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寒さの厳しい山梨でもあたたかく暮らせる断熱工法と窓の選び方

寒さの厳しい山梨でもあたたかく暮らせる断熱工法と窓の選び方

「暖かい家が欲しい!」
山梨で注文住宅を建てられる方は、皆さん、そう口にされるといっても過言ではありません。
ご存じの通り、山梨の甲府盆地は寒暖の差が大きく、夏は暑く冬は寒いという特徴があります。
夏の暑さも相当に参ってしまいますが(「山梨の夏を涼しく過ごすための西日対策」という記事もありますので、参考にしてください)、冬の寒さの厳しさはとてもつらいですよね。
もちろん北海道、東北、信越などや、豪雪地帯にお住まいの方は大変だと思いますが、山梨もまた、寒さ対策ということに関心が高い地域なのです。
家の外には北風が吹きすさんでいても、家のなかはぽかぽかと暖かい。
暖かい家は、まさに幸せの象徴です。
そんなことから、多くの方が「あたたかい家」を望むのでしょう。
では、どうやってあたたかい家を建てればいいのか。
家づくりに携わる私たち工務店が、それは、つねに念頭に置いている課題です。

外断熱と内断熱、どちらがあたたかい?

「あたたかい家」づくりに欠かせないポイントは何でしょうか。
それは、外の冷気をいかに遮断して、家の中のあたたかさを逃がさないようにするかということです。
冬の寒さは、家の壁や天井、床を外側から冷やし、じわじわと室内に忍び込んできます。
家の中に冷気を遮断して入れない方法のひとつは、壁・天井・床に断熱材を使用することです。

断熱には、断熱材を壁の外側に張る「外断熱」と、壁の中に断熱材を入れる「内断熱」の2種類があります。
外断熱を採用している工務店は外断熱のほうがいいと説明し、内断熱を採用している工務店は内断熱のほうがいいと説明するでしょう。
これでは、建築のことをあまりご存じない一般の方にとっては、混乱してしまうばかりです。
「外断熱のほうがあたたかいんですよね?」
テレビコマーシャルの影響でしょうか、最近では、一般の方も、そんなふうに質問される方が多いように思います。
実際には、どちらがあたたかいのでしょうか?

壁・天井・床の断熱性能は、材質と厚みで決まります。
これを数値で表したものが「熱抵抗値」です。
熱抵抗値の数値が大きいほど、断熱性がいいことになります。
壁の場合、外断熱工法では熱抵抗値は1.7。
内断熱工法で同じ断熱効果を得るためには、2.2の熱抵抗値が必要になります。
外断熱のほうがあたたかいと言われる根拠は、そこにあるのでしょう。
あたたかい家を建てるには、内断熱の場合で、以下のような熱抵抗値を出せればいいと思います。

壁の熱抵抗値 2.6以上
天井の熱抵抗値 5.2以上
床の熱抵抗値 2.2以上

工務店の担当者に「熱抵抗値」を聞いてみよう

ちなみに、注文住宅を建てることを工務店に相談するときには、断熱材の種類や厚みだけを聞くのではなく、必ず、壁・天井・床の熱抵抗値を質問してみましょう。
上記に掲げた数値以上であれば、断熱材の基準は満たしていることになります。
私たちからすると、とても信じられないような話ですが、専門家を名乗っておきながら、熱抵抗値の意味すら知らない業者も、中にはいるそうです。
こういう質問をすれば、最低限の知識がある工務店かどうかを判断できますので、ぜひ質問を試してみてくださいね。
もし、「熱抵抗値」を即答できないような担当者だったら、その工務店であたたかい家を建てることは無理だと判断したほうがいいかもしれません。

では、今度はコスト面で比べてみましょう。
じつは、外断熱工法で熱抵抗値1.7にする費用に対して、内断熱工法では、その半分以下ほどの金額で、熱抵抗値2.2を得ることができるのです。
なぜなら、日本では、断熱の主流は内断熱で、内断熱用の断熱材のほうがたくさん流通しているので、内断熱用の断熱材のほうが安価に購入できるからなのです。

コストを基準として決めるのか、それとも、コストは度外視して決めるのか。
よく考えておくことが大切です。
私なら、「コストが安くすんであたたかい家」である内断熱を選びます。

窓の大きさとあたたかさの関係

「大きな窓をつけて、室内から外の景色を楽しみたい」
そう考えられる人は多いと思います。
大きな窓があると部屋の中が明るく、開放感がありますので、とても素敵ですね。
自分の家を建てるのなら、ぜひ大きな窓を、という憧れをもっていらっしゃる方も多いと思います。
でも、寒さ対策ということから考えると、断熱性能の面からは、大きな窓にはちょっと問題があります。
一般的に使われるアルミサッシのペアガラスでは、熱抵抗値はわずか0.22。
これでは、壁の1/12程度しか断熱性能がありません。
断熱性能を高めた「アルミ樹脂複合サッシLOW-Eペアガラス」を使えば、熱抵抗値は0.43、壁の1/6程度の断熱性能です。
サッシを変えることによって、これだけ断熱性能が変わるわけですが、それにもかかわらず、工務店の営業の現場では、すべて「あたたかい断熱サッシ」などと説明されることが多いようです。
あたたかい家を安く建てたいのなら、「アルミ樹脂複合サッシLOW-Eペアガラス」のほうを選びましょう。
通常のアルミサッシペアガラスと比べると、金額は1割程度アップしてしまいますが、断熱性能で比べれば、その差は2倍もあるのです。

でも、「アルミ樹脂複合サッシLOW-Eペアガラス」を使っても、窓は壁に比べてずっと断熱性能が下がってしまいます。
寒さの遮断という面からみると、窓というものは壁に穴があいているようなものなのです。
ですから、「あたたかい家」を建てるなら、窓の開口率はできるだけ下げる必要があります。
開口率とは、窓や玄関ドアのような開口部の面積を、床面積で割った数値のことです。このとき、吹き抜けも床面積として計算します。
あたたかさだけを考えれば、「アルミ樹脂複合サッシLOW-Eペアガラス」を使用した場合でも、開口率は15パーセント以下が望ましいことになります。
でも、明るさのことも考えれば、やはり30パーセントほどの開口部は欲しいところです。

気持ちのいい風が吹き抜ける家

当たり前のことですが、家は、冬だけのことを考えて建てるものではありません。
春夏秋冬、どの季節でも、快適に暮らせなければ意味がありません。
でも、「夏が涼しい」「冬でもあたたかい」など、夏と冬がすべてであるかのようなセールストークが多いと思いませんか?
春も秋は、自然の風が家の中を通りぬけて、とても気持ちがいい季節ですよね。
そんな家に住みたいと、誰もが思うはずです。
あなたは、あたたかさのために開放感を犠牲にしますか?
あたたかさのために、風の通りぬけを犠牲にしますか?

窓が小さくても、部屋の明かるさや開放感、風の通りぬける道を確保する方法があります。
高い位置に窓をつければ、小さい窓でも、室内は意外と明るくなります。
トップライト(天窓)の設置なども効果的です。
また、リビングのソファーに座ったとき、キッチンに立ったときなど、日常的な視線の高さに合わせて窓を配置することによっても、解放感を得ることができます。

窓には風を通すという役割もあります。
無風だってあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、じつはそんなことはなくて、空気というものは温度の差によって流れていく性質があるので、それを利用すれば、無風状態であっても、風を作り出すことができるのです。
たとえば、家の南側と北側をくらべれば、北側のほうが外気温は低いはずです。
また、家の中でも、天井に近い上の部分より、床面に近い部分のほうが温度は低くなります。
こうした南北の気温差、床と天井の気温差をうまく利用すれば、風は気持ちよく家の中を通りぬけていくのです。
具体的には、ひとつの部屋に対して、2つ以上の窓を、できるだけ離れた対角線上につけ、風が入るほうの窓は温度の低い側に小さく、風を出す窓は温度の高い側につければ、効果的です。
このように、風通しのいい場所を見きわめて窓を設置すれば、小ぶりでも十分な換気が可能です。
新鮮な空気をとりこみ、湿気を取り除いて、気持ちよく暮らせる、そんな家にあなたも住んでみたくありませんか。

 
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安心できる家を安く建てるための技術

安心できる家を安く建てるための技術

一戸建ての家を建てるというとき、多くの方が、木造がいいと希望されます。ある統計によれば、日本人の90%近くが「住むなら木造住宅」と答えているのだそうです。コンクリートの家にはないぬくもり、安らぎは、古くからの日本の暮らしに根づいた文化になっているのです。
木造の家の魅力には、木の香りといったものもありますし、木材には湿度を調節してくれる機能もあります。
多くの日本人が、自分たちの住む家として、木造がいいと支持するのも、当然のことと言えるでしょう。

自分の好みにあった家を作れる在来工法

木造建築の工法には、在来工法、ツーバイフォー、プレハブなど、様々なものがあります。

ツーバイフォー工法は、壁で建物を支える仕組みのため、「枠組壁工法」という別名があります。気密性が高い一方、壁で支える仕組みということから、大きな開口部を作ることができません。「数種類の規格サイズと材種の木材を切断し、釘でとめる」という技術の繰り返しによって、家を建てていきます。
一方、プレハブは、工場で作られたものを現場で組み立てる工法です。木材の切断などもほぼ不要です。
いずれの工法でも、建築技術は1~2年で習得できるもので、誰が建ててもほぼ同じレベルの家を建てられます。どちらも建築期間が比較的短く済むというメリットがあります。
ただし、規格による住宅のために、お施主様の注文に応じるには限界があります。とくに将来的に増築や改築を希望されるような場合には、不向きです。

これらに対して、在来工法は、梁、スジカイなどの木の軸を組み合わせて建てる、日本の伝統的な建築方法です。
日本独特の高温・多湿な気候の中で生まれ、今日まで綿々と育まれつづけてきた、この国の風土に最も適した工法だと思います。
壁で支えるツーバイフォーと異なり、軸で支える在来工法は、壁の配置に制約がなく、開口部を大きくとったり、部屋を好きなように配置する自由度があります。建設する土地の形が変則的な場合でも、それに合わせた間取りにすることができます。
また、使用する木材によって予算を抑えることもできますし、比較的容易に増改築できるという点も、在来工法の魅力です。

在来工法には、

  • 寸法を測り、
  • 木材を切断し、
  • ノミで削り、
  • カンナで削り、
  • 木材を差し込み、
  • 釘で止める

という技術が必要になります。この技術を習得するには、長い年月が必要です。

  • 個々の注文にきめ細かに応じることができる
  • 建築プランに自由がきく
  • 予定と違うことが起こっても、現場で対応できる

というメリットがある反面、職人さんひとりひとりの技量が大きく影響するのです。
このため、在来工法で家を建てる場合は、「誰に建ててもらうか」ということが重要な問題になるのです。

大工の最高峰、宮大工の技術

宮大工という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。
主に神社や仏閣など、木組み工法で建てる伝統建築を手がける大工さんのことで、宮大工は木組みの技術を習得している大工さんです。
いわば在来工法の頂点に立つ大工さんと言える宮大工は、非常に多くの技を習得しなくてはなりません。
大工には、指矩(さしがね)という特殊な物差しのような道具を使って、すべての寸法を出していく「規矩術(きくじゅつ)」という技術があります。宮大工の場合、最高の規矩術を身につけなくてはならず、その技術の習得だけでも10年以上かかってしまいます。
一般住宅では使えませんが、釘を1本も使わずに、100年、200年ももつ建物を作る技です。屋根に反りをつけたり、扇状にしたりする華麗な技もあります。
京都や奈良の世界遺産や国宝指定されている建物にも使われている技術です。

トップホームズでは、伝統的な在来工法を使って家を建てています。1854年から、5代にわたって宮大工の技術も継承していますので、より精巧で複雑な注文にも対応できる体制が整っています。
宮大工の技術については、「現代の一戸建てにも引き継がれる、驚くべき宮大工の技術とは」という記事でも紹介していますので、参考にされてください。

木材の種類について

一戸建ての建築には、ヒノキ、カエデ、ヒバ、スギ、ツガ、マツなど多くの木材が使われます。木造住宅は“木のプロ”である住宅工務店にお任せくださいでも紹介しましたが、これらは、それぞれ、強度や性質、有効な使用場所などが異なります。

木材は大きく、針葉樹と広葉樹に分けられます。針葉樹にはまっすぐに伸びる樹種が多く、代表的なものにはスギ、ヒノキがあります。針葉樹は柔らかいので加工しやすく、建築木材として多く使われています。
広葉樹のほうは、硬くて重い、強くて腐りにくいという性質をもっています。代表的なものにはケヤキなどがあり、大黒柱に使われています。
木材の特徴は、産地や材齢によっても違います。
神社や仏閣は木造ですから、宮大工は木材それぞれがもっているこれらの特徴をよく理解し、適材適所に使っていきます。
宮大工は、木材を見て、種類や特徴、建物のどこにどういうふうに使えばいいのか、といったことを瞬時に判断することを求められます。
トップホームズの社長・外川秀之、専務・外川裕之は、二人とも、目を閉じたまま木をなめるか、匂いをかげば、どんな木なのかを即座に判断できます。木材はすべて感触も匂いも違うものを持っているため、目を閉じていてもそのようなことができるのです。

同じ1本の木でも、立ち木のときに樹皮側だったか、樹芯側だったかによって、性質が異なります。その違いが、木材が乾燥したときに「反り」「曲がり」「ねじれ」といった変形を起こします。
木材を知ると、家を建てたときだけでなく、将来その木材がどのように変化し、それによって建物全体にどのような影響を与えるかといったことも判断できるようになります。
こうした変化を読むことができて、はじめて、長く暮らしていただける家を建てることができるようになるのです。

自然素材について、お客様に知ってほしいこと

ずいぶん前のことですが、こんなことがありました。
そのお客様は自然素材の家をご要望されていたので、内装を杉板張りにしたのですが、できあがったものを見て、お叱りの言葉を頂戴しました。
「節が揃っていない。色も違うから、全部張り替えてほしい」
これは、事前の説明が不足していたことによるトラブルと言えます。
自然の木というものは、1本1本色が違うのが当たり前。そのように思っていた私は、お施主様も同じように理解していると早合点してしまったのです。
そのお施主様がイメージしていた「自然素材」というのは別のものだったのでしょう。単に「木目模様」ということをおっしゃりたかったのかもしれません。プリント模様なら、節の位置も色もまったく同じ色になりますから。
このお叱りを受けたことによって、私たちは大切なことを学習しました。
お施主様は「知らないかもしれない」という前提に立って、丁寧に説明しなければなりません。特に、木のように時間の経過とともに変化するものは、事前にそのことを伝えるようになりました。

