お家を建てるすべてのご家族に幸せになってほしい
私たちトップホームズでは、必ずしも絶対にトップホームズで家を建ててもらうことを目指してはいません。こういうと不思議な顔をされる人も多いのですが、これは本当のことなのです。
私たちは、多くのご家族にいい家で幸せに暮らしていただきたいと思っています。そして、この美しい山梨がより住みやすい、笑顔にあふれる地域となっていけばいいと思っています。
ですから、これから注文住宅を建てようとしているどんなご家族にも、そして、現在、すでに他の工務店さんに依頼し着工している人にも、住宅のことならいつでも無料でアドバイスさせていただいています。それが私たちのルールですし、山梨で老舗工務店として古くから建築に携わっている私たちの使命でもあるのです。
たとえば、もし、あなたが自宅の玄関を出たときに目の前に迷子の子供がいたら、きっと声をかけたり、一緒にお母さんやお父さんを探してあげることでしょう。
もし、あなたがお医者様で、病気で苦しんでいる人がいたら迷わず手を貸すでしょう。その人がお金を払ってくれないからといって見捨てることはしないでしょう。なんとか、自分が持つ知恵や技術で、より多くの人の役に立ちたいと考えるでしょう。
だれかが困っているときに助けたくなるのは、人間の本来持っている感情です。
私たちが注文住宅を建てる人に無料でアドバイスさせていただくのは、そういう、ごく自然な思いからでもあるのです。
そして、注文住宅を建てるすべてのご家族に、末永く幸せになってほしいと、人生をすばらしいものにしてほしいという思いがあるのです。
老舗工務店としての使命と願い
私たちが家づくりのアドバイスを求められれば、いつでも喜んでアドバイスさせていただくのには、もう一つの理由があります。
じつは、私たちが老舗工務店として備えている知恵や技術は、私たちだけのものではないという思いがあるのです。宮大工として先祖代々の知恵や技術力を受け継いでいます。そのおかげで、安くても丈夫で立派な家が建てられるのです。その知恵や技術力に感謝するだけではなく、多くの人のために使わせていただいているだけなのです。
宮大工の知恵を在来工法として現代にあった形で注文住宅建築に生かす。老舗工務店の使命であり、喜びです。
ですから、その知恵を、より多くの人に使っていただけるのでしたら、無料ででもアドバイスさせていただかなければいけないと考えているのです。それが先人の知恵に感謝を示すことになると思っています。その心があるおかげで、私たちは、喜びという報酬をいただくことができます。
住宅工務店もセカンドオピニオンの時代
医療の世界でもセカンドオピニオン、つまり第二のお医者様の意見を参考にするということがごく普通のことになってきました。
住宅工務店の業界も、一生に一度のお買い物をしていただくわけですから、セカンドオピニオンが必要な時代になってきていると思っています。
住宅工務店に求められるセカンドオピニオンの意味は、客観性にあると思います。つまり、どうしても家を売りたい、家を建ててほしいという工務店の営業マンが、万が一自分の工務店にとって都合のいいことばかりを言って、施主であるご家族様にとってマイナスの部分を隠していたら恐ろしいことでしょう。
そんなときこそ、セカンドオピニオンを求められた私たちの出番です。そういったマイナス部分に気づいて、客観的な意見が言えなければなりません。
ぜひ、工務店選びや住宅の建築についてのセカンドオピニオンが必要なときは、ご相談いただければと思います。
家を建てている人へのアドバイスの具体的方法
ただし、よほどのケースでなければ他の工務店さんへの非難や攻撃はいたしません。私たちは影の存在としてあくまでも施主であるご家族にアドバイスします。
たとえば「こういう質問をしてみてはいかがでしょうか?」「こういう風に要望を伝えてはどうでしょうか?」というようにアドバイスします。
ですから、すでに住宅の建築を依頼している工務店さんとの関係が悪化する心配はありません。
注文住宅ならではの難しさ
トップホームズは在来工法で注文住宅を建てている工務店です。1棟1棟、それぞれのご家族のご要望を伺ってから、予算を抑えながら家族が長年安心して幸せに生活できる住宅を作っています。そのため、それぞれのお家の形は違います。つまり、同じ家はありません。毎回設計図が違います。
大量生産の品物を売っているわけではありません。ですから、下手をすれば手抜きだってできるわけです。
そのため、お友達が建てた注文住宅がよかったからといって、自分が要望して建てた注文住宅の品質に問題がないとは限りません。ですから、そういうときにセカンドオピニオンとして、私たちにご相談いただければ、時間の許す範囲の中で、できるだけのことをさせていただきたいと考えています。
ちなみに私たちが職人さんの定着率を大事にしているのは、品質を高いレベルに維持し続けて、万が一の問題も起こさないようにするためです。
住宅建築のアドバイスが無料でできるのはなぜ?
