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木造住宅は“木のプロ”である住宅工務店にお任せください

木造住宅は“木のプロフェッショナル”にお任せください

日本の家屋といえば、やはりメインは木造住宅です。木造住宅は費用が安い、断熱性・吸湿性が高い、リラックス効果を生み出すなどたくさんのメリットがありますが、デメリットがあるというイメージをもっている人も多いかもしれません。
でも、信頼できる工務店を見きわめることができれば、そんなデメリットを感じずに安心して家づくりを行うことができます。

一戸建てを建ててくれる信頼できる職人を見きわめよう

木造住宅は火事や地震に弱い?

木造住宅は鉄筋コンクリート構造の住宅に比べて火災や地震に弱いというイメージがあります。
しかし、木材は一定の厚み、太さがあれば、木材の表面が炭化することで内部まで燃焼しないという性質があります。つまり、万が一の火災の際に、避難するまでの時間を稼ぐことができるという特徴があるのです。
また、外装に防火サイディングや軒天材、防火戸を用いることで、耐火性を高めることができます。
また、軽くて強い木材の特性は地震にも柔軟に対応し、高い耐久性を発揮します。
地震の振動は建物の重さに比例するため、鉄やコンクリートに比べて軽い木造は、揺れが一番少ないというメリットもあります。
木材の耐久性の秘密は、曲げの力に強いということです。地震などの大きな力を受けたときも、ある程度変形しながら同じ状態に復元するという性質があるのです。
こういった木造の性能を最大限に発揮するためには、新築時の地盤調査や地盤補強、建築後の定期メンテナンスを欠かさないことが大事ですが、そもそも、木材の性質を熟知しているプロフェッショナルに施工を依頼するのが一番です。私たちトップホームズは、宮大工の技を継承してきたことによる、木材を選ぶ確かな眼をもっています。

たとえば、トップホームズでは120mmのスジカイを使っています。
スジカイは、地震に耐えるために柱と柱の間に斜めに入れる材のことです。
建築基準法では、スジカイの寸法は最低でも幅90mmと定められています。
しかし、90mmあっても、長い間に木は痩せていきますので、たいていの場合、10年後、15年後には90mmを下回ってしまいます。105cm以上ある材を使えば、木が痩せても90mm以下になることはありませんが、私たちのように120mmのスジカイを使えば、90mm以下になってしまうような心配はまったく要りません。
こういったことを実感していただくには、現場を見ていただくのが一番です。詳しくは「注文建築の建築現場を訪れたらチェックすべき項目とは?」という記事をご覧ください。

木材を扱うプロとしての住宅工務店に頼みたい

木材は、どうしても反りや割れなど、品質的にばらつきが生じてしまいます。
また、木造住宅は、材木を現場で組み上げて建築しますので、職人の腕や施工会社の品質管理体制によっても影響されます。
高い技術と倫理観を持ち、信頼できる工務店を見きわめることが重要になります。
創業1854年、宮大工の伝統技術を受け継ぐトップホームズは、木造に関するプロフェッショナルです。木材選びから施工まで、安心してお任せいただくことができます。

国土交通省が発表している木造住宅の平均寿命は30~80年程度となっており、木造住宅は寿命が短いというイメージをもっている人もいらっしゃいますが、日本の歴史的建造物はすべて木造であり、大事にしてメンテナンスをきちんと行えば、何百年もの長い期間住むことができます。設計の段階で、メンテナンスしやすい住宅構造を実現するなど、ここでもやはり経験豊かで信頼できる職人ならではの技術が必要になります。

木造住宅に特有の悩みとしては、シロアリなどの害虫被害がありますが、木造建築のプロフェッショナルはこうしたことについてもすべて対策の答えを持っています。定期的な防蟻点検、薬剤散布などのメンテナンス、万一侵食が発覚したときの修復対応などのアフターメンテナンスも万全です。

トップホームズの木材の選び方

木造住宅のプロフェッショナルである工務店に任せれば、最良の木材を職人が選んでくれますが、ときには予算に合わせて意見を求められることがあるかもしれません。施主として、木材の特徴についても少し知識をもっておきましょう。

ヒノキ(桧)

ヒノキは香りがよく、高価な木材の一つです。心材の耐久性が高く、長期の水湿に耐えることができます。柱、土台、大引き、根太、化粧梁、大黒柱、内装のフローリング材、壁材、天井材、建具、浴室の内装材として使用されます。ヒノキを使った施工事例はこちらです。

ヒバ(桧葉)

ヒバは、耐水性があり湿気にも強く、虫、木材腐朽菌に強いことから、土台や通し柱などの構造材や軒廻り、浴室、濡縁、ベランダなどに適しています。

スギ(杉)

日本人に最も親しみ深い木材です。木と言えば真っ先にスギの木を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
スギは、柱・梁・母屋・桁・垂木・貫・下地板等の構造関係から障子や襖・雨戸等の建具類、天井板、外壁、床材まで、ほとんどの用途に使用されています。流通する数も多く、比較的安価な木材です。

アカマツ(赤松)

アカマツは松脂を多く含み、水湿に強いという特徴があります。梁、根太、土台、板類、土木用材、防腐枕木など、幅広く用いられています。木目が鮮明であることから、造作材としてもよく使用されます。

クリ(栗)

クリは、耐久性・耐水性に優れ、虫の害にも強いことから、土台の材料として活用されてきました。硬質なため、割れやすいというデメリットがありますので、加工する段階の「乾燥」には職人の技術が必要です。塗装を施すことによって木目が美しく出ることから、家具などにも多く利用されています。

“木のプロ”である住宅工務店として

家づくりは、多くの方にとって一生に一度の大きなイベントです。そして一生のうちの多くの時間を過ごすのも、自分が住む家です。
木造住宅は経験が豊富で確かな技術をもった職人がいるトップホームズにお任せください。山梨県で豊富な施工実績をもつ私たちは、建築後のメンテナンスも親身に行って、お施主様の大切な一戸建てを守ります。

 
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自然豊かな山梨なら、平屋の家を建てることも選択肢のひとつです

自然豊かな山梨なら、平屋の家を建てることも選択肢のひとつです

一戸建てのメリットとデメリット

まずは、一戸建てに住まいを変えることのメリットとデメリットを、ここでもう一度おさらいしておきましょう。

一戸建て住宅のメリット

一戸建て住宅は、管理費や修繕積立金、駐車場代が不要

分譲マンションは、管理費や修繕積立金、駐車場代が住宅ローンと別途で必要となり、なにかとランニングコストがかかることになります。
一戸建て住宅の場合、敷地内に駐車場があれば、月々の駐車場代はかかりませんし、メンテナンス費は自己負担なので、月々の強制的なコストはかかりません。

一戸建て住宅は資産価値が残りやすい

建物の価値は毎年下がっていきますが、土地の価値は、経年によって下がるということはありません。
全体として見た場合に、資産価値が高いままキープされ、立地によっては価値が上がる場合もあります。

一戸建て住宅は土地利用の自由度が高い

一戸建て住宅では、増築や建て替えの自由度が高く、マンションと違って、外観も自由に変更できるのが魅力です。また将来の状況に合わせて、増改築、売却、賃貸、相続など、柔軟な対応をとることができます。

一戸建て住宅はプライバシー面で優位性がある

壁一枚で隣接しているマンションと違って、戸建住宅は独立した建物ですから、よりプライバシーが守られているといえます。
また、マンションでよくある、上階や隣の騒音問題、それを恐れて下階の人に気を使いながら生活するといったストレスが少なくすみます。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、やはり音を神経質になることなく、のびのび子育てをしたいですよね。