「自然素材はひとつひとつ、全部違いますよ」
「自然素材はへこみやすいですよ。色が焼けたり、割れたりします」
「無垢材には節があります」
「傷がつきやすいですよ」
建物のとこに何の木を使ったらいいのか、それはなぜかという説明だけでは不十分だということがわかったのです。
木は生きものですから、1本1本異なる顔をもっていること、時間の経過とともに、どのように変化していくかということなどを詳しく説明するように心がけています。

お叱りの言葉ではなく、喜びの言葉をいただくこともあります。
「ホントだ、無垢材が反ってきました!」
木材の性質をきちんと説明し、納得していただければ、実際に反ったときにも、むしろ喜んでいただけるのです。
無垢材には節があります。割れます。反ります。伸び縮みします。こうした特徴は、欠点ではなく、その木の「味」です。変化するから、面白いのです。
木材の変化を「味」としてとらえることができるのでしたら、ぜひ、無垢材を使った家にお住まいいただくことをお勧めします。床を無垢材にすると、素足で歩いても温かく、フローリングよりも柔らかいので、とても気持ちがいいのです。調湿効果もあるので、室内を快適にしてくれます。

耐震構造にお金をかけるべきか

「地震が心配なのですが」
「木造住宅は地震に弱いのでは?」
そんなことを聞かれることがあります。
残念ながら、地震大国である日本に住んでいる以上、地震の不安から逃れることはできません。地震に強い家づくりは、必須のことなのです。

「当社では、建築基準法の2倍のスジカイを入れています」
「当社では、壁に合板を張り、揺れを面で受けますので、地震に強いんです」
「当社は免震工法です」
「当社は制震工法です」

工務店で耐震について尋ねてみると、異口同音といってもいいほど、「当社の住宅は大丈夫」という似通った宣伝の言葉が返ってくることでしょう。
それらの耐震構造にすぐれた効果があることは間違いありません。でも、いずれもお金のかかる設備であることも確かです。
誰にとっても地震は怖いものには違いありませんから、耐震構造にするのにはお金がかかると言われても、「それで安心できるのならしかたがない」と取り入れてしまいたくなるものです。その気持ちは、まったく理解できます。
でも、金銭的負担が大きくなってしまうことは、家を建てる人の幸せにつながっていると言えるでしょうか。
高額な耐震構造に手を出す前に、以下の提案も参考にしてほしいのです。

柱を太くせず、家を経済的に強くする工法とは

100年、150年という単位で建物を存続させ、修復を繰り返していく神社やお寺では、材は大き目、太めのものを使います。そういう見地からいうと、一般住宅で使われている企画寸法は、細いし、柱は少ないと感じられます。
もちろん、ただ柱や梁を大きくすればよいというものでもありません。
今、多くの工務店は次のようにアピールしています。
「当社の柱はすべて4寸角(12×12cm)を使っており、断面積は、一般の3寸5分角(10.5×10.5cm)の1.3倍あります。だから丈夫で地震に強いのです」。
柱1本の強度で考えれば、確かに4寸角のほうが強いのは確かです。ただし、そのためには金額も1.3倍アップしてしまうことになります。
柱を太くすれば、その分だけ壁の厚さも増すことになります。3寸5分角を4寸角に変更すると、部屋の内法(うちのり)寸法は、3cm狭くなることになります(内法寸法というのは、対面する二つの面の内側から内側までの長さのことです)。
部屋が10畳、12畳の場合には、3cm狭くなってもさほど気にならないかもしれません。でも、トイレや廊下ではどうでしょうか。実質的な有効幅が77cmしかない場所で4寸角の柱を使うと、幅は74cmになります。狭い空間での3cmというのは、意外に大きな差なのです。
狭いトイレや廊下は、住む人の幸せになることなのでしょうか。

住む人の幸せを考えた場合、こんな提案をしたいのです。4寸角を使った場合よりも家を強くすることができ、金額も圧倒的に安い方法です。しかも、部屋を有効に使うことができます。
柱は3寸5分角のままで、通常1.8mまたは2m間隔で建てられる柱を、半分の90cmまたは1m間隔にするのです。力がかかる隅柱や通し柱は4寸角にします。
これが、経済的に家の強度を増す方法です。

梁は高さを厚くする

次は梁です。
梁というのは柱と柱をつなぐ水平方向の木材で、床や屋根の重さを柱に伝える役割があります。地震が起こったときには、水平方向の荷重を支える働きをします。
この梁は、幅を広げるよりも、高さを厚くしたほうが数倍強度を増すことができます。

簡単な実験をご紹介しましょう。
コップを2つ用意して、15cmくらいの間隔をあけて置きます。
この2つのコップの上に、割りばしの橋を2膳かけてみましょう。1膳は、広い面を上に向けて平らに置きます。もう1膳は側面の細い面が上にくるように置きます。
この2膳を、上から下に押し比べてみてください。
平らに置いた割りばしはしなりますが、側面を上にした割りばしは、なかなかしならないはずです。

梁の高さを厚くするということは、こういうことです。こんな簡単な実験で、安くて丈夫な家を作るためにはどうすればいいか、おわかりいただけたのではないでしょうか。

この他、「注文建築の建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?」という記事でも紹介したように、スジカイについては、トップホームズでは、木が痩せても建築基準法で定めた90cmを下回らない、120cm幅のスジカイを使っています。
地震に耐える家をつくるには、規格寸法を守るだけではなく、そのように「増しておく」ことが大切です。
検査に不合格にならないように作るのか、地震が起こっても倒れるようなことがないために、基準を上回った性能の建物を作るのか。
工務店の考え方は、このようなことに、はっきりと表れるのです。
家を建てるときには、その工務店が今建てている家の建築現場を見せてもらいましょう。
その際には、ぜひスケールを持参して、柱の間隔やスジカイの寸法を測ってみてください。
トップホームズのスジカイについては、YBS山梨放送の番組でも現場を取材していただいたことがあります。許可をいただいて、YBS山梨放送特別番組(2017年3月11日放送)というムービーで見られるようにしていますので、ぜひご覧ください。

 
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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注文建築の建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?

建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?

何度も何度も工務店と打ち合わせをして、ようやく納得がいくプランが完成したら、いよいよ、「幸せになれる家」づくりの本番が始まります。
建築確認申請書を提出し、問題がなければ提出後1週間ほどで「確認済み証」が交付されて、建築工事のスタートです。
建築工事は、もちろん工務店が責任をもって行うものですが、お施主様には、それを確認するという大事な仕事があります。
日一日と家らしくなっていく我が家は、何度眺めてもワクワクするものです。
「あまりたびたび見に行くと、大工さんの仕事のジャマになるのでは?」
そんな心配は、一切無用です。ジャマにならないように、安全にも気を配りながら見学していただければ、まったく問題ありません。
理想を言えば、工事期間中は毎日現場に足を運んでもらいたいところです。とはいえ、お仕事もあるでしょうから、なかなか時間もとれないかもしれません。せめて、週末ごとに現場を訪ねてください。
この記事では、お施主様に必ず現場に来ていただきたい日と、どこを見るべきかというポイントを紹介したいと思います。

「幸せになれる家づくり」には、大工さんへの信頼が必要

現場を見学する際には、大工さんに必ず声をかけるようにしてください。
「いつもありがとうございます」
「完成するのが楽しみです」
「丁寧に仕事をしてくださっているので、本当にうれしいです」
そんなふうに、ねぎらいの言葉を伝えていただきたいのです。
お客様と直接接することの多い工務店の人間と違って、大工さんとは、地鎮祭や棟上げといった限られた機会にしか会うことがない、というお施主様も少なくありません。
大工さんからすると、どんな人がその家で暮らすのか、お客様の顔をほとんど目にすることなく、家をつくっていることになりかねないのです。
そのうえ、工務店によっては、「下請け業者」として「仕事をやらせてやっている」という扱いを現場監督から受けている大工さんも珍しくありません。
実際に額に汗して家を建てているのは大工さんなのに、せっかくのモチベーションが下がってしまっても不思議ではない状況なのです。
お施主様が頻繁に現場に顔を出し、そのたびに「ありがとうございます」「ご苦労様です」と声をかけるだけで、大工さんの意識はまったく変わってきます。
「あのご家族のために、良い家をつくろう」
「この子ども部屋で、あの坊やが暮らすんだな。気に入ってほしいものだ」
「ここは入念にやっておこう。ご家族のだんらんが台無しになったらえらいことだ」
その家で暮らす人たちのことを身近に感じて、もっと喜んでもらえるように尽くしたいという気持ちに、自然となるのです。
これは大工さんにとっても、お施主様にとってもいいことづくめです。
着工したら、ぜひ大工さんとのふれあいも楽しんでください。
「あの人たちが作ってくれたんだから」という信頼が、「家族が幸せになれる家」には必要なのです。

あなたの家の建築工事でチェックすべきポイント

地鎮祭は家づくりのスタートを飾る大事なひとコマ

北杜市N様の注文住宅の地鎮祭着工前に、神主さんにお願いして地鎮祭を執り行います。これは、工事を始める前に、その土地の神様を鎮め、敷地を使わせていただく許可をとるという意味合いがあります。工事の安全と、これから建てる家が何ごともなく末長く建ち続けることも祈願します。
出席者は神主さん、お施主様ご一家、そして工務店の担当者です。
竹4本を地面に立て、竹の高さ1.8メートルあたりに縄を張って、四角をつくります。その中に野菜や魚などをお供えし、玉串や鍬入れの儀を行います。最後にお神酒をいただき、記念写真を撮って終了です。
この際、家の中心に埋める「沈めもの」を神主さんから工事業者が受け取り、基礎工事の際にそれを埋めることになります。
記念になる儀式ですから、ぜひ写真を撮っておきましょう。工務店の担当者に頼んで、家族全員が揃っている写真を撮ってもらいましょう。
家族の歴史の中での大切な一コマになることでしょう。

基礎工事では検査資料をもらっておこう

南アルプス市G様の注文住宅の基礎工事地鎮祭が終わると、次は基礎工事が始まります。
基礎の位置を決めたり、鉄筋を組んだりといった作業ですが、この段階では、まだワクワクするような建築現場ではないので、あまり実感はわかないかもしれません。でも、できるだけ様子を見に来てくださいね。
基礎工事には、社内検査と、検査機関に提出するための検査(配筋検査)が必ずあります。そのため、基礎工事の様子を撮った写真や検査資料をもらっておけば、あとで、どのような検査があったのか、鉄筋はどのように入っていたのかを確認することができます。

棟上げの日は職人さんと気心を通い合わせよう

南アルプス市S様の注文住宅の棟上げ棟上げは、家を建てる際の大きな節目になる日です。
「わあー、こんな家になるんだ!」
「すごいねー、柱がどんんどん建っていくよ!」
何人もの職人さんが集まって、1階柱、2階柱、2階小屋、屋根、という順番で家を組み立てていきます。
家の骨格が仕上がっていくことになりますので、家の形がだんだんと見えてきます。
我が家の骨組みを眺めれば、それだけで胸が熱くなってきますよ。

地鎮祭はひとつの儀式ですが、棟上げはお祝いの日です。
昔は、近隣の人までが集まって、工事現場で宴会が開かれたものです。最近は、職人さんたちが車で帰宅するということもあり、あまり派手なことはしなくなりました。少しさびしさも感じます。
それでも、思い出に残る日ですから、ぜひご家族そろって見学していただきたいと思っています。
写真もたくさん撮ってください。
職人さんたちとも言葉を交わし、お互いの気心が通じるようになっておくと、やはりその後の作業が円滑に進むことにつながります。
職人さんはプロですから、どんな場合でもきちんとした仕事をするものですが、そうはいっても、家ができることを心から喜んでいるお施主様の顔を見れば、「よしっ、もうひと頑張りしよう!」と思うのが、人情なのです。
職人さんがきちんとヘルメットをかぶって作業しているか、真剣に作業しているかといった仕事ぶりも確認しておきましょう。

屋根工事では種類や色をチェック

笛吹市M様の注文住宅の屋根工事大工さんが仕上げた屋根の下地に、瓦やカラーベストなどの屋根材を張っていく工事です。屋根の種類や色が、希望のものになっているかどうかを確認しましょう。

間柱・スジカイの施工の日はスケールを持参しよう

中央市N様の注文住宅のスジカイ間柱というのは、柱と柱の間にある壁を作るための材のことです。また、スジカイは、地震に耐えるために柱と柱の間に斜めに入れる材のことです。
柱の上下、スジカイの上下、梁のつなぎ目など、つなぎ目となる部分に金物がしっかりと付いているかどうかを確認します。どんな金物が付いているのか、その種類までわからなくても構いません。ともかく金物が付いているかどうか、そこがポイントです。

この段階で、また、社内検査と検査機関による検査が行われます。その際に取った写真と検査資料をもらっておきましょう。後になってからでも、どのような検査があったのか、どのような金物をどのように使っていたのかがわかります。

この段階で、スジカイの寸法を測っておきましょう。建築基準法で必要とされる幅90mmに満たない材を使っているということはないでしょうか。
90mmあっても、長い間に木は痩せていきますので、10年たつと88mmほどになってしまっている場合が多いのです。増改築などで7~8年たった家を調べてみると、スジカイの寸法が1cm近く小さくなってしまっていることもあります。検査では90mmなければ合格できませんが、たいていの場合、10年後、15年後には90mmを下回っています。
スジカイに105cm以上ある材を使っていれば、木が痩せても90mm以下になることはありません。トップホームズでは、120mmのスジカイを使っています。これなら、90mm以下になってしまうような心配はまったく要りません。
「検査に合格すればいい」と考えるのではなく、「地震が起きても倒れないように、基準を上回った建物をつくろう」と考える。
工務店の考え方は、こんなところにはっきりと表れるものです。
素人にもわかりやすく、しかも大切なことなので、ぜひ、スケール持参で現場を訪れてみてください。
トップホームズのスジカイについては、YBS山梨放送の番組でも現場を取材していただいたことがあります。許可をいただいて、YBS山梨放送特別番組(2017年3月11日放送)というムービーで見られるようにしていますので、ぜひご覧ください。