他の工務店がほとんどやってくれない住宅建築への無料のアドバイスができるのはなぜでしょうか。もしかしたら、無料だと言いながら、注文住宅の契約を強引に迫ってくるのではないか、と疑う人もいらっしゃると思います。
私たちは押し売りのようなことまでして、家を建ててほしいと思ったことはありませんし、これからもそのような押し売りまがいのことは絶対にしません。
押し売りする必要がない理由をあえてあげるとしたら、1つは、多くのご家族に支持していただいてるということです。おかげさまで山梨地域の工務店として年間50棟以上の住宅を建てさせていただいている当社ですが、ありがたいことにそのうちの多くが、当社で家を建ててくださったお客様からのご紹介です。
もし、当社が押し売りのようなことをしていたら、そういうお客様への裏切り行為となります。信頼が第一の工務店業界。あっという間に悪い噂が広がります。
第一、押し売りをして契約をさせられたと感じているお客様は、自ら進んでご親戚やご友人などを紹介してくださるでしょうか。そう考えていただけると助かります。
住宅を押し売りしないでいいもう一つの理由
どうして安くできるのかというページにも書いたように、誤解を与えてしまうかもしれませんが、私たちの会社はおかげさまで適正な利益を上げさせていただいています。じつは、お家の建築をお願いする工務店が利益を上げているということは大切なことなのです。
たとえば、お家を契約してから工務店に施工代金を支払った後、その工務店が倒産したりする、というケースが全国で後を絶ちません。そうなると最悪泣き寝入りです。保証に加入している会社もありますから、確認が必要です。ですから、できる限り安心いただくためにご希望とあれば実際の決算書をご覧いただくこともできます。
また、利益が出せていない工務店の場合、ついつい原材料費を安くするために粗悪な資材を使ったり、工事の手を抜いたりすることが起きてしまうかもしれません。大工さんを始め、職人さんも人間です。いくら本心ではいい家を建てて喜んでもらいたいと考えていても、滞りなく工事代金が振り込まれてこなければ、そんな住宅工務店の仕事はついつい手を抜いてしまうこともあるかもしれないのです。
そして、利益が出せていない工務店の場合、営業マンがノルマを達成できないからといって、押し売りをしてしまうかもしれません。質問をしても、正しいことを教えてくれないかもしれません。
私たちにはノルマがありません。設定することがお客様の利益につながるのであれば、喜んでノルマを設定しますが、そんなことをしても絶対にだれも得しないことを知っています。
売上は無理に伸ばそうとするものではありません。それよりも品質と信頼を伸ばし、その結果として多くのお客様から注文いただけるようになって初めていただけるものなのです。
こんなことを言えるのも、今までのお客様のおかげです。本当にありがとうございます。
もちろん、どのご家族にもできることならトップホームズで家を建てていただきたいという思いがあります。それは、私たちが建てているお家に自信があるからです。
ですが、もしほかの工務店さんで建てる必要があったりする場合でも、これからもできるだけアドバイスをさせていただいたりできればと思っています。
ほかの工務店で注文住宅を建てたご家族へのアドバイス事例
以前、実際にこんなケースがありました。
あるお客様が、せっかく弊社で家をつくりたいと希望してくださったのに、どうしても他の工務店で建てていただかなければならなかったのです。
そのお客様のご希望は、まず第一に、将来的にご両親を介護する必要があるので、ご両親の近くに住むということでした。そして次に、安くていい家を建てたいとお考えでした。
品質の高い注文住宅を建てるには、何を優先するかということがとても大切です。この場合ですと、「ご両親の近くに住むこと」という第一条件をまず満たさなければなりません。
そこで土地を探すことから始めましたが、ようやく見つかった土地は、私たちではない、別な工務店との契約が条件となっていたのです。
そのご家族は、私たちに家を建ててほしいと思ってくださっていたので、大変悩んでおいででした。
そこで、私はこんなことを申し上げました。
「お客様、〇〇建設さんに、安くていい家を建ててもらいましょう。そのために、私たちは最後まで相談にのります。心配なこと、不安なことがありましたら、いつでも、何でも私たちにおっしゃってください」
そうして、他の工務店さんでの家づくりが始まったのですが、そのお客様は、着工後も何度かトップホームズまで足を運んでくださいました。
「基礎の部分がこんなふうになっているんですけど、それで大丈夫ですか?」
「断熱材はこういうのがいいと勧められたんですけど……」
私たちは、自分たちの知識をフルに使って、
「こんなふうに頼んでみるといいですよ」
「こういった材質のものを選ぶといいですよ」
という具体的なアドバイスを、お客様の家が完成するまでさせていただいたのです。
そしてそのお家が無事に完成したときには、本当に喜んでいただけました。
私たち自身が手がけてお客様の家を作り上げたときにも、もちろん毎回とても感激して、最上のうれしさを感じるのですが、そのときの私たちの喜びは、いつもとは違う形で家を建てる人の幸せに役立てたという喜びでした。
損をしているというような気持ちはまったくなく、そのような喜びを与えていただいたことで得をさせてもらったと、逆に深く感謝をしています。
注文住宅についてのセカンドオピニオンを上手に受ける方法
まず、工務店さんと契約をする前にご相談いただいた方が絶対にいいのは当然です。場合によっては新たな問題に気づいたりできるからです。注文住宅であっても契約前なら最悪取り消すこともできます。
少し親しくなった営業マンに断りにくくなった場合は、どうすればうまくことわれるか、ということも私たちはアドバイスできると思います。
次に、すでに契約してしまっている場合も、正直にそのことを私たちに教えてください。ときどき、契約してしまったことを黙っている人がいらっしゃいます。そういうときは、事実におかしい点が出てきて、本当に的確なアドバイスができません。
お一人で抱え込まず、ぜひご相談いただければと思います。
そして、最後にもう一度申し上げます。
どの工務店で注文住宅を建てる人も幸せになってください!
これが私たちの願いです。