああ、あれは曲がっていても大丈夫なんですよ。気にしないでください!」
とだけ答えたら、お客様はどう感じるでしょうか。
そんなふうにプロに言われてしまったら、それ以上、「でも……」と質問を重ねることはできなくなってしまいますよね。そうしたケースが何度も積み重なると、
「もしかしたら、あの人に言いくるめられているのでは?」
と、だんだん不安になってしまうかもしれません。

では、現場監督がこんなふうに説明してくれたらどうでしょうか。
「ああ、すみません。あれは多少曲がっていても、強度上は問題ないんです。でもお客様にしてみたら、やっぱり気になりますよね。どうしてもご心配でしたら、直しますので、言ってください!」
こんな言い方をしてくれる現場監督なら、お客様の不安をなくそうという姿勢がちゃんと感じられますよね。

いい家を建てるためには、設計図通りに問題なく仕上げることは当たり前で、さらにそれに加えて、お客様の不安をひとつでも解消して残さないということが大切です。
いい現場監督は、そんなお客様の不安をすばやく感じとりますので、アドバイスひとつするときにも、その理由をちゃんと説明してくれます。

もちろん、現場監督がお客様の味方でありつづけることは、言うほど簡単なものではありません。
現場監督としては、職人さんたちが一生懸命にやっていることは、重々わかっていますから、「お客様の言う通りに、やっぱりここを変えてほしい」ということをなかなか伝えることができず、悩んでしまうこともあるでしょう。
そのような職人さんへの気遣いも、現場監督には必要な要素ではありますが、それでもなお、「迷ったらお客様の側に立つ」という姿勢が、理想の現場監督には必要です。
そうした結果の積み重ねが、お客様目線を養っていくための訓練にもなり、自らの技術を上げていくことにもつながっていくのです。現場監督が成長していくことは、職人さんにとってもうれしいことです。

新人とベテラン、どちらの現場監督がいいの?

上に書いたように、現場監督は多くの経験を積み、様々なケースの場数を踏むことによって成長していきます。では、より実務経験が長いベテランの現場監督ほど「いい現場監督」だと言えるでしょうか。
実際は、それ以上に大事なことがあります。
「いい現場監督」に必要な資質のうち、経験は3%といったところでしょう。
残りの97%は、誠実、勤勉といった、その人の人柄です。

経験を積み重ねているということも、もちろん貴重なことです。しかし、悪くいえば、いかようにも現場をコントロールできて、お施主様からいただいた要望も、もっともらしい理由をつけて断ることができるような話術を身につけてしまっているということかもしれません。巧みな話術を使って、高い工法や設備をお施主様に押しつけてしまうことも、できてしまうかもしれないのです。

一方、誠実な現場監督は、まずお客様の利益ということを考えます。
新人で、経験も不足しているために、お施主様から質問されても、その場で答えることができないかもしれません。でも、誠実な現場監督なら、一度それを持ち帰って、相手が満足できるような答えを必ず用意しようとするでしょう。もちろん、ある程度の経験と知識は必要ですが、お客様第一という意識をもち、うそをつかない約束を守る誠実さがあれば、たとえ経験が不足していたとしても、十分にそれを補うことはできるでしょう。

新人かベテランかという経験の差は、そんなに大きな問題ではありません。人柄という基準でみれば、じつはどちらでもいいのです。ただ、新人の現場監督は、自分も知識がない分、よりお客様の目線に近いかもしれませんね。

もちろん、人柄が誠実である上に、経験も十分に備わっていれば、それ以上のことはないでしょう。

現場監督を替えてもらうことってできるの?