また、ツーバイフォーや在来工法でも、合板を使っている現場では、合板に打ち付けてある釘を確認してみてください。釘が合板にめり込んでいると、地震の際の耐力が落ちてしまいます。

外部工事では希望通りかどうかをチェック

甲府市T様の注文住宅の外壁工事軒裏の施工、サッシの取り付け、防水シート張り、防水テープ梁などがすむと、外壁の施工が始まります。
外壁は希望通りになっているでしょうか。サイディング材の種類や色は大丈夫ですか?
「家」らしくなっていく様子が手に取るようにわかりますので、見ていて楽しい時間だと思います。

内部工事・内部仕上げ・設備は、中に入ってチェック

甲府市I様の注文住宅の内装工事壁下地、天井下地、断熱材施工、天井ボード張り、フローリング張り、窓枠の取り付け、内部ドアの取り付けなどが続きます。
クロス張りが完了すると、畳の敷き込みなどを行います。
外から見ていると、工事が進んでいるのかどうか、よくわからない時期と感じるかもしれません。
職人さんに声をかけて、中を見せてもらいましょう。
最後に、キッチン、トイレ、洗面台など水回りの器具を取りつけます。
これで建築作業は終了です。
家全体をきれいにし、いつでも引き渡せる状態にします。
完了検査や表示登記をすませ、最終金の支払いをしたら、工務店から新居の鍵をもらいます。
その瞬間から、その家はあなたの「幸せになれる家」になるのです。
なお、引き渡しの際には、必ず、10年の保証書をもらっておきましょう。

工事の途中で気が変わってしまったら

工事が始まるまでには、何度も話し合って、図面を作り直したことと思います。
それでも、いざ工事が始まってから、「やっぱりここはこうしたい」と変更したくなってしまうこともあるかもしれません。
変更を希望する場合は、まず工事の責任者に話してください。その時点で変更すると、金額に影響するのか、同じ金額内で変更できるのか、その点をはっきりさせることが大切です。
「この部分の仕様を、こういうふうに変更しました」という文書を作っておくことも忘れずに行ったほうがいいでしょう。信頼して家を建ててもらっている工務店に対して、いちいち文書にするのは、気がひけるかもしれませんが、トラブルを防ぐためには文書にしておくことがいちばんいい方法です。

幸せなご家族の姿を眺める、幸せな瞬間

「幸せになれる家」が完成し、ついに迎えた引き渡しの日。
できれば、ご家族そろって新居に足を踏み入れてほしいと思います。
工事中に何度も家の中をご覧になっていると思いますが、完成した状態で足を踏み入れるのは、それが初めてになるはずです。
玄関に近づく前からドキドキして、鍵を持つ手がふるえてしまいそうです。お施主様の様子を見ている私までドキドキしてしまいます。
「待って!鍵を開ける前に写真を撮らなくちゃ!」
奥様の声が響きます。
家の外観、玄関前に立つ一家、鍵を開けるお父さん……ひとしきり撮影タイムになります。
そして玄関のドアを開けると、クリーニングを終えた家の中の様子が、サーッと広がっています。
玄関の床タイルが汚れてしまうのすら気になって、
「外で靴を脱いじゃおうか」
「お姫様だっこで中まで連れてって」
などといったご夫婦の幸せそうな会話が聞こえてきます。
お子さんたちはそんな大人の間をすり抜け、あっさりと家の中に駆け込むと、「ひろーい!」と叫びながら廊下を走っています。
家の中は新築らしい香りが漂っていて、またまたそれに感激です。
リビング、キッチン、浴室、トイレまで、ドアというドア、扉という扉はすべて開けてみないと気がすみません。
「オレの家だ。オレの家だ」とドアを開けるたびに口にするご主人。
「汚しちゃダメよ!」とお子さんたちを追いかける奥様。
お二人から、「幸せ」がたくさんあふれているのが目に見えるようです。
この日の感激は、きっとご家族みんなの心にいつまでも残ることでしょう。
そんな「幸せいっぱい」のご家族の姿を眺めている私たちも、その瞬間、心からの「幸せ」にすっかりひたっています。
 
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土地の良し悪しを見分け、工務店のプロと一緒に土地を選ぶ方法

土地の良し悪しを見分け、工務店のプロと一緒に土地を選ぶ方法
山梨で幸せになれる家を建てるために、信頼できる工務店を見つけることができ、そして資金計画も立てたら、いよいよ土地を探し始める時期です。これは建築プランと並行して行っていきましょう。

土地選び、土地の購入は、工務店の建築士と一緒に

まず、土地選びについては、ひとつ大切なアドバイスがあります。
土地選びは、不動産屋さんではなく、「幸せになれる家」の建築プランをお願いした工務店の建築士と一緒に行きましょう。大工をやっていた設計者で、営業もやっているような人がいいでしょう。大工、設計社、現場監督、営業マンなどを兼任できる能力のある人がベストです。
不動産屋さんは、土地を高く売買するプロフェッショナルです。売れる土地かどうかということで判断をしますので、その土地が、あなたが幸せになれる土地かどうかということは、ほとんど考えてくれないと言っていいでしょう。
一方、工務店は、その土地の良し悪しを判断するプロフェッショナルです。
「家を建てるのに適している土地か」
「生活していくのに適している土地か」
といった観点から、土地を探してくれるのが、工務店の建築士です。
立地条件や法的条件からも、あなたの建築プランに合ったときかどうかを判断してくれますから、安心です。

土地は何度も見に行きましょう

候補地を絞り込んだら、土地は何度も見に行きましょう。
会社が休みの土日にでも行けばいいだろう、と思っていらっしゃるかもしれませんが、似たような時間帯に行くのでは意味がありません。

  • 早朝
  • 夕方
  • 真夜中

これらすべてについて、平日と休日の様子をすべて確認します。ここは「一生に1棟」のためですから、会社を休んででも、平日の様子も見てください。仕事も大切ですが、幸せな家づくりのために、なんとかお休みをいただいてください。
週末は静かな住宅街なのに、平日は工場の音がうるさかったり、平日は平穏なのに、週末になると観光地へ向かう車で渋滞している、なんでいう場合もあります。
中には、深夜そろそろ眠ろうかという時間帯になると、近くを通る高速道路の音が思いの他気になった、というようなこともあります。
曜日や時間帯を変えて見に行くのは、そうしたことがあるからです。
いずれも、その時間帯にその場所に来てみないと、知ることができない情報です。
また、雨の日や台風の日などにも出かけて確認してください。
水はけはいいか、側溝や近くの水路があふれていないかということなどは、土地を決める際の重要なチェックポイントです。台風の際に危険になるような看板や樹木はないでしょうか。
ここは山梨ですから、面倒がらずに、雪の日の様子も見に行ってください。除雪車はどこまで来てくれるのかなどは重要な情報です。路面が凍ると、歩くのすら危ないような坂道が近くにないでしょうか?

チェックしておきたいポイント

山梨県で土地を探し、土地を選ぶための重要ポイントで詳しく説明しましたが、地盤の状態、法的条件などを確かめていきましょう。
細かいポイントとしては、ゴミ収集日も要チェックです。ゴミステーションの場所はどこか、カラスなどが集まっていないか、ゴミが散乱しているようなことはないか、といったこともよく観察してください。
近所にどんな方が住んでいるのかということも確認してください。住み始めてから、ご近所さんとの人間関係で悩まれる方は思いのほかたくさんいらっしゃいます。
一戸建てに住むということは、同じご近所さんとこの後の生涯をずっと付き合うということになりますから、トラブルの元になるようなことは極力避けておいたほうがいいでしょう。
土地を購入する前には、ご近所さんにご挨拶されることをお勧めします。
その際に、その土地の住み心地を聞いてみるとともに、そのお人柄なども確認しておくといいでしょう。もし、相性が合いそうもないような方がいらっしゃったら、いくら良い土地でも、やめておいたほうがいいかもしれません。
ご近所同士がなごやかな感じで話しているかどうかということも、見ておきたいところです。地域のコミュニケーションが良好なところは、やはり暮らしやすい場所と言えるでしょう。
ご自分と同世代で、同じように小さなお子さんがいる家庭が、ご近所にあるかどうかも、調べておくといいでしょう。子育て仲間がいれば、幼稚園や病院に関する情報も入りやすくなります。また、お互いに助け合えることもたくさんあると思います。
聞いて回らなくても、小さなお子さんのいる家庭は、庭に設置されたブランコや、玄関わきに置いてある三輪車などから、それとわかるものです。

交渉や契約はプロの手で

土地の価格は、値引き交渉をする余地があります。提示された金額に素直に応じるのではなく、思いきって値引き交渉をしてみましょう。
でも、土地の交渉や契約は、自分ひとりでしようとしないでください。
不動産屋さんとの交渉は、一般の人には少し難度が高いと思います。特に値引きともなれば、一筋縄ではいかないこともあります。
建築プランを建てた建築士と、宅地建物取引主任者に同行してもらいましょう。建築士が宅地建物取引主任者も兼任できるなら、それ以上のことはありません。
値引き交渉の役目も、工務店の建築士が引き受けてくれるはずです。
私たちトップホームズでは、社長の外川はもちろん、お客様の窓口を担当する営業マンは設計ができる一級建築士または二級建築士です

建物の場合、値引きした建物は、手抜き工事ではないかと疑う必要がありますが、土地の場合は、値引きしたからといって、その土地の土を運び出されてしまったり、狭くされてしまうような心配はありませんから、安心して値引き交渉ができます。ここで少しでも資金が浮けば、その分だけ、経済的に余裕が出てきますから、これはとても大事なことです。

私たちトップホームズでは、土地選びに関するお客様の相談に乗っています。過去には、最悪な土地に決めようとしているお客様がに私たちがアドバイスして、間一髪間に合ったこともありました。
ぜひ、お気軽に相談してください。宮大工として160年以上にわたってこの地で建築に携わってきた蓄積した、私たちの様々な智恵、そしてノウハウを喜んで提供いたします。
ぜひ、こちらの無料相談お申込みページから、ご相談をご予約ください。もちろん相談は無料で、納得できるまで何度でもできます。

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「幸せになれる家」のイメージが具体的な形になるまで~トップホームズがお客様に聞く33の質問

山梨で「幸せになれる家」のイメージができてきたら、いよいよ、具体的な建築プランを立てていくことになります。建築の知識がなくても、工務店の担当者と一緒に立てていくことになりますので、心配しなくても大丈夫です。
これは、たいへん楽しい作業になることでしょう。
それまでは「夢」でしかなかったものに、プロフェッショナルの手を借りて、「設計図」という本格的なものに形を与えていく作業です。
今回は、トップホームズでの建築プランの進め方についてご紹介しましょう。

まずは率直に「夢」を語ってください

ご家族で家のことを話していたときは、あんな家、こんな家、とアイディアが湯水のように浮かんできたのに、工務店の人に説明しようとしたら、なかなか言葉が出てこない。
そんな方はたくさんいらっしゃいます。
中には、お金のことを気にされるあまり、「分不相応なことを言ってはいけない」とばかりに、自制されてしまうような方もいらっしゃいます。

「こんなこと言ったら笑われるかな?」
「たぶん、無理だと断られるだろう」

そういった心配をする必要はまったくありません。
金額のことはまったく気にせずに、どんな家を建てたいのか、率直な希望や要望を迷いなく私たちに伝えてください。
思ったことをそのまま、どんどん話していただくことで、あなたの欲しい家、あなたが幸せになれる家のイメージが自然と伝わってくるはずです。
希望をすべて伝えようとしているうちに、ご自分でも気がついていなかったような「幸せ」が見つかることもあるのです。
もし、ご夫婦の意見が一致していないことがあれば、それも率直に教えてください。ご主人と奥様の両方の希望を取り入れた「第3のプラン」をつくることができるかもしれません。
思いのままに希望をお話しくださったら、プロフェッショナルである私たちが、どうしたらその夢を実現させることができるか、アドバイスをしていきます。
「夢」を「現実」のものとしていく作業は、そのようにして始まります。
「そう言われても、どんな夢を語ればいいのだろう?」と思われたら、一戸建てで叶えたい夢をリスト化して「幸せの基準」を探すという記事を読んでみてください。

雑誌の切り抜きを集めておきましょう

自分がどんな家が欲しいのか、まったくわからない……
そんな方もたくさんいらっしゃいます。
ご希望をたくさん伝えていただく方の中にも、キッチンはこう、浴室はこう、と住む立場からの要望は豊富にあっても、家全体のイメージはまだはっきりしていないということもあります。
美容院に行くときに、自分が憧れているタレントさんの写真を切り抜いて持参し、「こんなふうにしてください」と希望の髪型を美容師さんに伝えることがありますよね。
それと同じように、家を建てることを決めたら、雑誌を見て「ステキな家だな」と思ったら、その写真を切り抜いて、集めておきましょう。
見学会に参加していたら、印象に残ったキッチン、床などをメモしておき、それも伝えてください。
私たちはそれを聞いて、「あの見学会の家の床は無垢材だったから、このご夫婦も、無垢材の床をご希望されている」というふうに理解することができます。

「幸せな家」を建てるためにトップホームズが質問すること

こうして一通りご希望を伺ったら、今度は、建築を行う私たちのほうから、いろいろな質問をしていきます。
この質問はたくさんあります。
そのひとつひとつにお答えいただくことで、最後には、「どんな家に住んだら自分たちは幸せになれるのか」ということがはっきりと見えてくることになります。
(この質問表は、このページの下部でダウンロードしていただけます)

家の外観のイメージを決める質問

まず、家の外観や屋根など、外から見た家のイメージを決めていきます。
外観は、その家の「顔」に相当する部分です。
念願の一戸建てが完成し、「これが我が家か」としみじみ眺められるような家。
ご近所の中でも、ひときわステキな家。
そんな家にしたいと思いませんか。

質問1 家全体のイメージ
□洋風
□和風
□ログハウス調
□その他
□斬新な設計
□シンプルな設計
□デザイン住宅

毎日出入りするたびに、「ああ、いい家だな」と思えるようになるためには、自分の好きなタイプにすることが肝心です。見学会で見ていいと思った家などの外観を教えていただければ参考になりますが、個性的な家を希望されるような場合は、ご自分で集めたイメージ写真などをご持参いただけると、言葉で伝えるのが難しいイメージも伝わります。