一戸建て住宅の主なデメリット

一戸建て住宅の維持管理は自己責任

一戸建て住宅は、管理費や修繕積立金がかかりませんが、いずれは修繕時期が訪れます。
マンションの場合は、管理会社が経費や修繕時期、業者手配などをすべて行ってくれますが、戸建住宅ではこれらすべてを自分で行う必要があります。
メンテナンスが必要なときに資金がなくて手を加えることができない、といったことにならないように、きちんと維持管理計画を立てるようにしましょう。

一戸建て住宅では複数の防犯対策が必要

一戸建て住宅は窓が多いため、不審者の侵入経路が増えてしまいます。
防犯性能が高い窓や鍵、シャッター、センサー付き照明など、ある程度のコストをかけて、複数の対策を講じることで安心を得られます。

一戸建て住宅は気密性・断熱性が低い

一戸建て住宅は上下、四方が外に面しており、窓が多く設置されるため、マンションと比べると、どうしても外気の影響を受けやすくなってしまいます。気密性の高いサッシやペアガラスを採用するなどの対策をとりましょう。
ただし、最近では、高気密・高断熱住宅をセールスポイントにしている戸建住宅も多くみられます。

山梨で家を建てるなら平屋?2階建て?

さて、一戸建て住宅といっても、意外と悩む人が多いのが、「平屋にするか、複数階にするか」ということです。東京都心のように地価が高い場所では現実的でないかもしれませんが、豊かな自然がある山梨なら、ゆったりと土地を使った平屋も十分検討の余地があります。家族構成の変化などを考えると、双方のメリット、デメリットを整理しておく必要がありそうです。

土地の有効活用という観点から一戸建てを考える

2階建てなら、1、2階に分けて部屋を作ることができますが、平屋の場合は、同フロアに部屋を作らなければなりませんので、単純に、倍の敷地が必要となります。
土地が高い都心での平屋生活は、なかなか難しいかもしれません。
一方、複数階の戸建て住宅は、空間を上へ伸ばすことになるので、階数を重ねるほど容積を増やすことができます。都心などで広い敷地を確保できない場合でも十分な生活空間を確保できます。
平屋は、建物中心部の日当たりが悪くなりがちです。
中庭を設ける、コ型プランにする、天窓を設置するなどの工夫が必要となります。

平屋は階段がなく家事動線が異なる

歳をとって2階は物置状態、なんて例をよく聞きます。歳をとると階段を上がり降りする生活は不便ですし、危険でもあります。
平屋には階段がありません。老後を過ごすために、階段のない生活はとても楽で安全です。事故も防ぐことができ、安心・安全な老後生活が過ごせます。
また、濡れた洗濯物や掃除機など、重たい荷物を持って2階へ上がるのは、かなり体力を使います。夜間に、2階の寝室から1階のトイレを使いに降りたりするのも面倒ですね。若いうちはいいですが、歳をとると、なおさら重労働ですよね。
平屋は上下移動がありませんので、家事全般がとても楽に行えます。
動線については、「使い勝手のいい一戸建ての間取りのための10のポイント」という記事をぜひ参考にしてください。

平屋の一戸建て住宅はメンテナンスがしやすい

地震大国である日本の住宅は、耐震対策が必須です。平屋は高さが低いため、2階建てに比べて構造的に強く、台風・地震時にも危険が少なくなります。
平屋は外壁などをメンテナンスすることになった際に、足場を組む必要がありませんので、2階建てに比べて安く済みます。DIYが好きな方は、壁の塗り替え作業程度なら自分でも行うことができる楽しみもあります。

家族のコミュニケーションとプライベートという観点から一戸建て住宅を考える

平屋はワンフロアーですから、家族で顔を合わせる機会が多くなります。家で孤立する場所がなく、お子様の様子が把握しやすいので安心です。逆に、個人のプライベート空間を確保するにはあまり向いておらず、書斎などを設ける場合はロフトやパーテーションで区切るなどの工夫が必要です。
複数階の場合は、上の階は外部からの目線が入りにくく、家族のプライベート空間を守ることができます。また階を分けて部屋を作ることができるので、家族間のプライバシー確保の上でも有効です。1階を店舗や事務所として2階・3階を住居にしたり、1階をビルトインガレージにしたり、1階を親世帯、2階・3階を子世帯の二世帯住宅にしたり、様々なライフスタイルに対応することができるでしょう。
ただし、階を重ねるごとに1階との距離感が生まれてしまいますので、家族同士が顔を合わす機会が減ってしまうとも言えます。リビング内に階段を設けるなど、顔を合わせやすいプランにするなどの工夫を考えてみましょう。

山梨の一戸建ては平屋にすべきか2階建てにすべきか?ポイントまとめ

いかがでしょうか。
一戸建てのメリット、そして平屋にするか、複数階にするかということで迷ったときのポイントについてご紹介しました。これらはあくまで一般的に挙げられるもので、実際には立地条件や物件の規模によって、メリット・デメリットは様々に異なります。
住宅に求めるものは、各家庭のライフスタイルや価値観、また時間の経過によっても変化します。家族構成や将来的なことも踏まえた上で慎重に検討し、後悔しない家づくりを行いましょう。
山梨県のお施主様から多くの喜びの声をいただいている工務店トップホームズでは、これまでの経験から適切なアドバイスをご提供できます。また、お施主様の幸せを第一に考えて、宮大工の伝統を受け継いだ高い技術で家を建てることができます。

 
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使い勝手のいい一戸建ての間取りのための10のポイント

使い勝手のいい間取りのための10のポイント

新築一戸建て建てることになったとき、最大の楽しみは何と言っても間取りを考えることではないでしょうか。でも、家族それぞれの要望をまとめるのは、案外大変なことです(困ってしまったときは、「私たち工務店が考える「家族が幸せになれる家」の法則」という記事を読んでみてくださいね)。
建ってしまった後に変更するのは容易なことではありませんし、間取りは毎日の生活を左右する大事な要素ですから、失敗はしたくないものです。
今回は、新築一戸建ての間取りを決める際に注意したいポイントについてまとめてみました。

収納計画に基づいて新築一戸建ての間取りを決めよう

まず、収納について。最初は余裕があっても、物はどんどん増えていきます。せっかく広い家に引っ越すのですから、美しい収納を目指したいものです。せっかく広い収納スペースを確保したのに使いにくく、不便を感じてしまうようなことがないようにしましょう。

1.一戸建ての目安となる収納率を知る

収納計画を考える際には、「収納率」という目安があります。
家の床面積に対する収納面積の割合が収納率です。これは、一戸建てではだいたい12~15%と言われています。ただし、各家庭によって物の量はかなり差がありますので、参考程度に考えておくのがいいでしょう。

2.一戸建てに置く自分たちの持ち物を把握する

まずはじめに考えなければならないことは、あなたの家にはどれだけの荷物があるのかということです。
おそらく大半の方が、ご自分で思っている以上に多くの物を所有していることと思います。
使っていないものを減らし、必要なものを見きわめてから、必要な収納スペースを検討しましょう。
家事と所持品のリストから、「幸せになれる家」をイメージしましょう」という記事で、「持っていくもの、捨てるもの」を選ぶためのチェックリストを用意しましたので、ご活用ください。

3.一戸建てのどこに何を収納するかを決める

収納スペースをたくさん確保しても、必要な場所に必要な容量のスペースがなければ、意味がありません。子供の勉強場所はリビングか子供部屋か、下着の保管場所は洗面所か寝室か、ゴルフバッグやアウトドア用品の保管場所は玄関でいいか、など各家庭の生活スタイルは様々です。
家族の生活スタイルを把握し、最適の設置場所や容量を決めるようにしましょう。
トップホームズの施工事例の「A様邸」のように、玄関に土間打ちで物入れ専用の場所があると、靴の収納などとても便利です。