「あの監督さんはちょっといい加減だなー。このまま任せておくのはちょっと不安……」

そんなふうに感じられたら、すぐに工務店に連絡して、別な現場監督に替えてもらいましょう。不安を抱えたままでお付き合いすることは、工務店の側もまったく本意ではありません。お互いの関係が悪くなってしまうようなことが起こる前に、早めに伝えたほうがいいと思います。
ただし、工務店の規模によっては、現場監督がその人ひとりしかいないようなこともあります。そんなときは、思いきって工務店ごと替えればいいか、というと、残念ながら、それはほぼ無理だと思います。
通常、お施主様と現場監督が初めて顔を合わせるのは、仕様の確認のときです。もう少し早い場合でも、建てる位置を確認するために土地に縄を張る「地縄張り」のときです。
いずれにしても、このときにはすでにもう工務店との契約は済んでしまっていますので、建築が始まってから、工務店を替えることは、契約を破棄することになり、難しいと言えるでしょう。

そんなふうに現場監督で後悔しないためには、お客様がご自分で情報を集めることが必要です。
たとえば、住宅見学会というのは最適な機会です。
見学会には、たいていの場合、現場監督も参加しています。ぜひ声をかけて、その人の人柄を感じとってみてください。
見学会には職人さんも来ていますので、現場監督について聞いてみるのもいいでしょう。
「あの監督が仕切る現場は、職人のことも気遣ってくれて仕事がしやすいんです。いい監督さんですよ」
こんな好意的な言葉が本心として職人さんから出てきたら、きっと安心できるでしょう。
「あの人、現場のことをよくわかっていないんだよね」
「いつも命令ばっかりして……」
というような否定的な言葉が出てくるようなら、その現場監督は要注意だと言えるでしょう。
もし、見学会に現場監督に会うことができなければ、事前に会いたいと工務店に申し出てみましょう。現場監督は、それほど重要な存在なのです。

家づくりの成功・失敗を分ける「現場監督の良し悪し」とは? まとめ

現場監督の仕事についてもっと知りたい方には、こちらの「現場監督入門メディア「目指せ!住宅業界の現場監督」」というサイトがお勧めです。新人現場監督さん向けの記事が掲載されていますが、読んでみると、その仕事の重要性がよくわかります。

営業マンも、職人さんも、そして現場監督も、結局のところ、一番大切なのは、お客様の幸せを考えるという姿勢です。
工務店として、そういった姿勢を皆がもっているかということを見きわめ、お施主様も含めて、より良いチームワークによって、幸せな家を建てていただきたいと思います。
そのためにも、ぜひ住宅見学会に参加して、私たちの人柄をじかに確かめてみてください。

トップホームズの住宅見学会についてはこちらでご案内しております。また、平日でもOKの予約見学会のご予約はこちらからお申込みいただけます。

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社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」

社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」

「お客様の幸せのために」。
そんな言葉につられて訪れた住宅工務店で、実際に社員と接してみたら、「なんだか思っていたのと違う……」とがっかりされた経験がある方は、意外と多いのではないでしょうか。
会社としてどんなに立派な理念をもっていたとしても、社員がそれをきちんと理解していなければ、それは絵に描いたモチと同じです。
工務店は、あなたの家づくりの成功を左右する重要なパートナーです。いい工務店を選ぶには、その社員を見きわめることが必要です。
今日は、受付窓口・営業マン・現場監督・設計士・事務など、どの職種にも当てはまる「住宅工務店のいい社員」について、考えてみたいと思います。

社員を見れば工務店の良し悪しが「わかってしまう」理由

毎日満員御礼のディズニーランドに人気がある理由は、よく言われるように、その「おもてなしの心」にあります。それを体現しているのは、9割を占めるアルバイトのスタッフさんたちです。ディズニーランドを訪れ、1日を楽しんで帰る一般のお客様にとって、「ディズニーランドの顔」は、株式会社オリエンタルランド(という会社が経営していることも知らない人が多いのではないでしょうか)の経営者ではなく、スタッフが作っているのです。

素晴らしい理念があり、それを実践する社員がいて、初めて、会社はすばらしい会社になることができます。ですから、たとえ経営者を知らなくても、社員を見れば、その会社の質というのは自ずからわかってしまうものなのです。

会社によって表現は様々ですが、ほとんどの住宅工務店が掲げている理念は、「お客様を幸せにすること」でしょう。その思いを、その会社の社員(営業マン、現場監督、事務の担当者にいたるまで)から感じることができれば、その会社を選んでも大丈夫でしょう。