質問2 家の大きさ
□〇〇平米(△△坪)ぐらい
□4LDKぐらい
□一般的な大きさでいい

4人家族なら、4LDKが一般的な大きさです。子ども部屋が一人一部屋ずつ、ご夫婦の寝室が一部屋、あと一部屋は、和室にしておけば、泊まりがけのお客様があったときの寝室として使うことができます。

質問3 家の階数
□平屋
□2階建て
□3階建て
□小屋裏収納、ロフトなど

一般的には、2階建てを選ばれることが多いですが、熟年の方が建て替えるような場合には平屋という選択肢もあります。自然豊かな山梨なら、平屋の家を建てることも選択肢のひとつですという記事にも書いたように、平屋には、複数階建てにない魅力があります。
2階建ての場合なら、1階にはリビング・ダイニング、キッチン、サニタリー、和室。2階を個室にするのが一般的な間取りです。この1階と2階を逆にして、眺めのいいリビング・ダイニングを希望される方もいます。2階にサニタリーがあると、洗濯ものをすぐにベランダで干せるなど、家事動線が効率的になるというメリットもあります。
小屋裏収納やロフトを設ければ、コストをあまり上げることなく、間取りに変化がつけられ、収納量もアップできます。

質問4 屋根の形状
□切妻(2面によって構成される最もポピュラーな屋根
□寄棟(三角形と台形を組み合わせた屋根)
□ドーム(屋根にとりつける明りとり)つき

「今までの人生で、屋根のことなど考えたことがない」。
そんな方が大多数かもしれません。でも屋根もまた家の外観の大きなポイントです。なんでもいいというわけにはいきません。
それぞれの屋根の特徴を、納得できるまで聞いてから判断してください。
その場で決められないときは、家に帰ってからじっくり考えてみていただいても結構です。

質問5 屋根の材質
□瓦(重いが、強くて劣化が少ない)
□カラーベスト(軽くてコストも安い)
□ガルバリウム(軽くて耐久性に優れた「鋼板」)
質問6 外壁の材質
□サイディング(儀壁に張る板状の外装材のことです。色柄が豊富にあります)
□塗り壁
□木製

屋根や外壁の素材は、建築になじみのない一般の方には、どれがいいのかさっぱりわからない部分だと思います。
判断がつかないような場合には、ご両親に相談してみることもひとつの方法です。ご両親は人生の先輩、家を建てた先輩です。長年の間に、どんなメンテナンスが必要だったか、どんなことで困ったか、満足しているか、ということをきっと教えてくれるでしょう。
屋根も外壁も、家の印象を大きく左右する要素です。ご近所の街並みとの調和も考え、ライフスタイルに合わせたイメージを伝えましょう。

家の内側のイメージを決める質問

今度は、内側から家のイメージを決めていきます。外側にくらべれば身近ですので、ずっと判断しやすくなるはずです。
「子どもが汚れた手で触った」という程度のことで、大騒ぎをしなくても済むように、掃除や手入れの簡単な内装にするのがお勧めです。
使い勝手のいい一戸建ての間取りのための10のポイントでもご紹介しているような、間取りに関するイメージも含まれます。

質問7 内壁
□クロス
□無垢材
□珪藻土

クロスはとてもたくさんの種類がありますので、見本を見ながら好みのものを決めていくことになりますが、柄ものの場合は、小さな見本帳で見るのと、実際の壁一面で見るのとでは印象が変わりますので、できれば同じクロスを使った壁の実例を見せてもらうのがいいでしょう。また、女の子の部屋にはピンク系、男の子の部屋にはブルー系などといった配色の違いを出すこともできます。
無垢材には節があり、のちのち反ってしまう可能性がありますが、それがむしろ魅力だったりします。
無垢材や珪藻土には調湿効果があり、室内を快適な空間にしてくれる働きがあります。

質問8 床材
□フローリング
□無垢材
□クッションフロア

床材は、見た目や肌触りだけでなく、手入れがラクかどうかもチェックポイントです。ワックス塗りはなかなか大変です。

個々の部屋のイメージを決める質問

次に、それぞれのお部屋について、どんなふうにしたいかを話し合っていきます。
家全体でイメージを統一するのもいいですし、たとえば和室だけをガラッと雰囲気を変えるなどの工夫をするのも面白いかもしれません。

質問9 リビング
□広さ
□大画面テレビを置くか
□家電製品は何を置くか
□家具は何を置くか

最近では、多くの家庭では40型などの大画面テレビを楽しんでおり、引っ越しを機にさらに大きなものに買い替えようと思っていらっしゃっる方も多いようです。
大画面テレビは、大きい分、離れた位置からテレビを見ることになります。つまり、より広いリビングが必要になります。
細かいことと思われるかもしれませんが、コンセントの位置などにも注意が必要です。テレビまわりはDVDやゲーム機、オーディオ機器など、たくさんの電化製品が集中する場所です。最近はインターネットケーブルなどもつなぎます。
またリビングにパソコンやプリンターを置くご家庭もあると思います。
こうしてたくさんの家電製品を置くことになりますので、リビングには多くのコンセントが必要になります。
サイドボードを置いたためにコンセントを塞いでしまったというようなことも、よく起こります。コンセントの位置や数はよく考えて決めるようにしましょう。

質問10 キッチン
□対面キッチンにしたい
□人造大理石の天板にしたい
□食器洗い乾燥機を入れたい

今ご使用になっている冷蔵庫は右開きでしょうか、左開きでしょうか。新居に引っ越す際に買い直す予定でしたら問題ありませんが、今のものを使い続ける予定でしたら、扉の開き方に合わせてキッチンの間取りを考える必要があります。

質問11 和室
□和室は必要か
□リビングと一体化させるかどうか
□縁なしの畳にするかどうか

来客があったときなど、和室はひとつあるととても便利です。また、和室の魅力は多目的に使えることです。リビングと一体化できるつくりになっていると、おおぜいのひとが集まったときにも便利です。

質問12 寝室
□ツインベッドにする
□ダブルベッドにする
□テーブルやドレッサーを置くかどうか

ベッドはダブルをひとつ置くほうが場所はとりません。ただし、掛布団やシーツもダブルサイズになりますので、洗濯や干したりするときには、ちょっと大変かもしれません。

質問13 子ども部屋
□小さいうちは2部屋を1部屋として使い、可動式の間仕切りで仕切れるようにする
□ロフトをつける

隠れ家的な雰囲気のあるロフトは、お子様が大好きです。子ども部屋は、大きくなくても、どんな部屋が欲しいのか、ぜひお子様自身の希望を聞いてあげてください。家族みんなの家になるのですから、お子様の意見も大事にしましょう。

質問14 洗面脱衣室
□洗濯用のシンクをつける
□洗面化粧台にシャワーをつけたい
□室内物干し場として使えるようにしたい

洗面脱衣室は水を使う場所ですから、換気が必要です。床は、濡れても拭くだけで済むクッションフロアにすると便利です。フローリングにする場合も、耐水性に優れた木材を選ぶことをお勧めします。

質問15 トイレ
□手洗い器が欲しい
□収納が欲しい
□節水型、省スペース型、全自動お掃除トイレなど、最新の設備を使いたい
□便器の色は何にするか

トイレは1階と2階の両方に設置すると、慌ただしい朝などにはとても便利になります。ただし、トイレ掃除の手間も2倍になりますから、よく考えましょう。

質問16 浴室
□広い浴室にしたい
□カビが生えにくい浴室がいい
□半身浴を楽しみたい
□浴室乾燥機が欲しい
□ジェットバスを付けたい

浴室に生えてしまったカビを落とす作業は、とても大変ですから、カビの生えにくい浴室にすることをお勧めします。窓を設けて風通しをよくし、内装もカビの生えにくいものを選び、浴室乾燥機を設置すれば、しつこいカビに悩まされることはないでしょう。

質問17 バルコニー、デッキ
□希望の大きさは?
□手すりの形状は?
□屋根つきにしたいかどうか

アパートやマンションなどの集合住宅では、上の階のベランダが下の階のベランダの屋根代わりになっていますから、少々の雨が降っても、洗濯ものは濡れません。
でも、一戸建てでは、ベランダには屋根を設けないと雨が洗濯物を直撃してしまいます。屋根をつけるかどうか、考えてみてください。

質問18 収納、押し入れ
□各部屋に一つずつ欲しい
□なるべくたくさん欲しい
□中段や上段が欲しい
□服を吊るせる収納が欲しい
□納戸が欲しい
□ウォークインクロゼットが欲しい
□シューズクローゼットが欲しい

収納がたっぷりあると、片付けはずっとラクになります。ただし、収納スペースが大きくなると、その分、部屋は狭くなってしまいます。
今、所持していて、引っ越しても使うものがどのくらいあるかということによって、収納スペースの広さを決めていきましょう。

家の仕様のイメージを決める質問

次に、家についての仕様の細かいことを決めていきます。
一生に一度の家づくりですから、面倒くさがらずに、丁寧に決めていきましょう。細かく決めていけば、お施主様と工務店の間に誤解が生じずに済みます。

質問19 断熱
□高断熱
□内断熱
□外断熱
質問20 サッシ
□サッシの種類
□標準サッシ
□断熱サッシ

冬の寒さが厳しい山梨では、断熱やサッシはとても大事です。夏の暑さ対策については、山梨の夏を涼しく過ごすための西日対策という記事も参考にしてください。

質問21 シャッター
□雨戸/シャッター
雨戸は朝晩の開け閉めが面倒ですよね。でも、人によっては、勤務時間が夜の方もいらっしゃいます。夜働き、昼はお休みになっているような生活パターンの場合は、雨戸で部屋を暗くしたほうがよく眠れるかもしれません。今は、開け閉めが簡単な電動シャッターもありますので、お勧めです。
質問22 採光
□トップライト

トップライトというのは天窓のことです。屋根面に設けられた窓で、明かりとりの役割をします。トップライトは壁面の窓の約3倍の採光効果があります。敷地の都合で、近隣の家の陰になってしまうような場合や、暗くなりがちな北側や廊下などは、トップライトがあると明るく過ごせます。
ただしトップライトは、雨の降りこみや結露対策、断熱性能などにも注意が必要です。

質問23 構造材
□集成材の柱、ヒノキの柱、ヒバの土台、防腐剤入り材など
□材木の大きさ

木の種類と特性は、なかなか理解にくいかもしれません。木造住宅は“木のプロ”である住宅工務店にお任せくださいという記事でも、木材ごとの特徴について紹介していますが、工務店の担当者によく説明してもらってください。

質問24 希望する設備メーカー
□キッチン
□システムバス
□洗面
□トイレ

雑誌やテレビコマーシャルで気に入ったメーカーや商品があれば、それを伝えましょう。同じ商品でなくても、同等の機能をもち、しかもコスト的にもお得な設備商品があるかもしれません。

質問25 冷暖房
□エアコン
□FFストーブ
□床暖房
□蓄熱暖房
□薪ストーブ

山梨の寒い冬を乗りきるために、暖房選びは重要ですよね。使いやすさ、暖かさ、初期コスト、ランニングコストなど、それぞれ違った特徴がありますので、よく検討してから決めましょう。
ほかにも、オール電気、給湯器、ソーラーなども、ご要望があれば設置できます。

質問26 バリアフリー
□扉は引き戸にしたい
□廊下の幅を広くしたい
□将来、車いすでも入れる広さのトイレにしたい

近い将来に、ご両親との同居を考えているような場合には、バリアフリーの家にするのも選択肢のひとつです。高齢者が住む場合には、浴室やトイレにも配慮が要りますし、階段の手すりも必要です。ご家族に身体の弱い方や足の不自由な方がいらっしゃる場合は、これは優先して検討しなければならない問題になります。

質問27 その他
□将来の間取り変更
□壁ではなく、稼働間仕切りにして、部屋を広く使いたい
□部屋を多目的に使いたい
□耐震性は?

最後の質問

若いお二人が家を建てると聞かされたら、親御さんもさぞかし喜ばれることでしょう。
「ああしたらいい」「こうしたらいい」と様々な助言をしてくれるかもしれません。
口だけでなく、金銭的な援助もしてくれるかもしれません。
親御さんの助言には、親孝行のつもりで、ぜひ耳を傾けてあげてください。
とはいえ、そういった助言に振り回されないことも大切です。なんといっても、その家に住むのは、あなたがたご家族なのですから。

□質問28 誰のためにこの家を建てるのですか?
□質問29 この家は誰が住みますか? ご家族以外に使う可能性がある人はいますか?
□質問30 資金は誰が払うのですか? 親御さんからの援助は?
□質問31 ご家族以外に、誰かと相談する必要がありますか?
□質問32 職業や趣味などを考慮する必要がありますか?
□質問33 来客などを考慮する必要がありますか?