騒音問題で失敗しない一戸建ての間取りにしよう

家を建てた人が「失敗した」「後悔している」と語るポイントとして必ず入っているのが、この騒音問題です。

4.子どもが騒ぐ音について考える

とくに小さな子どもがいる家庭では、子どもの足音が気になってしまう方も多いと思います。
子どもが騒ぐのは仕方がないことですし、ある程度は自由にさせてあげたいですよね。
その対策として、過ごす時間の長いリビングや、客間の上は子供部屋を避け、主寝室や収納にしましょう。
またフローリングは、どうしても下に音が響きやすいので、クッションフロアにしたり、防音加工を施すなどの対応をしましょう。

5.一戸建ての外から来る音を考える

静かな住まいにするには音源を遠ざけることが有効ですが、家を取り巻く音環境は自分の力ではどうしようもできません。
リビングや寝室など滞在する時間が長い空間は、道路や隣家などの音源から離して配置するといいでしょう。
また音源に近い部分の開口部は最小限にとどめ、ペアガラスなどで遮音性を高めるのもひとつの方法です。

6.水廻りの音が気にならないように一戸建ての間取りを考える

浴室やトイレ、キッチンなど、水廻りは必ず音が発生する場所です。
寝室横にトイレを配置してしまうと、夜中に誰かが使用するたびに目が覚めてしまうことになります。また、ダイニングの近くにトイレを設けてしまうと、食事中にトイレの音が聞こえてしまうことになります。水廻りの生活音は、不愉快に感じるものがたくさんあります。
リビングダイニング、寝室などの居室と、水廻りの距離感は、適度に保つよう工夫するのがいいでしょう。

7.我が家が音源になってしまわないように

テレビやオーディオ機器を置くことが多いリビングや、ピアノなど楽器を演奏する部屋は、隣家にとって騒音の音源となってしまうことがあります。
隣家と接する面は開口部を最小限にし、防音性能の高いものにしましょう。

人が動く「動線」で一戸建ての間取りを決めよう

家族がどのように家の中を移動するかということも、一戸建ての間取りを決めるためには大切なポイントになります。

8.家事の動線を考慮するのが基本

家事は、生活する上で避けて通れないものです。
毎日の家事ルーティンが時間的・体力的に効率的で、負担を少なくできれば、よりゆとりのある暮らしにつながります。
洗濯に関しては、洗濯機・物干し場・収納が一連の流れになるので、この3つの場所が直線をなしていて、かつ距離を短くすることで、作業効率が高まります。
キッチンは、玄関近くに配置することで、買い物の荷物を運ぶ距離が短くなります。また、キッチン横にパントリーを設けることで、調理器具や買い置き食品などをすっきり収納できるでしょう。
キッチンとダイニングは、直線的に移動できるようにすることで、配膳しやすくなります。
掃除に関しては段差をなくし、置き家具を減らして収納を作り付けにするなどの工夫を凝らすことで、掃除しやすい空間となります。
また、行き止まりのない回遊型の間取りにすれば、掃除機もかけやすくなります。

9.家族みんなが動く「生活動線」はどうなっているか

生活動線は、家で生活する家族が移動する時に通るルートです。
リビングを通るときにテレビとソファーの間を通らなければならないとか、朝の忙しい時間帯に、家事動線と身支度する人の動線が重なって混雑してしまうとか、家族がストレスを感じるような配置や間取りは避けたいですよね。
生活動線をよく考えて、家族の動線が交差しない工夫をしましょう。

10.来客があったときの動線も忘れずに

お客様が来たときに、どのようなルートを通ることになるかということも大切なポイントです。重要なのはプライベート動線とお客様の動線が重ならないということです。
玄関から客間への動線上に、家族が集まるリビングや浴室や洗面所など、生活感の出やすいプライベート空間を配置しないようにしましょう。

まとめ ~山梨で快適に暮らすための生活スタイルとは?

生活スタイルや考え方は、各家庭によって様々に異なります。
どんな間取りにも長所・短所があり、ある家庭にとって住みやすい家が、あなたのご家族にとって良い家かどうかはわかりません。
使い勝手のいい間取りを考えるために一番いい勉強になるのは、工務店の現場見学会に参加することです。
現場見学会というのは、実際にそこにお住まいの方の好意により、その工務店が建てた家を見学させてもらうものです。その場所で夢の暮らしを実現されているのを見るわけですから、様々な工夫を見ることができます。
工務店として、現場見学会に参加する方にチェックしていただきたいこと」という記事を参考に、ぜひ積極的に参加してみてください。
トップホームズは毎月こうした見学会を開催しています。ぜひお気軽に参加してください。土日のご都合が合わない方のための予約見学会もありますよ。
家族全員の要望をかなえた完璧な間取りにすることは、とても難しいことですが、うまく優先順位を決めて、住みよい家にしていきましょう。
また、最終的に理想の間取りを実現する仕事は、プロフェッショナルである工務店にお任せください。あなたが描いた間取り図を元に、具体的な暮らしのイメージを言葉で伝えれば、それを道しるべに、経験豊富な工務店は実現可能な理想の間取りをブラッシュアップさせてくれるはずです(そのあたりのことは「できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方」という記事に書いています)。
私たちトップホームズは、山梨県で豊富な施工実績があり、多くのお施主様から「建ててよかった」という感想をいただいています。これまでに蓄積した経験と知恵を、ぜひ、あなたの新築一戸建てに活かさせていただきたいと思っております。

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アトピー、シックハウスなどでお悩みの方に、山梨の風土を知る工務店からのアドバイス

アトピー、シックハウスなどでお悩みの方に、山梨の風土を知る工務店からのアドバイス

一生に一度の住まいづくりをして、いよいよ新生活スタートという幸せの絶頂にあるはずなのに、あなたや家族の健康が損なわれてしまったら……
考えるだけでもおそろしい、縁起でもないことですが、新しい家に引っ越してから次第に体調が悪くなってしまうというケースがあり、年々増えています。
今回は、なぜ新しい家で体調が悪くなってしまうことがあるのか、そんな住まいと病気の関係性、そんなことにならないためのポイントは何かということについてご紹介していきましょう。

引っ越したばかりの新築の家でこんな不調に悩むなんて!

多くの人が、新しい家に移り住んでから、以下のような症状に悩まされています。

スギ花粉の飛散期間の長い山梨でも起こるかもしれない身体の不調

頭痛 発熱 ほてり めまい 目のかゆみ 鼻炎 くしゃみ・鼻水・鼻づまり のどの痛み 咳・痰 吐き気、嘔吐 食欲不振 イライラする 指先の震え 動悸、息切れ 異常に汗をかく 血圧の変化 腹痛 下痢 アトピー 皮膚炎・湿疹・じんましん 疲れやすい 寒気 関節痛 集中できない 不安神経症 倦怠感 不眠 うつ症状 月経異常などバイオリズムの変調 花粉症…

身体全体におよんでいるこれらの症状のほとんどは、アトピーや鼻炎、花粉症などに代表されるアレルギー疾患によるものだと言われています。
自然の多い山梨は、年によっては、スギ花粉の飛散期間が他の県よりも長いことがあります。花粉症の悪化は、生活や仕事にもかかわる問題です。

アレルギー疾患の最大の原因は、化学物質に身体が過敏に反応していまう化学物質過敏症。これは、予備軍を併せると1,000万人を超える患者がいると言われています。
では、その化学物質が、建てたばかりの新しい家とどんな関係があるのでしょうか。