「そんなに感覚的に選んでも大丈夫? もしその会社の建てた家がよくなかったらどうするの?」

そう思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、そういった心配は無用です。

いい家を建てるために、その工務店のもっている技術や、家に使われている素材、設備の性能などを一生懸命調べる方はたくさんいます。
でも、実際に家を建てた方にお話を聞いてみてください。
「いい家づくりができた」という達成感をお施主様にもたらしているのは、その工務店の技術力や家の性能などよりも、いい社員やいい職人に出会えたという人間的な要素であることに気づかれることと思います。
これは、決して、質のよくない家を、社員の人柄によってカバーしたというようなことではありません。
今の住宅は規格化が進んでいますので、特別な技術が必要になるようなことはあまりありません。言ってみれば、どの工務店に頼んでも、品質的には問題のない家ができあがるはずです。
ところが、実際には、建てた家に満足していただける場合と、満足してもらえない場合があります。よくあるケースとしては、間取りや、内装のセンスといった部分でしょう。
そういった部分は、お客様を理解しようとする社員や職人がいなければ、満足していただけるような仕上がりを実現することはできないのです。
つまり、やはりお客様の満足を左右するのは、その工務店の社員なのです。

会社としては立派な理念を掲げているのに、その工務店の社員にはそれがまったく感じられないような会社も、実際にはあります。
あなたが工務店を訪れ、営業マンと話してみて、

「ホームページには、お客様の幸せが第一と書いてあったのに、そこの営業マンと話してみたら、なんだか会社の利益のことばかり優先しているような印象だった」

そんな風に感じられたら、その工務店には要注意です。
あなたが感じた違和感の原因は、社員がその会社の理念を理解していないか、あるいはその理念が単なる「建前」にしか過ぎないか、そのどちらかである可能性が高いと言えます。
いずれにしても、その工務店は、あなたが満足できるような家を建てることができないでしょう。

どんな社員がいる工務店がいいのか

いい社員とは、お客様の理想や悩みごとを、ていねいに、念入りに聞き出して、それを理解する努力をする社員のことです。これは、おそらく、職種も年齢も関係ないでしょう。

工務店の社員ではなく、ある設備メーカーさんの社員さんの例をあげてみたいと思います。

お客様がメーカーと相談して、キッチンなどの設備を決めると、メーカーは工務店に、お客様が選んだ製品の情報を送ってきます。ただ単に工事を進めるだけなら、その製品の型番が書いてあれば十分です。ところが、その設備メーカーさんの担当者は、お客様の状況をことこまかに書き加えてくれるのです。
そのお客様が、他の製品とどちらにするか迷っていたこと、もしかしたらまだ迷っていて、最終的に別な製品を選ぶかもしれないこと、そうなった場合は、住まいのプロフェッショナルである工務店として、その製品が適切か、それとも別な製品のほうがいいかどうかなどをアドバイスしてほしい。
そんなことが書いてあります。
これを受け取った工務店の側では、人によっては、よけいな情報を書き込んできた、と面倒に感じるかもしれません。でも、この担当者の気遣いは、お客様の気持ちによりそった素晴らしいものだと言えるのではないでしょうか。

反対のケースを考えてみましょう。
もし、これをお読みの皆さんが、体調不良でお医者さんに診てもらったとしましょう。そして、なんだかいつもの風邪とは違う感じがするので、それを一生懸命説明したとします。ところが、お医者さんがそれを聞き流して、「ああ、風邪ですね。薬出しておきますから」というひとことで片づけられてしまったらどうでしょう。いくらその人が名医であっても、そしてその診察が正しかったとしても、なんだかがっかりしてしまいませんか。

どんな職業でも言えることだと思いますが、お客様を正しく理解しようとする人は、そのお客様の背景にあるものを聞いて、それを必要な人に正確に伝えようとするものです。
そうすることが、その人の「基準」になっているような場合、流れ作業のようにお客様を扱うことは、かえってストレスになってしまうのです。

工務店の社員と接するときは、ぜひ、その人の「基準」がどこにあるかということを探ってみてください。
あなたが「これにします」と何かを選んだときに、その理由を知りたがったり、それによってどのように理想の生活が実現するのかなど、いろいろな情報を聞こうとする社員なら、その人は、お客様の幸せを「基準」にしていると言えます。そういった社員に出会うことができたなら、「当たり」でしょう。