資金計画のことについては、家族が幸せになれる資金計画はこうして立てるという記事も参考にしてください。

質問に答えていただくことでプランが完成する

このように、ひとつひとつ説明をしながらお客様に質問し、答えていただいていくと、
「このご家族は、テレビドラマに出てくるようなおしゃれな家が希望らしい」
「このご家族はオーソドックスな家をお望みらしい」
といった感触を私たちのほうでつかむことができ、そのあとスムーズに話を進めることができるようになります。

トップホームズでは、いろいろなご希望の中から、「絶対に欲しいもの」を2つあげていただくことにしています。
この2つは、お施主様にとって、最も大切なこだわりの部分ということになりますから、それを必ず実現するプランをつくっていきます。
2つに限らず、他のご希望もできるだけ取り入れていきたいと思っていますが、残念ながら、コストによっては、実現できるものとできないものが出てきてしまいます。
費用がかさむ場合はその旨を説明し、それに代わるプランを提案します。
コストが安くなり、しかも内容がほとんど変わらないのであれば、皆さん、納得して、代替プランを選んでくださいます。
お施主様のご希望が建築上不可能な場合や、ご希望通りにするとかえって使いにくくなるという場合もあります。そんなときは、プロフェッショナルとして、「なぜできないのか」ということを、ご納得いただけるまで説明しています。
この段階で納得がいかないことがあると、のちのちまで不満が残ることになりますので、簡単にあきらめずに、きちんと説明してもらいましょう。

いつのまにか、「住みたい家」のイメージに具体的な形が

1回目の話し合いでお聞きしたプランに基づいて、私たちは図面を用意します。
2回目の話し合いは、その図面を見ながら、お客様の要望に合っているか、修正すべきところはないかということをチェックしていくことになります。
たいていのお客様は、図面を見ると、うれしそうな顔をしてくれます。
「ここが玄関」「こちらがリビング」という具体的なイメージが浮かぶからでしょう。

「この納戸の大きさだと、今の家具が入るかしら?」
「ここにカウンターがあったら便利になるんじゃない?」
「テレビはここにこういうふうに置きたいから、窓の位置はこっちのほうが……」
「この部屋、コンセントはどこに付けますか?」」

このように、具体的な質問がどんどん湧いてきます。これも夢を形にした「図面」があるからです。
この段階までくれば、「自分が住みたい家のイメージが湧かない」と言っていた人であっても、はっきりした希望を口にしてくれるようになります。
ご自分の住みたい家のイメージが、はっきりしてきたからなのです。

こうして2回目のプラン修正を行ったら、次は3回目のプラン打ち合わせです。
2回目で大きな修正を済ませていますから、3回目は微修正だけで済むことがほとんどです。
お施主様の希望を入れ込み、資金計画で出した金額内におさまるように、練りに練ったプランです。
トップホームズでは、この時点で、お施主様と契約を結んでいます。

 
ダウンロード資料 本記事で説明した質問表をダウンロードしてお使いいただけます。
 「幸せな家」を建てるための33の質問(pdf形式 A4判 5ページ)

 
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「幸せになれる家」を任せられる工務店や営業マンの見分け方

幸せになれる家づくりは、どんな工務店に頼めばいいのでしょうか。
これはとても重要な問題です。
もしかしたら、結婚相手を選ぶことにも匹敵するほど大切なことと言ってもいいと思います。
いくつもの工務店に相談し、何人もの営業マンと話をしていくうちに、中には、はっきりと言葉にできないけれど、なんとなく気に入ってしまう営業マンと出会うことがあるかもしれませんね。
お施主様と営業マンの関係には、一目ぼれというような要素があります。「この人とはなんとなくフィーリングが合うみたいだ」というような、感覚的な、勘のようなものです。
これは案外無視できないものです。
そんな営業マン、工務店はどのように見分ければいいのでしょうか。

「幸せになれる家づくり」を託せる工務店の7つの条件

まず、「幸せになれる家づくり」を任せられる工務店というのは、どのような会社かということから考えてみましょう。
次のような7つの条件をクリアするような工務店なら、「幸せになれる家づくり」を託してもいいと思います。

  1. 家を建てても幸せに暮らすことができる資金計画のアドバイスをしてくれる
  2. 無理のない範囲で返済できるローンを勧めてくれる
  3. お施主様のこだわりをちゃんと取り入れて、満足のいく建築プランを立ててくれる
  4. ローコストで、丈夫で良い家を建ててくれる
  5. 手ごろな値段で、より良い土地を手に入れてくれる
  6. きちんとした仕事をして、いい家を建ててくれる
  7. アフターサービスが充実している

住宅会社を決めるときは、身近な人の家づくりの経験に耳を傾け、その方をはじめ、すでに完成した家をいくつも見てまわり、そして営業マンに直接会って話を聞きましょう。
できれば、その工務店の社長の考え方、理念もきちんと聞いて、自分のために「幸せな家」を建ててくれる工務店かどうかをしっかりと見きわめたいものです。

営業マンの言葉から工務店を見きわめる

ここで、工務店を見きわめるためのコツをご紹介しましょう。これを知っていれば、「幸せになれる家」を任せられる工務店選びには、成功できるでしょう。

そのコツとは、モデルハウスや現場見学会などを訪れた際に、営業マンがどんな対応をするかということをチェックしてみることです。
「当社の建物は、高気密高断熱となっております。ですから冬も暖かく……」
こういう言葉は、商品を売るための説明です。
「冬でも暖かい家をお望みでしたら、今お話しした断熱材のことを覚えておいてくださいね。どこの工務店でお建てになる場合でも、きっと役に立ちますから」
こんな言葉なら、家づくりのプロとしてのアドバイスであると言えます。

「お困りのことはありませんか?」
「何か不安はありませんか?」

こんな言葉で会話がスタートするようでしたら、その人が親身になって相談にのってくれる営業マンであることの証と思っていいでしょう。

別な観点から考えてみましょう。
あなたのお子さんが立派に成長して、ついに自分の家を建てるほどまでに独り立ちしたとします。そのとき、あなたはどんなアドバイスを子どもに向かってするでしょうか。
そんなアドバイスこそ、最も正直なものであると言えます。
子どもに無理なローンを押しつけるような親はいないでしょう。
ちょっと見はいいけれど、高いわりには役に立たないような設備を勧める親もいないと思います。

あなたが相談している工務店では、メリットのことばかり説明していないでしょうか。工務店は、デメリットについて説明すると、家が売れなくなると考えて、メリットの説明に終始してしまいがちです。メリットの説明しかしない工務店は、残念ながら、お客様の幸せよりも、自分の営業成績や、自社の利益を第一に考えていると思っていいでしょう。
デメリットについての説明もちゃんとしてくれる工務店は、その家に住んだ後でも後悔してしまうことがないように、本当のことを話しておこうという気持ちを持っているのです。

このように、見学会等での営業マンの話によく注意していれば、その工務店が親身になってお客様のことを考えてくれる会社なのか、はたまた「売れればいい」というスタンスの工務店なのか、必ず伝わってくるものです。
ぜひ、工務店を決める際の参考にしてください。きっと信頼できる工務店を見つけることができるでしょう。

こちらの記事も参考にしてください。

地元工務店はホームドクターとしても安心

山梨という地元に根づき、長い歴史のある工務店なら、山梨県内での建築実績も豊富で、山梨特有の風土や気候にも精通しています。
山梨県の大部分を占め、人口密度も高い甲府盆地は、平均気温は全国平均並みですが、湿度が低めで冬から春にかけて空気が乾燥することがあります。標高が高い富士五湖地方などでは気温が低く、多雨な地域もあります。また、海よりの地域を低気圧が通過するときには大雪となることがあります。
このような山梨独特の暑さや寒さ、台風、季節風、湿気、乾燥などに対して、ここに住み続けてきた人々は様々な対処の知恵を蓄えてきました。そういったことも、山梨地元の工務店なら熟知しています。
全国展開をしている有名ハウスメーカーは、会社の名前を覚えてもらうために、テレビなどで大量のコマーシャルを流しますが、山梨で営業している工務店は、地元の人に名前を知ってもらえばいいので、そんな派手な広告をする必要はありません。その分、コストをかけずに、高品質の家を建てることができるのです。

皆さんは、身体の不調を感じていなくても、定期的に健康診断を受けることと思います。
家もこれと同じです。いつまでもいい状態の家であり続けるためには、定期的な検査を行うことが必要です。
また、「頭が痛い」「風邪をひいた」といった実際の身体の不調を感じたときにも、病院に行かれますよね。
家も同じように、不調が生じたら、修理を行うことになります。
不調ということでなくても、お子さんが大きくなってもっと広い部屋が必要になったり、ご実家のご両親と同居することになったりと、増築や間取りの変更が必要になることがあります。
家を建てる工務店は、家を建てたらその役目を終えるのではなく、むしろそこから長い付き合いが始まる、あなたの家のホームドクターのような存在であると言えます。
家に関して何かしら心配なこと、困ったことがあれば、連絡をすればすぐに様子を見に駆けつけてくれるので、安心に暮らすことができます。
その意味でも、遠くに本社がある企業よりも、地元の工務店のほうが、信頼できるという面があることを覚えておきましょう。

見積もりは信頼できる工務店からとる

新聞に入っている新築一戸建ての折り込み広告には、よく、「お見積もり無料!」という文字が躍っていますよね。
たしかに、見積もってもらうだけなら、費用はかからないのでしょう。
でも、家を売りたい業者や営業マンは、見積もりだけで終わらせずに、「キャンペーン」や「値引き」といった言葉を巧みに操って、あなたに仮契約を迫ってくるかもしれません。
しつこい営業を強い意思で断ることができない方は、手あたり次第に見積もりをとることはやめておいたほうがいいかもしれません。
そうした工務店や営業マンは、付き合い始めてみると、すぐにわかります。
「なんだか押しつけがましい」
「営業マンに振り回されているみたいに感じる」
「なんでも簡単にできるようなことを言うけど、信じられない」
そんな印象を受けたら、早い段階で打ち合わせることを中止してほうがいいでしょう。もちろん、その会社との契約はお勧めできません。
家は一生に一度の高額な買い物ですが、何社かから出してもらった見積もりを比較するのがベストなやり方かどうかは疑問です。
信用できる工務店を見つけるまで、見て回ることはいいことですが、工務店や営業マンをよく見きわめて、見積もりをとるのは最も信頼できる工務店1社からだけにするほうが、話はまとまることでしょう。

工務店の「危ない言葉」とは

ここで、皆さんに気をつけてもらいたい「工務店の危ない言葉」を紹介しておきましょう。
「気をつけよう、甘い言葉と暗い夜道」
そんなチカンへの警戒標語がありますが、一戸建てを建てる場合にも、気をつけたい「甘い言葉」というものがあるのです。
話を進めたり、契約を行う場合には、以下に紹介する言葉には十分気をつけてください。

キャンペーン

こんな広告を何度も出している工務店があります。
「ただいまキャンペーン実施中!今なら、エアコン3台と食洗機が付きます!」
毎回ほぼ同じ内容のキャンペーンで、期間だけ変えて広告を出しているのです。
「今契約すればお得です」と繰り返し言われて、乗り遅れないように、ついつい急いで仮契約を結んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
こういったキャンペーンは、早く仮契約をとって、その後で、オプションで金額を上乗せしていく手法をとっている工務店がありますので、気をつけてください。

仮契約と手付金

ところで、あなたは「仮契約」のことをちゃんとご存じでしょうか。
「仮」というのは「とりあえず」ということだから、あとで考えなおせばキャンセルできるし、手付金を払っても返してもらえる……そんなふうに思ってしまっている人がとても多いのです。でも、仮契約を中止しても、手付金が返ってくることはありません。法律上は、仮契約も本契約も同じものと考えていいでしょう。
仮契約をキャンセルすると、手付金はその工務店のものになります。その手付金が100万円だったら……「幸せになれる家」に使えるお金が、100万円少なくなってしまうのです。

じつは、「仮契約」というものは本来不要なものなのです。
契約を結ぶのは、断熱材の種類やコンセントの数、屋根や外壁の仕様といった細かい作業内容を決定し、屋外給排水、仮設工事費、諸経費、確認申請などすべてを含んだ「住める状態」の最終金額が決まったときです。そしてその内容に納得したら、仮契約ではなく、本契約を結べばいいのです。
本来は不要な仮契約を迫ってくる工務店は、家を安く見せておいて、後でいろいろなオプションをつけ、最終金額を高くする手法をとっていると思っていいでしょう。

値引きします

値引きをしてくる工務店には要注意です。
もともと適正な利益をとっている正直な会社であれば、どんなに交渉で粘られても、値引きすることなどできないはずです。利益を減らしてまで値引きをするような会社は、そのうち倒産してしまうでしょう。家は建てた後でも30年、50年とメンテナンスでその工務店と付き合っていくものですから、いつ潰れるかわからないような会社では困ります。
値引きできるということは、はじめから利益を乗せすぎているのか、値引きによって減った分を、材料の質を落としたり、手抜き工事をしたりすることで、取り返そうとしている可能性が高いと思われます。
しかも、そんな工務店は、値引き交渉などしないおとなしい人にはそのままの価格で売り、強く値引き交渉をする人に対してだけは値引きをします。人によって価格を変えているわけです。そんな工務店を信用することはできないでしょう。
工務店の「値引き」と「安くする智恵」の大きな違いにも書きましたが、工務店が値引きした住宅価格には、ある危険性があります。そのことを知っておいてください。
 
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
家づくりに役立つ記事を他にも掲載しておりますので、ぜひ下のリストからお読みください。

現場見学会で実際の家を見て、イメージを言葉で伝えられるようになろう

この山梨県で、どんな注文住宅を建てるか、「家族が幸せになれる家」のイメージがかたまってきたら、いよいよ外に出て、どんな会社がどんな家を建てているのか、調べてみることにしましょう。

服を買うときには、お店で見て、手にとって、試着もしてみることが多いですよね。
そこまでしても、家に帰ってよく見てみると、「ちょっと派手だった」「手持ちの靴やバッグとうまくコーディネートできない」などといった理由で、結局袖も通さずじまいでタンスの肥やしになってしまう……そんな経験をしたことがある方も多いことと思います。
まして、これから買うことになるのは、「まだ建てていない家」です。
「こんな感じで」などと相手に伝えようとしても、はなはだ心もとないはずです。
「木の床がいい」というイメージひとつとっても、無垢材がいいのか、どんな種類の木をイメージしているのか、工務店に伝えることはかなり難しいでしょう。
そこでお勧めしたいのが、まず実際の家、建物を見ることです。

モデルハウスでは、自分価格を忘れずに!