新しい家で体調を壊してしまうその原因とは

新築の家がアレルギー症状を引き起こす原因

化学物質過敏症をはじめとするアレルギー疾患が起こってしまう原因は、以下のようなものが考えられます。

  • 住宅の高気密化・断熱化
  • じゅうたん・新しい家具
  • 換気扇の汚れ
  • カビ・ダニ

住宅や家具に使用されている木材や壁などには、有機溶剤や防腐剤・防虫剤・防蟻剤等が使用されています。防腐剤や防虫剤は、昆虫やシロアリなどから木材を守るために必要なものですが、それらから揮発性の有機化合物が発生することがあるのです。
また、現在の住宅は、冷暖房効率を向上させるために高気密化しています。窓や壁、天井等に隙間がなく、サッシなどによって屋内の気流が遮断されていますので、建材や家具から発生する揮発性の有害物質が屋内にこもることになり、身体に悪影響を与えてしまうのです。

こうした有害物質が原因によって起こる身体の不調は、シックハウス症候群と呼ばれています。
シックハウス症候群特有の症例は、1980年代から報告されていましたが、長い間、原因不明とされてきましたが、2003年には建築基準法が改正されて、今では原因物質の使用は規制されています。

揮発性有機化合物は、春から夏などの気温が高くなるにつれて発散量が増加します。ですから、暑くなるにつれて花粉症やアレルギーの症状がひどくなってきたら、シックハウス症候群を疑ってもいいかもしれません。

ただし、シックハウス症候群は、建材等の有害物質だけに原因があるわけではありません。日常的に使用している生活用品、換気扇や排水溝等、様々な要因が重なって起こることがありますので、屋内に有害物質が蓄積しないようにしっかり換気をし、有害物質を排気することが大切になのです。

また、そうした化学物質以外にも、ダニ、カビ、微生物による空気汚染も、身体の不調を引き起こす原因となりえます。部屋の空気が臭いと感じたら、それはカビの胞子が飛び散っているからかもしれません。虫に刺されたような痕ができたら、布団や畳、じゅうたん、ソファなどにダニが発生していることを疑ってみましょう。エアコンや布団などの掃除が十分でなく、換気がよくないと、そういった害虫が発生することがあるのです。

建材に含まれる有害物質の種類

厚生労働省では、次のような有機化合物の濃度指針値を発表し、これらが原因と疑われる場合は医師に相談することが望ましいと説明しています。

シックハウス症候群の原因物質

  • ホルムアルデヒド(合板、壁紙などの接着剤)
  • アセトアルデヒド(防カビ剤、香料)
  • クロルピリホス(防蟻剤)
  • トルエン(内装材、家具などの接着剤、塗料)
  • キシレン(内装材、家具などの接着剤、塗料)
  • エチルベンゼン(内装材、家具などの接着剤、塗料)
  • スチレンポリスチレン(樹脂、合成ゴム)
  • パラジクロロベンゼン
  • テトラデカン(灯油、塗料)
  • フタル酸ジ-n-ブチル(塗料、顔料)
  • フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
  • ダイアジノン(殺虫剤)
  • フェノブカルブ

この中でも、特にホルムアルデヒドやクロルピリホス等は、その有毒性の高さから現在では建築基準法によって規制がかけられていますが、等級を明示すれば使用できないことはありません。
ホルムアルデヒドは樹脂の原料として使用され、合板のフローリング剤として、接着剤や塗料、繊維の加工などに利用されていることがあります。住宅では、フローリングや家具類などの木質系のもの、ビニールクロスを貼る接着剤、カーテンなどに含まれている可能性がありますので、原料には注意が必要です。
クロルピリホスは農薬やアリの駆除として幅広く利用されてきましたが、現在ではクロルピリホスを建材に使用することは建築基準法で禁止されています。

アトピー体質の家族を守る一戸建てのポイントとは

こんなおそろしいシックハウス症候群によって、家族が病気になってしまうようなことを避けるには、どうすればいいのでしょうか。ポイントを押さえておきましょう。

シックハウス症候群の予防ポイント

  • 住宅の建材選び
  • 天然素材の使用
  • 部屋の換気
  • ベイクアウト

アトピー体質や喘息など、もともとアレルギー体質の方は特に、家づくりにおける建材選びに注意を払いましょう。上にあげたような物質を使った建材を使わないようにすることで、シックハウス症候群の発症リスクを低くすることができます。
たとえば、合板フローリングなどの合板にはどうしても接着剤が用いられるため、一枚板の無垢材を使用するといった工夫をすれば、使用する化学物質の量を抑えられるのです。また、なるべく天然の素材を使用することによっても、シックハウス症候群を防止できます。
昔の住宅では、木材は天然、壁は珪藻土や漆喰と自然素材のみが使用されていました。こうした無垢材等の天然素材の使用によって、アレルギー疾患の発症は抑えられるでしょう。

ベイクアウトという方法もあります。
ベイクアウトは、化学物質の温度に応じた揮発性を利用して、人工的に部屋の温度を30~35度に調整し、化学物質を揮発させて換気を繰り返すというものです。新築時の家の引渡し前に行うのが一般的で、家具の引き出しやタンスのドアをすべて開け、100時間ほどかけて行います。

そして、何よりの大切な対策は、まめな窓開けと換気です。有毒ガスを室内に対流させないように換気をまめに行いましょう。新しい家に入居する前には、ベイクアウトを行うか、できるだけ換気をしておくこと。また、入居後も、ホルムアルデヒドの濃度が下がるまでは積極的に窓開け、換気を行うことが大切です。
換気や結露、カビやダニ等を防止してくれる24時間換気システムの導入なども、重要な対策になるでしょう。

山梨の住宅工務店としてアドバイスできること

山梨は自然が多く、空気も本当にきれいです。これは、日頃は意識していなくても、出張で東京などに行くとすぐに実感します。山梨県でよかったな、と思う瞬間です。

そのため、アトピー性皮膚炎などだけに限らず、シックハウスなど、健康上の不安が多い人の中には、わざわざ都会から山梨県内に引っ越して来られる人も多いのです。老舗工務店だからと、そういう土地柄の相談などを受けることもしばしばあります。

まず、お断りしておきたいのは、私たちはあくまでも工務店ですから、健康上のアドバイスはできないということです。ただ、老舗工務店として、木材の特徴を生かし、日本建築の良さをフルに発揮した住宅を建てることはできます。

それに、私たちは、なんでも「できますよ」と安易に言うことはしたくありません。家を建ててほしいと思うあまり、お客様を裏切って、「山梨は空気がきれいですから、安心してください。早くお家を建てましょうよ」というような、乱暴なことはしたくないのです。

その上で、私たち、工務店に出来ることは、たとえば、川の近くにお家を建てるときは、こういう間取りにして、こちらで家族が涼しく過ごせるようにしましょう、とか、こちら向きの風が吹く季節のことを考えて、窓の大きさはこれくらいにしましょう、というようなアドバイスです。

これを読まれるお客様が家を建てようと思うとき、そんな当たり前の工務店をパートナーに選ばれることをお祈りします。

山梨県内でトップクラスの年間施工実績をもつ私たちトップホームズは、住まいの専門家として、お客様が幸せに暮らせる住宅を必ずご提供してまいります。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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山梨県で土地を探し、土地を選ぶための重要ポイント


家を建てたいと思ったとき、重要なのがその家を建てる土地を探すことです。
どんなに良い家を建てることができても、地盤が悪かったり環境等に問題があったら問題外。せっかく建てた家も台なしになってしまいます。
でも土地を探す、土地を選ぶときにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。
ここでは、土地探しの重要なポイントをご紹介していきましょう。

山梨での土地探し、土地選びで大切な心得とは

まず、あなたはどんな場所で暮らしたいと思われるでしょうか。こういったイメージをきちんともつことは、とても大切です。
土地を探す際に大切なポイントは、大きく4つ挙げられます。