工務店の「いい社員」はどうやって見分けるか

ここでひとつ、「いい社員の見分け方」を紹介しましょう。
それは、お客様を応接室にご案内したり、お電話を取り次ぐときの応対が丁寧なものかどうか、注意してみればいいのです。
言葉づかいの話ではありません。聞いたことにしか答えない、お客様が何か言いたそうにしているのに、それを聞き出すそぶりも見せない。そんな応対をしていたら、それはあまりいい社員とは言えないでしょう。

当たり前といえば当たり前のことなのですが、「技術と人柄は別の話。いい家が建つのなら、多少我慢することになってもしかたがない」と目をつぶってしまうお客様は意外と多いのです。
でも、こういったことは「一事が万事」ですから、そこを軽くみるべきではありません。

ものごとの本質というものは、何気ない部分にあらわれるものです。
そういった意味では、経理や受付窓口のような“裏方”の社員に注目してみてもいいかもしれません。会社の本質というのは、売上と直接関係のない、そのような業務の社員にあらわれやすいのです。
会社の売上を直接左右する営業マンは、お客様の機嫌を損ねないようにしながら、契約までもっていくためのトークを日夜訓練しています。ちょっとひねくれた言い方をしますが、彼らは、「売上を伸ばしたい」という本音を押し隠しながら、「お客様のため」という建前を装う技術を訓練しているわけです。
ところが、数字と直結しない、事務や受付窓口の社員は、そのような営業トークを仕込まれているわけではありません。そこに、会社の「素」の姿が出てしまうわけです。
その人たちのお客様の扱いがぞんざいだったとしたら、それがその工務店の本当の姿勢だということが言えるでしょう。

もちろん、その人個人の個人的な問題がたまたま表れているだけということもあり得ます。しかし、だとしても、会社がそれを改めるように教育していないということは、やはり会社の問題なのです。
どのように考えても、その工務店は、いい会社とは言えないでしょう。

社員の人柄をさらに知るためには

工務店の社員の何気ない行動に注意しながら、さらにその社員を深く知ろうと思ったら、直接その人に質問してみましょう。
どんなことを考えて仕事をしているのか、何を大切にしているのか、ということを聞けば、その人の人間性がいちばんよくわかります。
単刀直入に聞いたりするのが気恥ずかしかったら、世間話から入ってみてください。
「ここはいい会社ですね」
「お仕事、楽しいですか」
うまく話がはずんだら、核心に迫ってみましょう。
たとえ会話がたどたどしくても、お客様の幸せを考えたその人なりの言葉があれば、それで十分に合格を出してもいいでしょう。長いこと返答に詰まるような場合は、もしかしたら、その会社はあまりよくないのかもしれません。それだけで悪い会社だと断言することはできませんが、会社が理念を教育していないことのあらわれかもしれないからです。

家づくりのパートナーとして工務店を選ぶときに、その工務店の経営者の考えを知ることも大切ですが、社員を見れば、それ以上に多くの判断材料が得られます。事務所や住宅見学会に行くときは、部署を問わず、なるべく多くの社員と接してみて、その姿勢を意識してみるようにしてみてはいかがでしょうか。

社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」 まとめ

トップホームズの信条は、
「心を正せば、あとは素のまま」
「心は技術を超える」
というものです。
人間は気づかぬうちに、どうしても自分の利益を優先しがちになってしまう習性があります。ですから、私たちは、日常のささいな行動であっても、それがお客様の幸せという目的にかなっているかということを基準に、つねに厳しく律しています。
テクニックに長けた営業マンはたくさんいますが、本当にお客様の幸せを願う心があるのなら、多少口下手であっても、その人の言動は自然とお客様の幸せにつながっていくはずです。

お客様の幸せのための安くていい家を作ることにおいては、トップホームズはどこにも負けません。そんなふうに自負できるのも、志を同じくする職人さんがいればこそです。弊社では、じつは職人さんを採用するのに、3時間におよぶ「心の面接」を行います(50人に1人という合格率の「狭き門」です)。そんな私たちが選んだ職人さん、社員たちは、私たちの誇りでもあります。

一致団結してお客様の幸せを実現する。
これが、私たちトップホームズが多くのお客様に選んでいただいている理由です。

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