大手住宅メーカーの場合は、住宅展示場でモデルハウスを見学できます。
住宅展示場は、1か所に何軒もモデルハウスが建っていますから、木造住宅はこんな感じ、鉄筋コンクリートの家はこんな感じ、と建物の違いなども実際に見ることができます。室内の仕様も見学できますから、床や壁の違いもよくわかります。

ただし、注意していただきたいのは、モデルハウスは「住むための家」ではありません。住宅メーカーが宣伝のために建てた家ですから、普通の家にくらべると、かなり豪華に作られていると思ってほしいのです。坪単価が100万円以上するような展示場も少なくないそうですから、
「この家がステキ!」
などと夢中になってしまうと、自分の建てる家の基準がわからなくなってしまいます。
無理をして高額な家になってしまうようなことにならないように、自分価格をイメージして、自分に必要なところだけをチェックするようにしましょう。

自分と等身大の家を見られる現場見学会がお勧め

お勧めなのは、実際にお施主様一家が本当に住むために建てた家の見学です。
人が生活するための家のこうした見学会は、多くの工務店が実施しており、お近くの工務店に連絡をとれば、実施日と場所などを教えてくれるはずです。
トップホームズの場合は、定期的に見学会のご案内ページでお知らせしていますし、平日でも見学いただける予約見学会>のお申込みも受け付けています。

現場見学会は、クリーニングも済み、いつでも住める状態にあり、まだ引っ越していない段階の新築の家で実施されます。無理をして建てた豪華な家ではありませんが、お施主様のこだわりの部分を上手に取り入れた、自分価格の家です。
予算の面で無理をしていませんから、家族そろって幸せに暮らせる家がどのようなものか、その土台をしっかり理解していただけることと思います。
トップホームズの現場見学会では、会場のお施主様は、以前同じように見学会に参加された方ですので、いわば家づくりの「先輩」ということになります。
見学会にいらっしゃるのは、初めての方が30~40組、2回目以上という方が40~50組といったところです。

見学会の家は大切なお客様のものです

皆さん、マイホームを考えはじめる子育て世代の方が多いので、見学会には小さなお子様を連れていらっしゃることも珍しくありません。
大人にとっては大変参考になる見学会ですが、子どもはすぐに飽きてしまい、退屈してしまいます。そのため屋内を走りまわってしまうこともあります。
子どもですからしかたがないことではあるのですが、そういうときには、申し訳ありませんが、注意させていただくこともあります。
というのも、その家は、これからお施主様がお暮しになる家だからです。万が一、傷をつけてしまったりすることがあると、やはりがっかりされてしまうことになるのです。
せっかく見学に来たのに注意されてしまうことは、お客様にとってはやはり不快なことだと思います。
それでも、どのお客様もご理解くださり、素直に聞き入れてくださいます。そればかりか、ずっと後にご自身が家を建てられると、喜んで現場見学会のためにその家を提供してくださいます。
それは、できあがった家をきちんと丁寧に扱ってくれることを、ちゃんと理解していただいているかたです。言いにくいことをあえて注意した結果、かえって信頼していただけているということになります。
新たなお客様を得たい、次の契約をいただきたいということばかり考えていたら、言いにくいからということで注意せずに黙っていたかもしれませんが、長い目で見れば、そこで黙っていれば次の契約をいただき続けることにはつながらなかったのです。

見学会の良さは、自分と等身大の家を見られるということ

さて、現場見学会を選ぶ際のポイントとしては、自分価格、もしくは少し上の家を選ぶということです。そうした家を見学すれば、「自分の年収でもこんなにステキな家が建てられる」という実感をもてるようになります。
同じくらいの年収、同じくらいの年齢、家族構成も大体同じ、そんな等身大の家を見ることは、とても大事です。絶対に参考になるはずです。
車を買うときにも、買うつもりなら、高級外車のショールームには行きませんよね。あたりをつけている車を扱っているディーラーで、試乗する人が多いと思います。現場見学会は、ちょうどそれと同じような感じです。

実際の建物を見ると、漠然と「木の床がいい」というのではなく、「あの家みたいな床にしたい」というように、具体的な話をできるようになります。

「ここを引き戸にするだけで、こんなに広く見えるようになるんだ」
「カタログだとそんなに良く見えなかったけど、実際に見ると白い床も明るくてなかなかいいな」
「なるほど、稼働できる棚って便利なんだな」
「キッチンの収納庫がたっぷりあれば、食器棚はいらないわね」
「うちも男の子ふたりだから、子ども部屋はあの家と同じ感じで大丈夫だ」

自分たちだけでは思いつかなかったような間取りの工夫なども、実際に見て、知識にすることができます。
何軒見ても、ムダになることはないでしょう。
見学会参加必携ガイド 工務店の住宅見学会でチェックすべきポイント集という記事で、見学会でチェックすべきポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

見学会で、職人さんたちと触れ合うことができる

トップホームズの見学会は、お客様と職人さんとが直接ふれあうことのできる機会でもあります。
見学会では、お子様が退屈しないように、風船を配ったり、庭でポップコーンやわたあめを作ったりもしています。
風船や風船をふくらませるガス器具は、取引先のガス会社から無料で提供していただいているのですが、ポップコーンやわたあめの屋台は、職人さんたちがボランティアで立っていただいているのです。
見に来てくださったお客様に、「外で手伝ってくれている人たちが職人さんですよ」と言うと、「えっ、そうなんですか?なんか優しそうですね!」などとびっくりされることもあります。
たったこれだけで、お客様の中に、職人さんに対する親近感が生まれているのです。
ポップコーンを手渡したお客様が、「家を建てるときは、ぜひよろしくお願いしますね」などと声をかけてくれたら、職人さんもとても喜びます。
職人さんは完全ボランティアで、無償で自分から手伝ってくれています。
「自分たちが手伝うのは無償だから経費はかかりません。その分、お客様に安く家を提供してください」
それが職人さんたちの思いです。
こんな職人さんたちがいる工務店は、あまりありません。
契約前に「いい大工さんのいる工務店」を見つけるには?という記事で、いい大工さんかどうかを見きわめるポイントを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

見学会は共通点の多い参加者ばかりで和気あいあい

見学会にいらっしゃる方は、山梨で生まれ、家業を継がれた方、地元の企業にお勤めされている方など、県内で生活している方が大半です。ですから、同級生同士がばったりと出会うこともあります。

「よう久しぶり、なんだ、お前も家を建てるのか」
「○○君は去年、立派な家を建てたらしいな」
「△△さんのところは、今、建築中なんだって」

そんな会話が飛び交って、いつのまにか「にわか同窓会」の歓談の場になることもしばしばです。多くの皆さんは、子育て世代ですから、知り合いでなくても、すぐに打ち解けて、和気あいあいのムードになります。
そうしてお互いの家族から、貴重な情報を入手することもできます。

「○○の家は内断熱にしたそうだよ」
「この前見学した家のキッチンがすごくよかったのよ」

そんな情報が手に入るわけです。
こうした口コミは重要な情報源になります。よく耳を傾けて聞いておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
こうして見学会でイメージをつかんでいただいた上で、いよいよ、具体的な建築プランを立てていくことになります。建築の知識がなくても、工務店の担当者と一緒に立てていくことになりますので、心配しなくても大丈夫です。
そのときのために、「幸せになれる家」のイメージが具体的な形になるまで~トップホームズがお客様に聞く33の質問という記事に、ぜひ目を通しておいてください。

新築住居のこだわり15のアイディアをご紹介します

今回は、私たちトップホームズが実際に様々なアイディアを取り入れて、お客様の夢を実現したり、悩みを解決した例をご紹介したいと思います。
どの家も、ご主人や奥様、お子様がこだわった部分をとりいれた、家族みんなが満足できる家です。皆さん、幸せに暮らしていらっしゃいます。

大好きなお風呂で存分にリラックス

□ 夜景が見えるお風呂

高台にある分譲地を購入されたあるお客様ですが、その場所からは甲府盆地の夜景が大変きれいに見えました。そこで、「夜景を見ながらお風呂に入りたい」という希望になりました。とてもステキな夢ですよね。
そこで、夜景が一段ときれいに見えて、なおかつ、人の目が気にならない2階に浴室を設置することにしました。夜景の見える方向の窓には、透明ガラスを使用していますが、内側には目隠し用のブラインドも取り付けてありますから、女性でも安心して入浴できます。

□ お風呂で音楽を堪能

別なお客様からは、「お風呂に入りながら、音楽が聴きたい」という希望をいただきましたので、ユニットバスに音楽用のスピーカーを設置しました。
これなら、大好きな音楽を聴きながら、ゆっくりとバスタイムを楽しむことができます。とても充実した時間を過ごせそうですね。

洗面所は将来も見すえて

毎日みんなが使う洗面所も、ちょっとした工夫で快適な動線になります。

□ 洗面脱衣室が物干し場に変身

「うちは家族が多いから洗濯物が多いので、雨の日でも干せる場所が欲しい」。
そんな希望を受けて、通常は1階に設ける浴室と洗面脱衣室を2階に設置しました。また、洗面脱衣室は通常2畳のところを4畳ほどの広さにし、バルコニーもつけました。
これにより、よく晴れた日なら、洗面脱衣室内で洗濯した洗濯物を、すぐ前のバルコニーに直接干すことができますし、雨の日には、脱着式の室内物干しを使うことで、洗面脱衣室を物干しスペースに変身させることができるようになりました。
晴れの日も雨の日も洗濯物がたまらず、家族みんなが大満足です。

□ W洗面台で渋滞を回避

洗面台については、こんなお客様もいらっしゃいます。
この家族では、朝の洗面台の順番待ちが悩みの種でした。そこで、通常は洗面脱衣室に1か所だけしか設置しない洗面台を、2階にもう1か所設置しました。誰かが入浴していたりして1階の洗面脱衣室を利用しているときも、2階の洗面台を使うことができるようになりました。お子様が年ごろになり、洗面台の使用時間が長くなっても、2か所の洗面台がフル活躍すれば困ることはないでしょう。

収納はアイディア次第で暮らしが楽しく

次は収納に関する例を紹介します。

□ 外から使える便利な物入れ

ある家では、玄関の横に、外からでも使える物入れを設置しました。キャンプやガーデニング用品、スポーツ用品などのような外で使う道具や、タイヤなどの収納にとても重宝しています。

□ ブーツも収納できる大容量シューズクロゼット

大量の靴が散乱してしまうという悩みをもっていたご家族。
玄関と土間とつながるシューズクロゼットを設置したので、大量の靴をスッキリ収めることができるようになりました。ブーツなどのような高さのある靴だと、一般的な靴箱に収まりきらずに厄介ものになってしまいがちですが、このシューズクロゼットなら大きさ的に問題ありません。さらに、ゴルフバッグやスキー板など、大型のものもスイスイ収納できるので、玄関まわりをいつもすっきりさせることが成功しました。

□ セパレートタイプで飾り棚にもなる靴箱

もうひとつ玄関収納の例を紹介しましょう。
こちらの家では、玄関を広く見せるために上下セパレートタイプの靴箱をお勧めしました。この靴箱なら、目線の高さには収納が入ってこないため、同じサイズの玄関でも広く見えるという特長があります。下の靴箱の天板は、季節のお花や家族の写真等も飾れる、ちょっとしたスペースとして活用できます。
収納力を優先させるなら全面収納がお勧めですが、それほど収納を必要としていない場合には、一部全面収納、一部セパレートタイプをお勧めしています。

□ 引き出し式で使いやすいキッチン収納

キッチンの収納です。
調理台下の収納スペースを引き出し式にしました。小さな変更ですが、開き戸タイプに比べて通路をふさがず、収納力もアップしました。奥にしまったものも取り出しやすいと大変好評です。

□ 大量の本を押入れに2重で収納

本をたくさんお持ちのお客様向けの例です。すべての本をきれいに収納したいというご希望だったため、スライド収納を取り入れました。
押し入れは通常奥行90cm程度で、布団などを入れるには便利なのですが、本や小物を入れるには使いにくいスペースです。そこで、奥行き40cmの固定棚を奥に設け、手前には、左右にスライドする収納棚を設定しました。これだけの工夫で、収納量は1.5倍にアップ。
何を収納したいかということについて相談いただければ、知恵を絞って、こんな押し入れも作ることができます。

□ 大型のものも置ける屋根裏収納庫

あるお客様の場合、通常ムダになってしまう屋根裏の部分を利用して、大きな屋根裏収納庫が完成しました。このスペースなら、スーツケースのようなかさばるものも収納でき、便利です。

山梨の冬の寒さ対策、暖房に関するアイディア例

□ 夏はスッキリしまえる掘りゴタツ

寒さがこたえる山梨の冬はやはりコタツでくつろぎたいけれど、置き型のコタツは位置がずれてしまったり、座りにくく足がしびれる、夏場は押し入れにしまうのが大変、というお悩みをお持ちのお客様のために、掘りゴタツを提案しました。使用中に位置がずれたりすることはありませんし、椅子に座る感覚で使えて足がラクです。家具調なので、夏もそのままテーブルとして使うこともでき、しまいたい場合は、取り外して床下にそのまま収納できるようにしました。

□ 目障りなFFストーブを豪華な調度品に

山梨ではFFストーブを使用されているご家庭がたくさんあります。FFストーブは外気とつながった排気管をつけたストーブで、燃焼ガスを外に排出するので、室内に汚れた空気を残さない仕組みになっています。しかし、排気管をつけるために基本的には固定式となり、位置を変えたり収納できないというデメリットがあります。夏の間も出しっぱなしになるため、目障りだという悩みをもっていらっしゃるお客様のために、レンガのようなクロスを張って薪ストーブ調にして、豪華な調度品のように見える造りにしました。

そのほかにもアイディアいろいろ

□ 2階ホールを開放的なファミリールームに

2階のホールは、通常だと廊下として使用されることになりますが、ここを6畳程度の広さのファミリールームにしました。その分、子ども部屋は少し小さくなりましたが、家族が集まることのできる空間ができました。子どもたちも子ども部屋のこもることなく、この2階ホールで遊んだり本を読んだりできます。この2階ホールは1階のリビングと吹き抜けでつながっていますので、大人が1階、子どもが2階と分かれて過ごしていても、お互いの存在をきちんと確認しながら生活することができます。

□ 土足で入れる便利な趣味の部屋

アウトドアが趣味のご家族からの希望で、外から直接入ることができる「趣味の部屋」を作りました。この部屋はコンクリートの土間で、広さは10畳程度あります。多用途に対応できる趣味の部屋兼倉庫として活用されています。屋外で汚れた靴のまま玄関に入らなくても済むため、奥様のご機嫌もいいとのことです。

□ リビングの一角に気持ちのいいサンルーム

リビングの一角に、明るくて気持ちのいいサンルームを作りました。リビングの一部として、お茶を飲んだり、本を読んだり、時には絵を描くなど、趣味の場所としても活用できますし、もちろん植物を育てる場所としても最適です。天気を気にせずに洗濯物を干せる場所としても活躍しています。

新築住居のこだわり15のアイディア まとめ

いかがでしたか。
「こんな設備がうちにもほしい」、「このアイディアを真似したい」というようなものがあれば、ぜひご自分の家に応用してみてください。
家には、そこに住まう人それぞれのこだわりや、希望があります。私たちがそれを実現することによって、皆さん、とても喜んでくださいます。
「こんな希望があるんだけど、無理かな」などとあきらめずに、希望があれば、とりあえず口に出してみましょう。
そのためにも、まずはご自分の中で、新居に何が欲しいのか、何がやりたいのか、ということをしっかり把握しておきましょう。
こうしたアイディアは、ぜひ、「幸せになれる家」のイメージが具体的な形になるまで~トップホームズがお客様に聞く33の質問にお答えいただくときに、ぜひ私たちに伝えてください。
 
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
家づくりに役立つ記事を他にも掲載しておりますので、ぜひ下のリストからお読みください。

家事と所持品のリストから、「幸せになれる家」をイメージしましょう

家事のしやすい家は、「幸せになれる家」

あなたが今住んでいるのが50平米のアパートだとします。そして、新しく100平米の一戸建てを建てて、そこに引っ越したら、面積が倍になる分、お掃除の手間も倍になるでしょうか?