土地探し、土地選びの大切な心得

  • 住みたい場所を幅広く探しましょう
  • 周辺の環境にも注意しましょう

どんな場所が良いか、住みたいと思う地域はどこかというイメージをかためましょう。
土地には限りがあります。自分の理想の場所とは、めったに出会えません。
自分の理想通りの完璧な家を建てるのはなかなか難しいものです。自分が思う理想の家を、幅広い選択肢の中から探しましょう。
また、土地選びと同時に、周辺の環境についても気を配りましょう。周囲の環境によっては、人生を左右する住まい選びで失敗してしまうかもしれません。

山梨での土地選びの重要なポイントとは

イメージを確認したら、いよいよ実際の土地選びです。どんな家を建てることができる土地かということを見ていきます。
ここでは、イメージに合う土地の地盤の状態、法的条件などを確かめていきます。
この土地選びにおいて重要なポイントは大きく4つあります。

土地選びの重要ポイント

  • 土地の法的条件
  • 現地調査
  • 地盤調査
  • 建築条件
  1. 土地の法的条件
    あなたが気に入ったその土地について調べていきます。建てることができる建物には、必ず制限があります。どんな家でも建てていいわけではありません。

    • 建ぺい率
    • 高さの制限

    といったことが土地によって定められています。
    土地を購入する上でも、安全性等を考慮した多くの法的な条件が定められているので、それによって、建てられる家自体に限りがあるのです。

  2. 現地調査
    希望の土地が見つかったら、まずは現地を訪れて周辺環境や雰囲気をチェックします。周辺の施設や様子を確認して、自分にとって生活しやすい土地かどうかを考えましょう。
    この際、役所を訪れて法的規制などについても調べておくといいでしょう。
    すでに所有されている敷地の場合は、その面積や隣との境界などを敷地調査の専門家に依頼して確認しましょう。
  3. 地盤調査
    地盤調査とは、地盤の歪みがないか、その固さや、地下水までの距離等を調査するものです。建物の重さによって地盤沈下を起こすこともあり得ます。何年後かに家が地盤沈下で潰れてしまうという悲劇が起こりかねませんので、この調査も大事です。場合によっては、地盤の基礎形状を変えることも考えなくてはならなくなります。
    家づくりをする際には必ず地盤をセットにして考える、ということを覚えておきましょう。
    トップホームズのお客様の中では、土地の地盤が悪い、予算内で希望する家ができるか、不安をお持ちのお客様に、檜柱を使った地震に強い家をご提供したこともあります(地盤に不安をもっておられたお客様の声はこちらをご覧ください)。弊社社長の外川は、YBS山梨放送の特別番組にも出演し(リンク先は動画になり音が出ますのでご注意ください)、住宅の防災・耐震性についても確かな知識をもった専門家でもあります。

    地盤の調査自体は、

    • 住宅メーカー
    • 工務店
    • 設計事務所

    を通して、地盤解析や地盤保証の専門家や専門企業に依頼するのが一般的です。自分で調査作業などを行う必要はありませんが、地盤の状態によっても、調査費用がかかることがありますので、覚えておきましょう。

  4. 建築条件
    「建築条件付」とは、工事の請負契約について条件が付いている土地をいいます。
    土地売買契約とは別に、指定された工事業者と工事請負契約を結ぶことになっているものです。
    このような土地を購入する場合は、売買と工事請負を同時に契約するのではなく、住まいの計画内容をかためてから工事請負契約をするようにしましょう。

その他の重要なポイント

その他、選定ポイントについてもご紹介しておきす。こまごましたことと思われるかもしれませんが、そこで生活をしていくためには重要なポイントです。「住めば都」などという言葉もありますが、やはり、きちんと納得できる土地に家を建ててほしいと思います。

その他の重要ポイント

  • 日当たりや風通し
  • 住宅前の道路幅
  • 周辺の環境や施設の有無
  • ゴミ置き場の環境や位置
  • 近隣との距離や隣家との窓の位置

洗濯等をする上で、日当たりが悪いといったことは重大な問題になります。日当たりがよい場所か、風通しがよいかなどは必ず確認しましょう。
また、住居前の道路は、基本的に家の前の道路幅を必ず4m以上を確保しなくてはいけません。もし道路幅が4m以内だったら、道路の中心から敷地内までの間に2mの距離をとらなければならないということを覚えておきましょう。
北側斜線・道路斜線などについてはこちらの記事で説明したいます。
隣接する住居に関しても、「境界杭」というものが存在しています。自分の土地がどこからどこまでかということを明確に把握する必要があります。
ゴミ置き場なども家からどのくらいの距離になるかということを確認しておくとよいでしょう。

業者さんだけに頼らず、ぜひ工務店にもご相談ください!

一生に一度きりだから、いい土地を探したい。でも、どんな風に土地を探したらいいのか、わからないという方も多いと思います。ここに紹介したことをひとつひとつ自分で確認していくのは具体的にどうすればいいのか、と途方に暮れてしまう方がほとんどではないでしょうか。

だからといって、不動産業者に任せてしまうのは少々危険です。あまたある不動産業者の中には、「悪い土地を高く売るプロ」のような人もいるのです。

住宅を建てる土地は家族が長年幸せに暮らしていくための土地ですから、慎重に選ぶ必要があります。

土地の価格は、値引き交渉をする余地があります。
でも、交渉をおそれる必要はありません。交渉や契約は、建築プランを建てた建築士が宅地建物取引主任者も兼任している工務店に任せましょう。値引き交渉の役目も、工務店の建築士が引き受けてくれるはずです。
私たちトップホームズでは、社長の外川はもちろん、お客様の窓口を担当する営業マンは設計ができる一級建築士または二級建築士です
詳しくは「土地の良し悪しを見分け、工務店のプロと一緒に土地を選ぶ方法」をご覧ください。

土地選びに関するお客様の相談もお請けします。過去には、最悪な土地に決めようとしているお客様がに私たちがアドバイスして、間一髪間に合ったこともありました。

医療の分野では、一人のお医者様の意見だけで治療方針を決めてしまうのではなく、別のお医者様の意見(第二の意見:セカンドオピニオン)を聞くことがとても重要です。
土地探しでも、セカンドオピニオンが大切なのです。

ぜひ、お気軽に相談してください。宮大工として160年以上にわたってこの地で建築に携わってきた蓄積した、私たちの様々な智恵、そしてノウハウを喜んで提供いたします。

ぜひ、こちらの無料相談お申込みページから、ご相談をご予約ください。もちろん相談は無料で、納得できるまで何度でもできます。

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工務店の「値引き」と「安くする智恵」の大きな違い


あなたがお世話になろうとしている住宅工務店さんは「値引き」をしてくれますか。弊社社長の外川秀之の著書にも書かれていますが「値引き」については慎重に考えなければなりません。もちろん住宅を建てようとする人にとって、値引きされることはうれしいことのように思えます。だれでも、同じ品質のものであれば、より安く買いたいと思うからです。しかし「値引き」にはこんな危険性もあることを知っておいて欲しいと思います。

工務店が値引きした住宅価格の危険性

  1. より安い建築資材や設備で済ませる必要がある
  2. 職人さんにしわ寄せがいき、工事を手抜きしたり、短時間で終わらせようとしてしまう(実際に許せない手抜き工事でこまったご家族を知っています)
  3. 簡単に値引きできるということは、元から余分な利益をふっかけている可能性がある
  4. 家が完成してからもいざというときのメンテナンスなど、長年のつきあいが始まるはずなのに、その工務店が経営状況の悪化で倒産してしまうかもしれない