そんなことはありません。収納が増え、部屋の中がすっきりすることになりますから、きっと掃除機をかけるのはかえってラクになることでしょう。
ただし、住まいが広くなることによって、歩く距離は増えてしまうことになります。
そこで、ムダな動きをしなくてもいいように、家事の動線を考えた間取りの工夫が必要になるわけです(間取りの工夫については「使い勝手のいい一戸建ての間取りのための10のポイント」という記事でも紹介しています)。

たとえば、洗濯機をキッチンの横に置いておけば、忙しい時間帯でも、洗濯をしながら食事の支度を同時に進めることができるようになります。
キッチンから玄関までの距離を短くしておけば、チャイムが鳴ってもすぐに玄関ドアまで向かえます。

あなたの好きなこと、苦手な家事は何でしょうか。
「お掃除をすると気が晴れる」という方もいらっしゃれば、「落ち込んだときも料理をしていると気分がよくなる」という方もいらっしゃいますよね。
家事の得意・不得意、好き・嫌いは、人によってまちまちですが、主婦はひととおりをこなさなければなりませんので、大変ですよね。
そんなとき、あまり好きではない家事は、時間をかけずに、簡単にすませられるような家だったら、どうでしょうか。

たとえば、料理が好きで掃除が苦手なら、ダイニングとキッチンの間に目隠しをつけておきます。それなら、多少キッチンが散らかっていても、ダイニングからは見えないので、気持ちが少し軽くなるでしょう。
ワイシャツを真っ白に洗濯するのが好き、という方は、脱衣場に大きなボウルタイプの洗面台を設置するといいでしょう。ワイシャツの襟や袖口は、洗濯板を使ってゴシゴシ洗ったほうがキレイになるからです。
共働きで、週末しか洗濯できないご家庭なら、雨が降っているときでも洗濯物を干しておける場所を確保しておけば便利です。
お裁縫が好きで、ミシンをすぐに出して使えるようにしておきたかったら、ミシン用のテーブルを中心に家事コーナーを作ってみるのもいいかもしれません。

「一戸建てで叶えたい夢をリスト化して「幸せの基準」を探す」では、「かなえたい夢」という観点から、幸せになれる家をイメージしてみましたが、ここでは、新居での家事という面から、それをイメージしてみましょう。

好きな家事、嫌いな家事の一覧リスト

ここに、主な家事の一覧を用意しました。このひとつひとつに、好き(得意)か、嫌い(苦手)かをチェックしてみましょう。
自分が好きな家事、苦手な家事が見えてくると、きっと「幸せになれる家」のイメージが浮かんでくることと思います。
このリストは「ダウンロード資料室」からダウンロードできますので、印刷してご利用ください。

家事 好き(得意) 嫌い(苦手)
カーテンを開ける
ベッドを整える
新聞を取る
コーヒーを入れる
朝食を作る
朝食を子どもに食べさせる
朝食の食器を洗う
朝食の食器をしまう
テーブルを拭く
米を研ぐ
麦茶を作り置きする
献立を考える
宅配食材を注文する
植物の世話をする
ペットに餌をやる
ペットのトイレを掃除する
ペットを散歩に連れていく
ペットを病院に連れていく
洗濯機を回す
洗濯物を干す
部屋を片づける
掃除機をかける
トイレ掃除をする
風呂掃除をする
ごみを集め分別する
ごみを捨てる
哺乳瓶を消毒する
子どもの歯磨きをする
子どもを着替えさせる
連絡帳を書く
オムツに記名する
子どもの持ち物をそろえる
子どもに靴を履かせる
保育園に送っていく
保育園に迎えに行く
連絡帳をチェックする
子どもの手を洗う
子どもと遊ぶ
夕食をつくる
夕食を子どもに食べさせる
子どもの食べ残しを処理する
夕食の食器を洗う
夕食の食器をしまう
残ったご飯をラップする
テーブルを拭く
風呂のスイッチを入れる
子どもを風呂に入れる
子どもの体を拭く
子どもにパジャマを着せる
子どもの歯磨きをする
子どもに絵本を読む
子どもを寝かしつける
子どもの汚れ物を洗濯機に入れる
部屋を片付ける
洗濯物を取り込む
洗濯物をたたむ
洗濯物をしまう
アイロンをかける
靴を磨く
郵便物をチェックする
家計簿をつける
加湿器に水を入れる
子どもに布団をかけ直す
夜泣きに対応する
保育園の呼び出しに対応する
子どもを病院に連れていく
子どもに薬を飲ませる
予防接種や健康診断を予約する
予防接種や健康診断に連れて行く
子どもの爪を切る
子どもの耳掃除をする
子どもの靴を洗う
子どもの服のサイズをチェックする
子どもの持ち物に記名する
車を運転する
電車やバスで子どもをあやす
保育園グッズを縫う
ベビーシッターを予約する
ベビーシッターに引継ぎをする
オムツを買う
トイレットペーパーを買う
クリーニングに出す
クリーニングを受け取る
食事を作り置きする
役所に書類を提出する
公共料金を払う
通帳記帳や資産運用をする
電球を取り換える
家電の修理を依頼する
新聞をまとめて捨てる
粗大ごみ回収を予約する
シンクを掃除する
窓を拭く
ベランダや庭を掃除する
レンジフードを取り換える
ボタンを付け直す
衣替えをする
子どもの写真を整理する
子どもの習いごとの情報を集める
子どもを習いごとに連れて行く
レジャーの予定を立てる
親戚と連絡をとる
保護者会に出席する
町内やマンション理事会に出席する

持っていくもの、捨てるもの

次に、現在お持ちのものについて考えてみましょう。
毎日使う日用品から、とっておきの時間のための趣味のもの、めったに使わないけれども捨てそびれてしまっているものなど、今、家の中には様々なものがあると思います。
新居ができたら捨ててもいいもの、新生活になってもずっと所持していたいものをリストアップしてみましょう。
とくに、大きな家具は、それを置くスペースを間取りで考慮しなければなりません。家を建てる前に、家具の大きさや置き場所を把握しておきましょう。
せっかくの新築の家なのに、家具が窓にかかってしまったり、ドアが開かなくなってしまったり……そんな事態を避けることができるでしょう。
このリストは「ダウンロード資料室」からダウンロードできますので、印刷してご利用ください。

□ 洋服ダンス
□ 和ダンス
□ ダイニングセット(テーブルと椅子)
□ ソファ
□ ピアノ
□ ギターなどの楽器
□ テレビ
□ オーディオ機器
□ 机
□ ベッド
□ 布団
□ 衣類
□ 靴
□ バッグ
□ コレクションなど(鉄道模型、ミニカー、ぬいぐるみなど)
□ 食器
□ 使う頻度が少ない大型調理器具(例=餅つき機)
□ アウトドアスポーツ用品(ゴルフクラブ、野球道具、テニスラケット、スキー、テント、釣り竿など)
□ 本

このリストが完成すると、必要な収納の数や量なども見えてきます。
収納量抜群の靴箱が欲しい、大切なコレクションを飾るための棚が欲しい、スポーツ用品は外からも出し入れできるようにしたい……そんな、希望の家のイメージが見えてきたと思います。

新居への引っ越しは、持ち物を整理するとても良い機会でもあります。
着るチャンスのない服、知人からいただいたけれど趣味が合わないので一度も使ったことがない食器、いつか使うつもりでためこんできた紙袋……こういったものを、思いきって処分してしまうのもいいでしょう。
持っていなくても日々の生活に支障がないものというのは、意外とたくさんあるものです。
この際、思いきって処分すれば、新居での片付けはずっとラクになります。
 
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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私たちが「お客様を幸せにする家」を使命にしている理由と、それを無意識に実現するために24時間していること

私たちの使命は、「お客様を幸せにする家」を作ることです。山梨に生まれ、宮大工の仕事を受け継いだ私たちがなぜそれを使命とすることにしたのか、そしてそれを実現するために、自分の無意識を鍛えて、24時間、365日していることについて、ご紹介します。

お客様を幸せにできないような家づくりは、まっとうではない

創業1854年の実績と山梨の工務店としてのあゆみ」という記事にも書きましたが、私たちトップホームズがその伝統を引き継ぐ宮大工の初代・外川藤助が仕事を始めたのは、安政元年、西暦でいえば1854年のことです。場所は現在の富士河口湖町でした。黒船の来航でまさに日本中が沸騰し、幕末という歴史の大転換期が始まろうとしていた時代です。
二代目・外川朔太郎、三代目・外川殿吉は、初代の技術にさらに磨きをかけるために、京都や奈良で修業を積み、明治から大正にかけて、いくつもの神社仏閣を手がけました。
こうした先祖が手がけた、白川神社拝殿、妙法寺山門、富士浅間神社社務所などは今でも残り、100年前の施工物件を今でも目にすることができます。
三代目・殿吉が彫ったものは今にも動きそうなほど生き生きしており、「生きた彫刻を彫ることがえきる棟梁」として名を馳せていたそうです。祖父から彫りものを伝授されたわけではありませんが、五代目である私、外川秀行も、棟梁をしていたころには、光栄なことに「生きた彫刻を彫ることができる棟梁」と呼ばれました。

私の父である四代目の外川建児が宮大工を受け継いだのは、昭和という新たな時代に入ってからです。
父は、その特別な技術を一般住宅に役立てることを考え、神社仏閣の入母屋造りを普通の住宅に取り入れました。
父のことを思い出すと、食事中にお弟子さんたちと話していた様子が目に浮かびます。
食卓を囲んでいた住み込みのお弟子さんたちは、私にとっては、「ちょっと歳の離れた兄」のようなものでした。

.「あのお客様のことを、幸せにできただろうか」
「神様の家を作るんだから、手を合わせて、心をこめて仕事をしよう」
「見えないところまでしっかりやらなくちゃならない」

物心つくころから、私はそんな父の言葉を幾度となく聞いていました。
そのときは何のことを言っているのかわかりませんでしたが、それでも、父の言葉は私の中にしっかりと刻まれていたのだと思います。

外川家には、初代から受け継がれた古文書があります。
そこには建築技術に関することがこと細かにつづられています。昔の人の文字ですからかなり読みにくいのですが、不思議と「心」は伝わってきます。
丹念に精魂こめて神様の家を建ててきた初代、二代目、三代目の仕事を受け継ぎ、その神様の家を建てるのとまったく同じ思いで、人様が住む家を手がけてきた父のことを考えると、深い感慨がわきあがってきます。
「家づくりは心でするものだ」という発想に私が行きついたのは、当然のことかもしれません。
「あのお客様を幸せにできただろうか」という父のつぶやきの意味は、

「お客様を幸せにできないような家づくりは、まっとうなものではない」

ということです。
私たちが、「お客様を幸せにする家」をつくることを使命としているのは、先祖や父から受け継いだその心をもっているからなのです。

お客様を幸せにすることで得られる喜び

「幸せになれる家づくり」というトップホームズの信念が芽生えたのは、あるお客様との出会いがきっかけになっています。

ある日のこと、そのお客様が相談にいらっしゃいました。
「マイホームを建てたいのですが……」

家をつくるときには、じつにさまざまなことを考える必要があります。
頭金やローンのこと、土地のこと、家の設計のこと。家族みんなが満足でき、仲良く暮らしていくためには、どんな住まい方が可能なのか。
とりわけ、資金繰りのことは重要です。これまで一生懸命働いてコツコツ貯めてきた大事なお金が、ムダになってしまう可能性もあるからです。
そのお客様の相談を受けて、私は家づくりのプロフェッショナルとして、「プロができるアドバイス」をしました。家は人生すべてに深くかかわるものですから、生きる意味についてまで触れました。それは私にとっては、ごく普通の言葉だったと思います。

ところが、目の前にいたそのお客様が、不意に泣き出してしまったのです。
びっくりしている私に向かって、お客様は涙をぬぐいながら言いました。

「ありがとうございます。相談してみて、本当によかったです。これで、思いきって家を建てることができます」

私の驚きは、感動へと変わっていきました。
その感動は、言葉にできない喜びと感謝、そして希望などがないまぜになったものでした。

「こちらこそ、ありがとうございます。こんなに喜んでいただけて、私のほうこそ、うれしいです」

思わず、お客様に対する感謝の言葉がほとばしりました。
それまでは、意識的に「ありがとうございます」と言っていたのですが、このときは、無意識、それもかぎりなく本能に近いところから、感謝の言葉が発せられたのです。

このお客様のおかげで、私ははっきりと気づくことができたのです。
この喜びにくらべれば、お金はそれほど重要ではないのだということに。
喜びを求めることのほうが、お金を求めることよりも、家づくりはずっと幸せになるのです。
お客様が感謝して流した涙は、乾いた土にやさしく降り注ぐ春の雨のようでした。
それを受けて、私の中にあった「幸せになれる家づくり」の種が、芽を出したのです。

そんなことがあってから、私はつくづく考えました。
あの日感じた喜び、あの感動をもう一度味わいたい。そのためにはどうすればいいのか。
その答えは、ひとつしかありません。
何を選ぶにしても、どのような言動をとるにしても、すべて、「お客様が幸せになるかどうか」を基準にすればいいのです。

仕事は、「お客様の幸せ」のためにするものだ。
「お客様の幸せ」をすべての基準にするべきだ。
「お客様の幸せ」はすべての出発点であり、同時に、到達点でなければならない。

家は一生に一度の大きな買い物です。それだけに、人の人生を大きく変えてしまうことがあります。家を建ててお客様が幸せになれるかどうかは、家づくりに携わる私たちにも、大きな責任があるのです。
いくら利益を得ることができたからといったところで、その家を建てたお客様が不幸になっていたら、それは成功だとはとても言えません。
企業としては、前年より1件でも2件でも契約を増やし、利益があがれば、成功したことになるのかもしれません。しかし、その数字の陰で、お客様が犠牲になっているとしたら、それは本物の成功とは絶対に言えません。

もちろんお金は大切です。
利益を上げて、会社を大きくしていくという目標をもつことは、責められるようなことではありません。
でも、お金はしょせん生きていくことができる程度にあればいいのだし、適正な利益は、お客様の幸せを第一にしていれば自然に得られるはずです。
お客様に、できるかぎり高品質でお手頃価格の家を提供すること。
それこそが、お客様が幸せになり、私たちと、私たちの家族、そして職人さんたちが幸せになる方法なのです。
このように、家づくりにかかわるすべての人が幸せになってこそ、本物の「家族が幸せになれる家」が完成するのです。

「お客様の幸せ」のために24時間を使うこと

お客様を幸せにする家。
同じ思いを抱いている同業者は、ほかにもいることと思います。
しかし、その多くは、「意識して」そう思っているのではないでしょうか。
真にお客様を幸せにする家というものは、意識するだけでは実現することはできません。無意識のうちからそれを望まなければ、実現しないのです。

たとえば、コンビニでの買い物を思い出してください。
レジで支払いをすませた後、あなたは店員さんに何と声をかけますか?
「どうもありがとう」とお礼を言う人もいるかもしれません。何も言わない人もいるでしょう。「どうも」ぐらいは言う、という人もいるでしょう。
このような場合、ほとんどの人は「こちらはお客」という意識をもっています。お客なんだから、店員に感謝されて当たり前。客である自分が店員に感謝する理由はない、という意識が、その根底にあるのではないでしょうか。
かつて、私は、そういうときに意識して「ありがとう」と言うようにしていました。コンビニで買い物をしたとき、レストランで食事をしたとき、タクシーやバスの運転手さんに対して。

コンビニでスムーズに買い物ができるのも、店員さんがいるおかげです。商品の代価としてお金は支払いますが、店員さんがいるからこそ、支払いができ、買い物ができるわけです。バスの運転手さん、タクシーの運転手さんも同じで、そうした方々が仕事をしてくださっているおかげで、私は「お客様」であることができるのです。
普段の生活でなにげなくふれあうこうした人々は、私の仕事のお客様にくらべれば、「遠い人」です。でも、この「遠い人」にきちんと心から感謝をすることができれば、お客様に対する「おかげさまで」「ありがとうございます」という気持ちは、何倍にもなるのです。
何倍にもなった「おかげさまで」「ありがとうございます」は、まったくの無意識から発せられる感情、言葉です。
お客様に対する感謝は、まさにこのときに「本物」になるのです。
無意識から発せられた感情、言葉は、お客様のことをつねに考える、お客様のためになることに心を向けるということにつながります。つまり、「お客様の幸せ」のために24時間、365日すべてを捧げていることになるのです。
これが自然に定着していると、不思議なもので、コンビニの店員さんに対しても、心からありがたいなと思うようになります。

お客様に感謝することは当たり前で、誰にでもできることです。
でも、お客様ではない「遠い人」に対して感謝することは、なかなか自然にできることではありません。なぜなら、お客様に感謝の意をあらわすことは自分の利益に通じますが、「遠い人」への感謝は、何の利益にもつながらないからです。
私は、お客様から見えない部分こそを磨かなければと考えています。
お客様が見ることができるのは、お客様を前にしたときの私の姿だけです。どんな人に対しても感謝する姿をお客様が見ることはできません。
お客様だけに感謝する人と、誰にでも心から感謝する人。
あなたはどちらの人のほうが信頼できると感じるでしょうか。

頼りない意識よりも、圧倒的な無意識を鍛える

心理学によれば、私たちの判断の97%は無意識によるものであり、意識して行っていることは残り3%にすぎません。その3%の意識が、「その場」をつくっているのです。
普通の人は、この3%のことを100%と思って生きています。無意識の自分は、自分でも気づくことができないからです。

なんとなく元気がない人を前にしたら、意識して、「どうしたの?」と声をかけます。それは、「その場をつくっている3%の意識」の働きによるものです。そのように、意識したことは、目に見える、言葉や行動となって表現されます。
ところが、この「意識によってつくられた言葉」は、状況によって変化するものです。
たとえば、通勤の電車で不快な思いをして、しかも寝不足で機嫌が悪い、そんな朝に、相手を思いやる言葉はなかなか出てこないと思います。

「ああ、イライラする。まわりに気を遣ってなんていられないや!」

そんな心境では、いたわりの言葉などは出てこないでしょう。
つまり、意識から発せられる言葉は、状況によって変わる、とてもはかないものなのです。イライラするというのは無意識で起こっていることですが、3%の意識は97%の無意識によって左右されてしまうわけです。
もっとも、大人ですから、イライラしていても、お客様が目の前にいれば、たちまち明るくなって、丁寧に接することはできるでしょう。内心にイライラした気持ちがあることは、お客様からは見えないかもしれません。不機嫌であっても、自分の利益につながることがあれば、自分を取り繕うことができるわけです。
でも、本心ではないこんな状態で、お客様の心を動かすことはできないと私は思います。

無意識は、目に見えません。
私は、その見えない部分、外からは気づくことができない無意識の部分をこそ鍛えるべきだと思っています。私はそれを「心の筋トレ」と呼んでいます。
97%の無意識に左右されてしまうような3%の頼りない意識の部分を磨くより、つねに意識に打ち勝つ無意識の側を鍛えることができれば、そのほうが絶対に強いと思うからです。
その強さとは、真実がもたらす強さです。
一点の曇りもない、どこから見ても裏がないものの強さ。
人の心を動かすことができるのは、そうした強さではないでしょうか。

建築や不動産関係者の間で、とてもいやな言葉を耳にすることがあります。
契約していただけなかった、あるいは、途中でキャンセルされたお客様に対して、「せっかくここまでやってやったのに」というようなことを言う人がいるのです。
「やってやった」……私に言わせれば、そんな言葉が出た時点で、すでにお客様を裏切っていることになります。その言葉の無意識には「契約をとりつけたいからやってやろう」という思いがあります。そして、「お客様のために一生懸命やらせていただきます」という言葉は、意識から出た「つくった言葉」だったのです。
そんなことになったのは、お客様側からすると、たしかに一生懸命説明して、値引きもすると言ってくれたけれど、なぜかもう一歩決心できなかったということだと思います。
つまり、お客様自身も気づかないうちに、営業マンの「無意識」を察知し、だから契約に踏み切ることができなかったのではないでしょうか。

言葉を飾ることが苦手、人と話すことも得意でないのに、なぜかお客様の受けがいい営業マン。
たいした宣伝もしていないのに、いつもお客様でいっぱいのレストラン。

そういう人やお店は、すべて「無意識」の部分で、「おかげさまで」「ありがとうございます」ということを言えているのです。
私たちは、家づくりを担うプロフェッショナルです。お客様の幸せに対しては、大きな責任を負っています。
お客様に安心して家づくりを任せていただくために、無意識の部分をこそ鍛えるということは、当たり前のことです。

よく、ビジネスマン向けのセミナーなどで、「この一言が契約につながる」とか、「顧客をつかむテクニック」というようなキャッチフレーズを目にすることがあります。
「一言」にせよ、「テクニック」にせよ、すべては、たった3%の意識によってつくられるものでしかありません。そこに無意識の心がなくては、決して力を発揮することはないでしょう。
土台となる97%の無意識の部分を「お客様の幸せのために仕事をする」という思いで、24時間を染めること。そして、ごく自然体で、お客様の幸せを願う自分につくりあげたうえで、お客様により喜んでもらえるような話術などを身につければ、それは素晴らしいことだと思います。

専務の弟と実践した「心の筋トレ」

工務店は職人さんの実力と心で選ぶ」にも書きましたが、無意識を鍛える「心の筋トレ」を実践するのは、そう簡単なものではありません。
バタバタと忙しくしているときに、職人さんから電話がかかってきて、「なんだよ~、この忙しいときに!」などと対応してしまうことなどがありました。
実際に忙しくて、電話の対応をしていられないほどなので、私にとっては間違いではありません。
でも、電話をかけてきた職人さんにとっては、こちらが忙しいかどうかは、想像することしかできません。たぶん忙しいだろうな、と想像はしたけれど、どうしても用事があってやむなく電話してきたのかもしれません。
そんな相手からすると、「なんだよ~」という私の態度は、人の気持ちがわかっていない、理不尽で不快なものとして映ったことでしょう。
私は、トップホームズ専務で弟の裕之と、「そういう否定的な言葉を口にしてしまったら、お互いに注意しあおう」と約束し、注意されたら素直に謝り、改めることを鉄則にしました。どんな場合でも言い訳無用です。

そのうち、今度は弟が電話で話しているのが聞こえてきました。お客様から、商品の変更をしたいとの電話口でのことです。

「まいったなあ~、今さら変更って言われてもなあ……」

私はすかさず言いました。

「いや、まいったというのは違うんじゃないの。お客様にしてみれば、悩んだあげくの決断なんだし、われわれはプロなんだから、お客様が悩むより先にこちらから確認すべきだったんだよ。それをお客様に言わせてしまったのは、逆に、申し訳ないことだったよね」

弟は全面的に非を認めて、前言を撤回し、申し訳ないことをしたと反省しました。
二人でこの約束を守りつづけていると、自分たちがいかに不満を口にしているか、ボヤいているか、否定的な言葉を使っているかということに、あらためて気づかされます。
そのたびに、お互いに指摘するわけですから、いやでも気づかされるわけです。
やがて、指摘される前に、「あ、また自分は言おうとしている!」と気づくようになります。
そして、どんな場合にも否定などありえない、何があろうと感謝があるのみだ、という心境にまで成長することができたのです。
心の筋トレを実践しつづけ、無意識という目に見えない部分を鍛えることができたのです。
おそらく、双子の弟という対等な存在が社内にいなければ、きっとこれは達成することができなかったと思います。

無意識を鍛えることで口コミのお客様が増えた

無意識の部分を変えることは何よりも強い、と上に書きました。
それは、お客様の幸せを思う心が、まぎれもない真実になるからです。真実ほどゆるぎないものはありません。真実は、ただそれだけで、人の心を動かす力をもっているのです。

トップホームズに家をつくってほしい、というお客様が自然と集まってくれたのは、私たちの家づくりに対する姿勢を、今のように変えてからです。
宣伝もせず、豪華なカタログなども作らず、しつこい売り込みをすることもしませんでした。ほぼ100%、口コミで集まってきてくれたお客様です。
そのような状態になるまでは、やはり悩むことも迷うこともありました。
弟とはよくこんな話をしました。

「俺たち、お客様のためとか言いながらやってるけど、本当にこれでいいのかなあ。何か間違っていないかなあ」

当時は自宅の片隅の6畳一間を事務所代わりにしていて、ちゃんとやっていけるかどうか、人並みに心配していたのです。

「いや、絶対に間違っていないよ!」

弟とそんなふうに確かめ合い、励ましあいました。
訪れてくれるお客様のために誠心誠意を尽くし、業績は上がったり下がったりを繰り返しながら、徐々に上昇していきました。
訪ねてくるお客様が、口を揃えたように、「こちらがいいと教えてもらって」とおっしゃるようになりました。
最初のうちは、「へえー、そうなんですか!」などと目を丸くしていたものですが、今では、口コミ以外でいらっしゃるお客様に会うと、「ええっ、そうなんですか!? じゃあ一体どこで弊社のことをお知りになったんですか?」と驚いてしまうほどになりました。
最近では、インターネットで検索してトップホームズを知った、というお客様も増えてきています。

そうやってトップホームズを訪ねてくださるお客様の3人に1人は、やはり泣いてしまわれます。
家を建てるための相談に来た人が、どうして泣いてしまうのか。
他の工務店の人が見たら、きっとかなり驚かれるのではないでしょうか。
家づくりに対するお客様の思いは、どなたも真剣そのものです。そして、真剣であればあるほど、私の話を聞くと、泣いてしまわれるのです。

「親が家でも建てておけと言ってお金も出してくれたら、とりあえず建てておくことにしたんだけど」

そんな方の場合は、さほど真剣ではありませんから、泣いたりはしません。
しかし、「建てられるかどうか今はまだわからないけど、なんとかがんばって家を建てたい」という真剣な思い、期待、希望、そして不安に対して、私が心から真剣に、幸せになるためのアドバイスをすると、真剣であればあるほど泣いてしまわれるのです。
このように心の通ったやりとりをお客様とできるのも、私たちが「お客様が幸せになれる家づくり」を目指しているからにほかありません。

人は、相手の無意識を自分の無意識で見きわめる

家を建てるときは、何軒も住宅会社や工務店を回り、比較することは普通のことだと思います。トップホームズを訪れるお客様も、すでに他社で見積もりをとられている方は珍しくありません。
もし、まだ他社を訪問していないというお客様がいらっしゃれば、私は、他社でも相談されてみることを必ずお勧めしています。
私たちが家を建てることだけがお客様の幸せにつながると断言することはできません。どこで家を建てるかということは、最終的にはお客様ご自身で決断していただきたいのです。
それでも、たいていのお客様は戻ってきてくださいます。

「いろんな住宅会社を見て、話も聞いてきたんだけど、やっぱりトップホームズさんにお願いしたいんです」

最終的にトップホームズを選んでくださる方が、少なくないのです。
重要なことを判断するとき、人は最終的に「人」を見て決めるのだと思います。命にかかえあるようなことであっても、技術ではなく、人の心を選ぶのです。

もしあなたがガンにかかってしまったとします。
いろんなつてを頼って、何万人もの手術をしている名医を紹介してもらい、診断をすがるような思いで診断を受けたとしましょう。

「私は何万人もの手術をしているので、あなた一人にかけている時間はあまりとれないんですよ。まあ、とりあえずこの薬でも飲んでおいてください」

その名医はいとも簡単そうに、軽い調子であなたにそう言いました。
あなたはショックを受け、しかたなく別の医者を探し、有名ではないけれど、信頼できそうな先生の診断を受けました。

「つらいでしょう。でも、私はあなたのためにすべての力を注ぎます。いたらないところもあるかもしれませんが、治療を成功させるために、あらゆる手を尽くしていきましょう。不安なときは、夜中でもいいからいつでも携帯に電話をください。一緒に頑張っていきましょう」

期待していなかったその先生から、そんな言葉を聞かされました。
私なら、間違いなく、後者の先生に命を託そうと考えるでしょう。
人は、最終的な判断は「人の心」で選ぶのです。これも無意識の力と言えます。人は、相手の無意識の部分を、自分の無意識の部分でちゃんと判断するということです。
 
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