トップホームズでは、値引きはしません。その代わり「住宅価格を安くする智恵」をお施主様に提供しています。

具体的には、次のようなことで「同じ品質ならどこよりも安く」ということを実現しています。

トップホームズならではの「住宅価格を安くする智恵」

  1. 山梨県随一の老舗工務店、宮大工の五代目として160年以上に渡って培ってきた智恵と経験がある
  2. 実際に社長が一級建築士であり、棟梁としても活躍していたため、お金をかけるべきところとかけなくて安く抑えられるところをプロの視点でアドバイスできる
  3. おかげさまで多くの住宅を建てさせていただき、木材をはじめとする資材や設備などをまとめてより安く仕入れることが可能になる
  4. 全国トップレベル(4年連続全国1位)の営業効率を誇る効率的営業で、余計なお金を極力かけない経営方針を貫いている
  5. お施主様に無理をしていただきたくないため、売上を追求しない企業の方針にしている

高い家を建てることも素晴らしいことかもしれませんが、やはり今後、ご家族が本当に幸せに暮らしていくためには、無理な資金計画は禁物です

ぜひ、あなた様ご自身とご家族の幸せが続くために、「値引き」を求めるのではなく、「安く建てるための智恵」を求めるようにしてください。
こちらの記事も参考にしてください。→「幸せになれる家」を任せられる工務店や営業マンの見分け方

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資料請求のコツ、頼れる工務店を選ぶコツとは?

家づくりをご検討中の皆様は、どのように工務店を頼ればいいか、ご存じでしょうか?
家の購入は、人生に一度あるかないか、何度も家を購入することはあまりありません。誰もが初心者で、どのように工務店を選んだらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、工務店選びをする上でのポイントについてご紹介していきましょう。

工務店への上手な資料請求のコツとは

家づくりをする上での第一歩は、あなたがお住まいの山梨の工務店から資料を取り寄せることから始まります。
住宅メーカーや工務店等、企業によって使用している木の材質の素材は、住まいを作る地域によって異なります。
そこで、まず行うべきことは、その地域や地元にどのような工務店や住宅メーカーがあるのかを把握することです。そのために、資料請求の仕方を覚えることが大切になってきます。
下記のような方法で資料請求を行いましょう。

資料請求のポイント

  1. 地元の良く知る工務店は、積極的に資料請求を行う
  2. サイトを活用した一括資料請求
  3. 住宅会社各社から届いた資料を元に絞り込む
  4. その中から自分が求めている住まいに適合する工務店をチョイス

このように、自分の目的にあった住まいが建てられると感じられる工務店を選定していきましょう。
いきなりあちらこちらの工務店を調べ、一つずつ探していく以外にも、工務店を一括管理しているwebサイトにアクセスして、そこで工務店の資料を一度に資料請求することもできます。
こうして、その中から自分に合った工務店を絞り込んでいきましょう。
私たちトップホームズの資料は、こちらのページから資料を請求することができます。資料と合わせて、小冊子『【新築】人生で一番高い買い物の選び方 ~あの会社は有名だから安心…と思っているアナタへ 既に、住宅ローン難民の予備軍です~』(土地探し情報センター)、小冊子『【完全攻略本】プロが教える失敗しない土地の選び方・探し方~土地を買う前に知らないといけないポイント、すべて公開~』(土地探し情報センター)、外川 秀之著「『家族が幸せになれる家』をつくろう!」(現代書林)、外川 秀之著「1000人の夢をかなえた『幸せになる家づくりの法則』」(エル書房)などをプレゼントいたします。

頼れる工務店を選ぶコツとは

でも、資料を請求して、その工務店が本当に信頼できるかどうか、何を基準に判断すればいいでしょうか。
資料を見ただけではその工務店の良さはよくわからないかもしれません。
工務店を選定する上で重要なポイントを抑えていきましょう。

工務店選びの見極めるポイント

  1. きちんとした実績のある工務店であること
  2. その工務店で家を建てた人の声が充実していること
  3. 押し売り、強引な営業をしないこと
  4. 買う買わないにしても、必ず顧客のニーズに合わせたプランを提供してくれること

残念ながら、あまり名が通っていない工務店の中には、契約だけをとって、施工を下請け業者に流してしまうようなところも存在します。自社設計・自社施工が大切なのは、そこがきちんとした責任が負える工務店であるかどうかを示しているからです。皆様が家を建てようと思っている地域に、その工務店が建てた家が存在するかどうかも、その工務店が信頼できるかどうかを判断できるポイントになります。

これだけは絶対に!

工務店や住宅メーカーは多種多様です。それを選ぶ上で重要なことは、契約したい会社の情報を複数集め、比較しながら選定していくことです。

近年はネットの普及により、各工務店や企業のインターネットで見られる情報のみで判断してしまいがちですが、ネットのみの情報量では、家を建てるための情報が不足していて、工務店選びに失敗してしまうかもしれません。
正しい情報を引き出し、収集するためには、相見積もりは欠かせません。
家を作るには様々な費用がかかります。
どこにどれほどの費用がかかるのか、一般の方が値段のその高低をはかることは困難です。だからこそ、初期段階で相見積もりをとる必要があります。
1社目と2社目以降の費用でどれほどの差が出るのかを比較し、値段を下げる交渉ができることもあります。場合によっては、その金額差が100万円を超えることも少なくありません。ただし、安ければいいというわけではありません。安いことには必ず理由があるからです。それが納得のいく理由でなければ、材料費や人件費、工程などに問題がある工務店である可能性もあります。そんな工務店を見つけるためにも、相見積もりはぜひとったほうがいいでしょう。
気になる工務店を複数選定し、比較しながら、工務店選びを行うことはとても大切です。
いい工務店は、社員と話しただけでもそれとわかるものです。ぜひ「社員と話せば一発でわかる「いい工務店の見分け方」」を参考にしてください。

資料請求のコツ、頼れる工務店を選ぶコツとは?まとめ

初めての家作りにおける工務店の選定は、わからないことばかりかもしれません。
だからこそ、ここに紹介したような方法で工務店の情報を集めることから始めましょう。
大手の住宅メーカーや地域密着で経営している工務店など、家づくりを手がけている会社は多数あります。しっかり自分に見合った家を作ってもらえる工務店を調べ、その中から選定していくことが大切です。
しっかり一つ一つの企業を比較しながら、その良し悪しを見つけていくことで、よりよい家づくりに近づけることができるでしょう。

宮大工だけに伝えられた智恵をご提供する山梨県の工務店トップホームズ


トップホームズの創業は、黒船が来航し、坂本龍馬が日本を変えようと活躍していた時代、安政元年(1854年)にさかのぼります。
初代:外川藤助(とがわ とうすけ)はトップホームズの伝統技術の元を築き、多数の施工建物を残しています。現代はその五代目、山梨県を代表する老舗工務店です。
一生に一度の家づくりを考えていらっしゃる多くの皆様に、宮大工の心と技術、智恵を安く提供するために、本格的に住宅工務店としての事業を開始した結果、おかげさまで、多くのご家族からご支持をいただくことができました。

宮大工とは、主に神社や仏閣といった伝統建築を手がける職人のことです。神社や仏閣を「お宮さん」と呼んでいたことから宮大工と呼ばれるようになりました。宮大工の中には、大工の人間国宝といわれる文化財保存技術者がたくさんいます。大工の中でも、それほど腕の良い方が多いのが宮大工なのです。
宮大工は木組みの技術を習得しているプロフェッショナルですから、使用する木材をすべて手作業で加工します。道具類もすべて職人自身が作るのです。また、宮大工は一人前と呼ばれるまでに普通の大工よりもずっと長くかかります。家の隅々の構造まで把握している宮大工は、家の問題や改修工事など安心して長く付き合っていける大工さんになるでしょう。

トップホームズの家づくりには、宮大工だけに伝えられてきた無数の智恵があります。実際に建築のプロ中のプロからみて、現在主流になっている住宅工務店業界の常識の誤りをいくつも塗り替えて、子育て世代の家づくりに貢献していく――それがトップホームズなのです。

山梨のいい家は”五感”で選ぼう

良い一戸建ては
家づくりは一生に一度の大きな買い物です。
これから長い間付き合っていく良い家にめぐりあうために、大切なことは何でしょうか。

住み手の将来を考えてくれる工務店を選びましょう

大切な新築一戸建てを建ててもらうために、誰しも工務店を選ぶのには慎重になることと思います。
では、どんな住宅メーカーを選ぶべきなのでしょうか。
大事なことは、あなたの将来にわたる満足や幸せを真剣に考えてくれる住宅工務店を選ぶことです。

たとえば、新築住宅の耐震性について説明をしてもらったときのことを考えてみましょう。
このとき、当たり前のことを特別優れているかのような印象を与える説明をする住宅メーカーと、問題が起きる可能性をきちんと伝え、判断や選択の機会を与えてくれる住宅メーカーがあったとしましょう。
どちらの住宅工務店が親身になってくれているかは、明白ですね。
家を建てる側は、知識がないからこそ、様々な不安をもっています。知識不足をいいことに一方的に性能をアピールするよりも、こちらの不安に理解を示したうえで、選択肢を提示してくれるハウスメーカーであれば、将来にわたる満足や幸せを真剣に考えてくれていると言えるでしょう。

一生に一度の買い物である新築一戸建てを建てることになれば、自分たちの夢を実現できるチャンスとして、きっと様々なこだわりが出てくることと思います。
ところが、一戸建てを建ててしまってから、「しまった!」と後悔することも多々あります。せっかくのこだわりも、住み続けるうちに、使いやすさ、メンテナンスのしやすさ、維持費など、必ず何らかの副作用があることがわかり、不満という形になってしまうかもしれません。
私たちトップホームズは、プロフェッショナルとして、様々なこだわりにどのようなメリットとデメリットがあるかということを熟知しています。山梨県で何百軒ものお施主様の家を建てているトップホームズは、経験と知恵を蓄積しているのです。
あなたがこだわることについて、そのメリットだけに同調して、希望した通りに動く住宅メーカーよりも、デメリットの面もちゃんと説明したうえで選択肢を提案してくれる住宅メーカーのほうが、お施主様の将来をきちんと考えていると言えるのではないでしょうか。

工務店の見学会に参加して、新築住宅を”五感”で感じとってみましょう

住宅工務店を見きわめるひとつの方法は、モデルハウスなどの見学会に参加することです。

その工務店の雰囲気をよく知ることができますし、もちろん、その工務店が建てた新築住宅の実物を見られるのですから、自分が建てようと思っている新築住宅とは違っても、様々なことが参考になることと思います。まさにその新築住宅の温度を感じ、肌で感じられる非常に良い機会なのです。視覚はもちろん、肌ざわり、音の響き方など、五感をフルに使って、家そのものを感じとってください。

そして工務店の見学会には、ぜひ一度だけではなく、いろいろな見学会に積極的に参加するのがポイントです。

契約するまでは見学会に通ったけど、建ててもらう工務店を決めた後はあまり行かなくなった、というのでは、良い家づくりをする上で大事な機会を逃してしまっています。

工務店の見学会は、間取りを打ち合わせるための絶好の機会でもあり、照明の種類や建具・クロスの色や柄、床の材質など、ディテールにこだわってインテリアのヒントをたくさん見つけることができます。
また、すでに着工している場合なら、家の広さを感覚的に確認したり、カーテンや家電などを買いそろえるための参考になるのです。
進捗状況ごとに様々なことを再発見できるのが、工務店の見学会の最大のメリットです。

ぜひ見学会に参加し、住宅メーカーの人間と直接会うことで、住宅工務店の良し悪しを見きわめるとともに、その住宅工務店が建てた新築住宅を五感で感じてみてください。その際は、見学会でチェックすべきことという記事をぜひ参考にしてください。

山梨全域、甲府市、大月市、富士吉田市、都留市、甲斐市、南アルプス市、中央市、北杜市、韮崎市、笛吹市、南部町、昭和町、長野県富士見以外の地域にお住まいの方は、都道府県別工務店住宅見学会カレンダーというWebサイトで、全国の住宅見学会の開催情報を探すことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、私たちトップホームズの見学会はこちらでご案内しております。皆様のご来場をお待ちしております。

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もう困らない!工務店の営業マンの断り方

もう困らない!工務店の営業マンの断り方

新築一戸建てを建てることは人生に一度の大切なイベントですから、工務店やハウスメーカー1社の話を聞いただけで、すぐに決めてしまうことはまずないでしょう。何社かと様々な話をした上で、本当に建てたい家の姿が見えてきて、いよいよ契約する会社が決まってきたとき、それまで相談に乗ってくれた他社の営業マンに何と言って断ればいいのか、と悩んでいらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
本来、工務店の営業マンに断りを告げることには何の問題もありません。それでも、これまでに骨を折ってくれたことを考えると、なかなかきっぱりと断ることができない、という気持ちが芽生えてしまうのはしかたのないことかもしれませんね。
ここでは、そんな方のために、工務店の営業マンに断るときのアドバイスをさせていただきます。

工務店の営業マンの断り方

営業マンに断りを告げる場合には、基本的に毅然とした態度で行うことが大切です。

今はまだ検討中なので、またにしてください
予算がオーバーしそうなので悩んでいます
他社からの提案もちょっと気になるので、もう少し待ってください

このようなあいまいな断り方では、まだ脈があると思われて売り込みが続き、余計に断りにくくなってしまったり、後々まであとを引いてしまうことになりかねません。返事を長引かせると、双方にとってただ無駄な手間がかかってしまうことになります。

毅然とした断り方とは、はっきりと「他社と契約した」と告げることです。他社と契約したとはっきり言えば、どんなにしつこい営業マンでもあきらめてくれます。自分の心は決まっているということをきちんと伝えましょう。
「当社ではなぜ駄目だったのか」と聞かれてしまう場合もあるかもしれません。そのようなときは、金額などの明確な理由をはっきり伝えましょう。

伝える手段としては、電話で何の問題もありません。わざわざ会って告げることは時間の無駄であるとも言えます。電話は苦手な方はFAXでもいいと思います。
「今までのアドバイスには心から感謝していますが、諸般の事情で地元工務店と契約することになりました。どうもありがとうございました」
というFAXを送ったら、その後のアプローチはなくなった、という人もいます。

工務店の営業を毅然と断ることができない方へ

毅然と断ること、と言われても、それができたらそもそも悩むこともない、と思う方もいるかもしれません。なかなか毅然とした態度をとることができないから、断れないとも言えるのです。

  • 面と向かって断れない。断りは電話がいいのか、会って話したほうがいいのか。何と説明しようか、どういう言い方をすれば嫌な感じを与えないか、などと考えてしまってなかなか連絡できない……。
  • もうすでに腹は決まっているのに、まだ決まってないと嘘をついてしまった……。
  • 電話で断ったつもりなのに、逆に、お会いしてお話ししたいとしつこくされて、つい会ってしまうと、営業トークを駆使してこちらの不満を言いくるめようとしてくる。貴重な休日にそんなやりとりをするのが精神的にも苦痛……。
  • いっそのこと、電話を無視してしまおうかとも思うけど、それもまた社会人としては非常識な行動かと悩んでしまう……。

このような思いで悩まれている方は、たくさんいます。
それまでは良好な関係だったことから、相手を傷つけてしまうのではないか、断ってもしつこくされるのではないか、と小さな恐怖を抱いてしまうことは、どんな方にでもあるのではないでしょうか。

実際には、どんな営業マンでも100%成約というわけにはいきません。つまり断られることにも慣れているのです。断られたその場では落胆するかもしれませんが、くるりと背を向けた途端にもう次のお客様のことを考えています。過度に感情移入する必要はありません。

ここで、いくつか断り方のポイントを紹介します。

  • 見積り前に断る
    たいていの場合、営業マンは見積りの提出に2日ほどの時間をかけます。実際に見積りを作成する仕事は、設計担当などが行っていることが多く、無理なスケジュールをねじ込んだりしていますので、それを断ることによって、その営業マンの肩身が狭くなってしまうことも考えられます。
    そういったことまで気を回してしまうような方は、まず金額以外の各社の提案を特色で選び、絞り込んでから見積りを依頼するといいかもしれません。
    ちなみに通常の工務店では、営業・設計・施工の担当者が別々で、営業マンが設計や現場の詳しい説明までできるケースはあまりありません。トップホームズの場合は、営業を担当している社長が165年間の宮大工の遺伝子を受け継ぐ大工の経験者であり、家一軒を自分の力で建てられるだけの実力をつけた、そして、設計ができる一級建築士または二級建築士ですので、そういった心配は不要です。(「現場を知る建築士が新築一戸建てをサポートします」というページをお読みください)
  • 本当の理由をすべて言う
    各社がまったく同じプランを提案しているわけではありません。その中の1社に決めるには、金額をはじめとして様々な理由があるはずです。それをはっきりと伝える断り方が誠実です。
    もちろん、誠意をこめて丁寧に断るべきですが、正直に本当の理由を伝えなければ誠意は伝わらないと思います。断ったからといって、何も問題はありません。
  • その会社の良かったところを評価し、他社が良かったところもきちんと伝える
    断られたとしても、今までの対応や提案のどこがよかったか、他社のものと比べて正直どうだったのかという本音を教えてあげることによって、その営業マンにとってプラスになります。他社のほうが優れているとした点について、弁明をする営業マンもいるかもしれませんが、そんなときは、「これからはそう感じさせないような説明を工夫されてはどうですか?」とかわしましょう。
  • 断る理由について逆提案されたら
    他社の提案した金額を理由に断ったら、逆に「安くする」「勉強する」と言われることもあるかもしれません。
    そんなときには、「そうやって値段を叩くことをするつもりはありません」と言いましょう。
    同様に、他社の提案などについて「うちも同じデザインにする」といった提案をされた場合にも、「そういうことをするつもりもありません。逆にそうされたら嫌ですよね」と言いましょう。

工務店の営業の理想的な断り方とは

理想的な営業マンへの断り方とは、ただ単に断るのではなく、真摯な態度で相手に対する感謝と評価を表明し、これ以上、物理的に時間をとることはできないことをきちんと伝えることです。
こうした断り方をすると、営業マンはそれ以上食い下がることができなくなってしまいます。

「あなたの提案に興味をもちましたし、素晴らしいと思いました。それに、これまでのあなたの行動と熱意にはとても感謝しています。でも、他社の提案も受ける中で慎重に検討した結果、今は、貴社の提案よりも他社の提案のほうに興味をもっています。ですから、私の時間は他社との話を進めることに使いたいと思っているので、今後はあなたとの話に時間を使う余裕がなくなってしまいました。もし、あなたの提案をもう一度検討することがあれば、必ずこちらから連絡をします。今まで本当にありがとうございました」

相手を傷つけるのではないか、断ってもしつこくされるのではないかという小さな恐怖を、真摯な感謝と評価の言葉で包んでしまうのです。こういった言い方をすれば、相手を傷つけることはありません。

また、もし金額的に見合わなかったのであれば、

「あなたの対応には大変満足しています。どうもありがとうございました。しかし、貴社の提案ではコスト面であきらめざるを得ませんでした。大変残念です。あなたに完成までお手伝いしていただきたかった」

といった趣旨でお断りの意思を伝えるといいでしょう。

しつこい工務店の営業マンには、上司に報告するための”理由”を伝えてあげる

有能な営業マンであれば、他にもたくさんの見込み客がいますから、見込みが薄いと判断すれば、すぐに営業先リストから外すでしょう。
多くの営業マンは、上司の指示ありきで動いているのが現実です。優秀でない営業マンは、上司から盛んにハッパをかけられていて、だからなんとしても受注をとろうとしてきます。そういう営業マンは見込みがありそうかなさそうかということに関係なく、積極的にアプローチせざるを得ない状況にあります。
もしかしたら、その営業マン自身、見込みの薄い顧客へのアプローチをやめたいと思っているかもしれません。そんな場合に必要なのは、上司に報告するための「アプローチを中断するための理由」です。
上司が聞いて納得する理由、例えば「すでに他社と契約した」ということを伝えることができれば、その営業マンはプレッシャーから逃れることができ、アプローチを止めることができるようになります。

工務店営業マンの「最後の提案」を聞いてあげるという方法も

営業マンに対して断りを告げることに何も問題はありませんが、それでも、断られてうれしい営業マンはいません。しかし、営業の仕事というのは、それも当たり前と思わなければとても務まらない仕事です。

もし、今まで良くしてくれた営業マンに対して、一方的に断りを入れることがためらわれるような場合は、たとえばコスト面での調整を相談してみるというように、営業マンとしての「最後の提案」の機会を与えてみてはいかがでしょうか。
営業マン側からすると、それによって自分の活動が認められていることを認識できますし、それが受け入れられるかどうかによって、あきらめをつけることができます。
一種の「引き際」として、最後のチャンスを作ってあげても良いのではないでしょうか。

まとめ ~工務店営業マンをはっきり断ることもやさしさです

できあがった家にガッカリしないための営業マンとの付き合い方」という記事にも書きましたが、誠意のある工務店なら、話を進めるうちに、ちゃんと「断りやすい状況」をつくってくれるはずです。
「決断されるのはお客様です。納得されるまで、ゆっくりと考えてください」
そんなふうに申し出てくれる工務店なら、付き合いやすいですよね。
信頼できる工務店の見抜き方については、「営業マンの「本音」を見抜き、いい工務店を見分ける方法」もぜひ参考になさってください。

工務店の営業マンによっては、断りを告げたときにその人の”本性”が垣間見えてしまうこともあります。それまで良くしてくれた営業マンなのに、断った後に、この人の会社で建てなくて本当によかったと思うようなことを言われた、という人もいるのです。そんなこともありますので、断るときには、しっかりとした心構えが必要です。

しかし、営業マンにとっては断られるのも仕事のうちです。断ることには何の問題もありません。はっきり断ることは一種のやさしさと言えるでしょう。
内容をじっくり検討して決めた結論なのですから、何も恥ずかしいことはありません。
今回は縁がなかったものと考え、良い家を建てるためのひとつの試練だと割り切って、考えすぎずに営業マンに接してください。

なお、山梨県で豊富な施工実績をもち、多くのお施主様から「建ててよかった」とのお言葉を頂戴している私たちトップホームズでは、しつこく営業を続けることは厳に戒めています。つねにお客様のことを考え、最善のご提案をさせていただきますが、そのようなことが不要の際は、いつでも気軽におっしゃってください。他の工務店を悪く言うつもりはありません。私どもは私どもの信じる良心に従って、正直に家を建てていくだけです。その結果が、全国トップクラスの年間60~70棟という実績につながっているのだと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
家づくりに役立つ記事を他にも掲載しておりますので、ぜひ下のリストからお読みください。

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